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ピエルルイジ・カシラギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • ピエルイジ・カシラギ
  • ピエールルイジ・カシラーギ
ピエルルイジ・カシラギ
ラツィオ時代のカシラギ(1993年)
名前
愛称 ダイハード
ラテン文字 Pierluigi Casiraghi
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1969年03月04日) 1969年 3月4日(55歳)
出身地 モンツァ
身長 182cm
体重 78kg
選手情報
ポジション FW
ユース
イタリアの旗 モンツァ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1985-1989 イタリアの旗 モンツァ 94 (28)
1989-1993 イタリアの旗 ユヴェントス 98 (20)
1993-1998 イタリアの旗 ラツィオ 140 (41)
1998-2000 イングランドの旗 チェルシー 10 (1)
通算 342 (90)
代表歴
1988-1990 イタリアの旗 イタリア U-21 7 (1)
1991-1998 イタリアの旗 イタリア [1] 44 (13)
監督歴
2001-2003 イタリアの旗 モンツァ(ユース)
2003-2004 イタリアの旗 レニャーノ
2006-2010 イタリアの旗 イタリア U-21
2006-2010 イタリアの旗 イタリア U-20
2008 イタリアの旗 イタリア オリンピック
2014-2015 イタリアの旗 カリアリ(アシスタントコーチ)
2015-2016 カタールの旗 アル・アラビ(アシスタントコーチ)
2016-2017 イングランドの旗 バーミンガム(アシスタントコーチ)
1. 国内リーグ戦に限る。
しかくテンプレート(しかくノート しかく解説)しかくサッカー選手pj

ピエルルイジ・カシラギ(Pierluigi Casiraghi, 1969年 3月4日 - )は、イタリア出身の元サッカー選手。サッカー指導者。元イタリア代表。ポジションはFW

経歴

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子供の頃はACミランのファンで、マーク・ヘイトリーのファンであった[2] モンツァでの活躍で、1989年にユヴェントスへと移籍した。1993-94シーズン開幕を前にワールドカップへ出場するためにプレー時間を求め、ラツィオへ移籍した[2] 。1994-95シーズンからゼーマンが新監督に就任すると、攻撃的サッカーの恩恵を受けて、多くの得点を決めるようになった[2] 。同シーズンのフィオレンティーナ戦では4得点を挙げるなど、このシーズンのリーグ戦で12得点を挙げた[2] 。1995-96シーズンにも14得点を挙げた[2]

1991年2月13日、アリゴ・サッキ監督により、ベルギーとの試合に先発起用されて代表デビュー[3] 。1992年2月19日、サンマリノ戦で代表初得点を挙げた[3] 。ワールドカップ予選では4試合で2ゴールを決めた[3] 1994年ワールドカップアメリカ大会の代表に召集され、準決勝のブルガリア戦を含め、3試合に起用されたが、得点は奪えなかった[2] 1996年欧州選手権グループリーグ初戦のロシア戦で2得点を決めて勝利に貢献した[2] 。だが、第2戦のチェコ戦では、サッキが数人のメンバーの入れ替えを行い、カシラギも起用されず、2-1で敗北した。グループリーグ突破をかけて行われた、最終戦のドイツ戦、PKを獲得するなど活躍を見せるが、これをゾラが外し、イタリアは引き分けに持ち込まれ、この結果、チームはグループリーグで敗退した[4] 。その後のフランス・ワールドカップ予選では、ロシアとのプレーオフ第2戦で決勝点を挙げて本大会へとチームを導いた[5] 。ワールドカップ大会直前の4月22日に行われたパラグアイ戦でもプレーしたが、本大会のメンバーに選出されなかった。

1998-99シーズン、ジャンルカ・ヴィアリ選手兼監督が獲得を強く希望し、チェルシーへ移籍した[2] ウェストハム戦において相手GKと激突し靱帯を損傷する大怪我を負った[2] 。手術を数度行うも、怪我は回復せず、2000年にチェルシーから解雇され、31歳で現役を引退した[2] 。リハビリ期間中、ヴィアリを除き、チェルシーのチーム関係者やスタッフから容態を尋ねる電話などは1度も無かったという[2]

出典

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  1. ^ "Pier Luigi Casiraghi - Goals in International Matches" (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation. http://www.rsssf.com/miscellaneous/casiraghi-intlg.html  
  2. ^ a b c d e f g h i j k "Pierluigi Casiraghi, il centravanti che ha provato a battere anche la sfortuna". GOAL (2023年3月4日). 2023年8月8日閲覧。
  3. ^ a b c "Casiraghi National Team". 2023年8月8日閲覧。
  4. ^ "Italy pay penalty for Germany stalemate in EURO '96 Group C". UEFA. 2023年8月8日閲覧。
  5. ^ "Il primo playoff: la storia di Russia-Italia del 1997". GOAL (2017年3月18日). 2023年8月8日閲覧。
 
イタリア代表 - 出場大会

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