ブラッド・スローン
ブラッド・スローン | |
---|---|
Shot Caller | |
監督 | リック・ローマン・ウォー |
脚本 | リック・ローマン・ウォー |
製作 |
ミシェル・リトヴァク ゲイリー・マイケル・ウォルターズ ジョナサン・キング リック・ローマン・ウォー |
製作総指揮 |
ジェフ・スコール ジェフリー・ストット リサ・ザンブリ マット・ローズ タッカー・トゥーリー |
出演者 |
ニコライ・コスター=ワルドー オマリ・ハードウィック (英語版) レイク・ベル ジョン・バーンサル |
音楽 | アントニオ・ピント |
撮影 | ダナ・ゴンザレス |
編集 | ミシェル・テゾーロ |
製作会社 |
ボルド・フィルムズ パーティシパント・メディア |
配給 |
アメリカ合衆国の旗 サバン・フィルムズ 日本の旗 松竹メディア事業部 |
公開 |
アメリカ合衆国の旗 2017年8月18日 日本の旗 2017年9月30日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
テンプレートを表示 |
『ブラッド・スローン』(原題: Shot Caller)は、2017年のクライム スリラー映画。原題の(Shot Caller)は刑務所でのスラングで、「リーダー」を意味する。
概要
[編集 ]「松竹エクストリームセレクション」の第三弾作品。
あらすじ
[編集 ]愛する家族に恵まれエリート人生を歩んできたジェイコブは、飲酒運転による交通事故をきっかけに16か月の刑に服すことになるが、刑務所は予想以上に過酷だった。弱い者が標的にされていく中、生き残るための戦いを余儀なくされたジェイコブは自分を鍛え上げ[1] 売られた喧嘩に勝利することで認められ、派閥のひとつに受け入れられ、自分の居場所を獲得する。グループの庇護下で身の危険が減った反面、反抗の許されないボスの命令に服従するうち、殺しにも手を染めていく。家族にはますます顔向けできなくなり、刑期は延びていく。後戻りのできない状況の中、頑なに家族との連絡を避ける一方、ギャング内で次第にのし上がっていくジェイコブ。そして10年の刑期が終わるが、檻の中からすべてのギャングを支配するボス、ビーストに、出所後は銃器の取引を仕切るよう命令され、断れば家族の安全は保証しないと言われる。出所後も不意の銃撃や、警察の執拗な捜査、仲間の裏切り、いつ訪れるか分からない家族の危険への不安など、何ひとつ好転していない状況に苛立ちを覚える。結局、取引現場で警察に逮捕され元の刑務所に逆戻りしたジェイコブは、怒り狂ったビーストに呼び出される。ビーストの前に来たジェイコブは自前の道具で手錠を外し、看守を閉じ込めると、ビーストを見据える。ビーストは、ジェイコブが自分を殺すためにわざと逮捕されここに舞い戻ったのだと悟る。ジェイコブはビーストを殺し「家族には手を出させない」と言う。終身刑となり同時に刑務所の新しいボスとなったジェイコブの元に手紙が届く。手紙には、あなたと同じ道を歩まない、前に踏み出す、母を守る、あなたを許す、息子よりという内容が書いてあった。
キャスト
[編集 ]※(注記)括弧内は日本語吹替
- ジェイコブ・"マネー"・ハーロン[2] - ニコライ・コスター=ワルドー (宮内敦士)
- エド・カッチャー - オマリ・ハードウィック (英語版)[3] (竹田雅則)
- ケイト・ハーロン - レイク・ベル [3] (ちふゆ)
- フランク "ショットガン" - ジョン・バーンサル [3] (坂詰貴之)
- ハウイ - エモリー・コーエン [3] (宮本昌輝)
- ボトルズ - ジェフリー・ドノヴァン [3] (椙本滋)
- チョッパー - エヴァン・ジョーンズ [4]
- サンチェス - ベンジャミン・ブラット [5] (荒井勇樹)
- ジェリー・"ビースト"・マニング - ホルト・マッキャラニー [6] (楠見尚己)
評価
[編集 ]本作は批評家から肯定的に評価された。多くの批評家がニコライ・コスター=ワルドーの演技を賞賛している。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesでは、23件のレビューに基づいて74%の支持率を得ており、平均得点は6.2 / 10である[7] 。
脚注
[編集 ]- ^ "犯罪映画の名手"は妥協を許さず!「ブラッド・スローン」インタビュー映像独占入手 - ライブドアニュース
- ^ Busch, Anita (April 24, 2015). "Relativity Plunks Down 3ドルM To Pick Up Bold Films’ ‘Shot Caller’ With ‘Games Of Thrones’ Actor In Lead". deadline.com. http://deadline.com/2015/04/relativity-to-pick-up-shot-caller-with-games-of-thrones-actor-in-lead-1201415782/ July 12, 2015閲覧。
- ^ a b c d e McNary, Dave (May 20, 2015). "Cannes: Lake Bell, Jon Bernthal Join Prison Drama ‘Shot Caller’". variety.com. https://variety.com/2015/film/news/lake-bell-jon-bernthal-shot-caller-cast-1201501902/ July 12, 2015閲覧。
- ^ Pedersen, Erik; D'Alessandro, Anthony (May 28, 2015). "James Buckley Joins Lonely Island Pic ‘Conner4real'; Evan Jones Set For ‘Shot Caller'; Goldenthal Lauded In Krakow". deadline.com. http://deadline.com/2015/05/james-buckley-lonely-island-conner4real-evan-jones-shot-caller-1201434226/ July 12, 2015閲覧。
- ^ Busch, Anita (May 27, 2015). "Benjamin Bratt Joins Bold Films’ ‘Shot Caller’, Netflix’s ‘Special Correspondents’". deadline.com. http://deadline.com/2015/05/benjamin-bratt-joins-shot-caller-netflix-special-correspondent-1201433006/ July 12, 2015閲覧。
- ^ Kroll, Justin (June 19, 2015). "Holt McCallany Joins Prison Thriller ‘Shot Caller’ (EXCLUSIVE)". variety.com. https://variety.com/2015/film/news/holt-mccallany-shot-caller-1201524037/ July 12, 2015閲覧。
- ^ (英語) Shot Caller , https://www.rottentomatoes.com/m/shot_caller 2017年8月29日閲覧。
外部リンク
[編集 ]- 映画『ブラッド・スローン』公式サイト (日本語)
- 松竹エクストリームセレクション (shochikuextreme) - Facebook
- ブラッド・スローン - allcinema
- Shot Caller - IMDb (英語)
この項目は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない、映画に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:映画/PJ:映画)。