ヒメクビワカモメ
- العربية
- مصرى
- Kotava
- Azərbaycanca
- Български
- Brezhoneg
- Català
- Cebuano
- Čeština
- Cymraeg
- Deutsch
- English
- Esperanto
- Español
- Eesti
- Euskara
- فارسی
- Suomi
- Føroyskt
- Français
- Galego
- עברית
- Magyar
- Italiano
- ქართული
- Lietuvių
- Македонски
- Монгол
- Nederlands
- Norsk nynorsk
- Norsk bokmål
- Diné bizaad
- Polski
- Piemontèis
- Русский
- Svenska
- Українська
- Tiếng Việt
- Winaray
- 中文
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒメクビワカモメ |
---|
ヒメクビワカモメ |
保全状況評価 |
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
分類 |
属
:
ヒメクビワカモメ属 Rhodostethia
種
:
ヒメクビワカモメ R. rosea
|
学名 |
Rhodostethia rosea (MacGillivray, 1924) |
和名 |
ヒメクビワカモメ |
英名 |
Ross's Gull |
ヒメクビワカモメ(姫首輪鴎、学名:Rhodostethia rosea )は、チドリ目 カモメ科に分類される鳥類の一種である。
分布
[編集 ]シベリア北東部、カナダ北部、グリーンランド西部の北極圏で繁殖し、冬季は北極海周辺に広がって過ごす。あまり南下はしない。
日本では数少ない冬鳥として、オホーツク海沿岸に少数がほぼ毎年渡来する。日本は渡来地の中で最南端にあたる。青森県、新潟県、千葉県でも記録がある。
形態
[編集 ]体長約31cm、翼開長約84cm。日本で記録されたカモメ類の中では小型の種になる。雌雄同色である。
成鳥夏羽は、頭部が白く胸から腹はやや紅色がかった白色である。後頭から喉にかけて黒い輪状の帯がある。翼の上面、下面は灰色。成鳥冬羽は、頭頂や頸が灰色を帯び、眼の後方に黒斑がある。黒い輪状の帯は不明瞭になる。幼鳥は、翼の上面にM字型の黒褐色の模様が出る。
嘴は黒く短め。
生態
[編集 ]非繁殖期は、海岸や沿岸近くの海上に生息する。海面近く飛翔し、水面に浮かぶ餌を捕食する。
ツンドラ地帯の地上に枯れ草で巣を作る。巣の内部に植物の葉や苔を敷くこともある。1腹2-3個の卵を産み、抱卵期間は約21日である。雌雄ともに抱卵する。
鳴き声は、「クワッ クワッ」、「キョオオオ」など。
類似種と識別点
[編集 ]ヒメカモメの冬羽と似ているが、本種の方がやや大きい。また、本種は翼が長く先端が尖っており、尾はくさび型をしている。
参考文献
[編集 ]- 叶内拓哉 『山溪ハンディ図鑑7 日本の野鳥』、山と溪谷社、1998年
- 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版、2000年
- 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社
- マイケル・ウォルターズ著、山岸哲監修 『世界「鳥の卵」図鑑』、新樹社、2006年、110頁
関連項目
[編集 ] スタブアイコン
この項目は、鳥類に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル鳥類 - PJ鳥類)。