ノート:増解結
増解結を行う列車・路線について
[編集 ]この項目の必要性に疑問を感じます。増解結が行われる場所が少数であれば補足扱いとしての記載は構わないと思うのですが、実際には全国の至る所で増解結はあります。これを全て記載するのは大変ですし、またその必要もないように思います。KARS 2006年8月30日 (水) 02:46 (UTC) [返信 ]
- 確かに。多層建ての項目と重複しますし。多層建ての方に情報を集めた方がいいのではないでしょうか。Ribbon 2006年11月19日 (日) 22:41 (UTC) [返信 ]
解結の意義について検証を求めます
[編集 ]『鉄道辞典』上巻74ページには「一般に列車を構成する車両列の一部分を解放したり、一部分連結したりする作業を解結という。」と記述されています[1]。つまり「解結」は解放(切り離し)と連結の総称であり、切り離しのみを指して「解結」とは呼んでいません。
「解結」が切り離しのみを指すとの出典をお持ちの方はご提供ください。なお、本項初版(2003年11月17日)から「解結とは、増結とは逆に、連結された編成を切り離すこと」の記述があるため、それより前の出典が望まれます。
出典提示がない場合、上記『鉄道辞典』の記述に従い、本項では「解結」でなく「解放」を使用したいと思います。--Cauli.(会話) 2023年7月24日 (月) 06:49 (UTC) [返信 ]
- 情報 私は鉄道分野に明るいわけではないので、あくまで参考情報として。
- 平凡社『世界大百科事典』に次のような記述があります。
- 「気動車」の項(執筆者は「長岡弘」)
- 「ディーゼルカーは(中略)運転台を備えているものが多いので編成の分割・併合が容易で,1列車で行先の異なる編成や輸送量に応じた増解結も行え(中略)などの利点をもつ」
- 「急行列車」の項の「貨物列車」の章(執筆者は「土田廣」)
- 「貨物列車の場合には、高速、直行、快速、専用、普通、解結の6種類に分けられている」
- いずれも記事の執筆者は、(私は存じ上げませんし、分野界隈での評価などわかりませんが)平凡社が百科事典の記事執筆を依頼する程度には、その分野の権威と目されているのではないでしょうか?
- 小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』
- 「列車」の項(執筆者は「土田廣」)
- 「貨物列車は、高速貨物、直行貨物、快速貨物、専用貨物、普通貨物、解結貨物に分類され」
- 白水社『文庫クセジュ845 ヨーロッパの超特急』著:エリック・シノッティ / ジャン=バティスト・トレブル著、訳:湧口清隆訳
- 「ユーロスターは、ほかのあらゆるTGVの編成と同様、一ないし複数の車両を解結することができないため、七六六席を提供するか否かの選択しかできない。」
- 貨物列車の文脈での「解結」は、今回のご提案とは文脈が違う、ほとんど固有名詞のような印象です。貨物列車に関しては、どちらも執筆者が「土田廣」なのでこの方の独自用語という可能性もありますが、文脈的には「世の中にそういう分類がある」と事実を提示してるようにはみえます。
- 1つ目の気動車に関しては、「増解結」という表現があります。「解結」だけで「連結と解放の両方の意味を持つ」とするならば、あえて「増解結」と表現する必要がないことになります。ふつうに読むと、増結と解結をあわせた表現のように読めます。
- TGVの記述は、「閑散期に編成を短くして運用することができないかわりに、運賃がこまめに変動し、閑散期でも利用率の高さを維持するようになっている」という文脈になっており、ここでの「解結」には「増結」を含んでいないものと思われます。ただしこの文は翻訳文であり、フランスの鉄道に関する表現に、日本語の単語を訳語として借用しているものでしょう。
- なんとなく、広義(ふつうの話し言葉)と狭義(何かで定義された、特定の文脈下での専門用語)の場合があるんじゃないかなー、と感じる次第です。--柒月例祭(会話) 2023年7月26日 (水) 08:43 (UTC) [返信 ]
- 情報提供ありがとうございます。解結貨物列車について、それが廃止された1984年2月1日国鉄ダイヤ改正で説明されているとおり、解放(切り離し)と連結の総称として用いられています。また、ユーロスターやTGVの解結することができない=固定編成であり1両単位で車両を増減できないという意味であり、こちらも解放(切り離し)と連結の総称として用いられています(なお、20両固定編成のユーロスターと異なり、10両固定編成のTGV ×ばつ2の20両編成でも運用されています)。
- 『「解結」だけで「連結と解放の両方の意味を持つ」とするならば、あえて「増解結」と表現する必要がない』というのはおっしゃる通りで、実際『鉄道辞典』(1958年)に解放(切り離し)と連結の総称たる「解結」はあっても「増解結」はなく、国立国会図書館#国立国会図書館サーチで調べても「現代の多層建て列車--拡大する分割併合・増解結」(『鉄道ジャーナル』2001年1月号11〜21ページ)が最古の事例で、本項初版(2003年11月7日)前から「増解結」というコトバは存在していたものの、それほど古くから用いられていたわけではなさそうです。引き続き「解結」が切り離しのみを指すとの出典をお待ちします。--Cauli.(会話) 2023年7月27日 (木) 05:26 (UTC) [返信 ]
- 基本的な方向について強く反論するというものではないのですが、
- TGVの記述については、全文を引用できないのであれですが、文脈上「増結する」ことは含まれていないものと思います。全体の文脈は、「閑散期など随時弾力的に料金を下げることで利用者を確保し、常時、一定の収入を維持する」という文脈です。ですので「増結する」ことは文脈には含まれていないものと思います。
- いずれにしても、私が示したものは補助的な・断片的な・非直接的な言及、程度のものです。もっとど真ん中ストレートな情報源を要するというお考えはわかります。--柒月例祭(会話) 2023年7月27日 (木) 08:53 (UTC) [返信 ]
- 返信 『文庫クセジュ845 ヨーロッパの超特急』83ページの当該記述を確認しました。文脈上、20両を超えて「増結する」ことが含まれていないことに同意しますが、他方、20両編成のうち一部の車両を減車したり元に戻したりすることができず1列車当たりの提供座席数を変更できない文意であり、解放(切り離し)と連結の総称で用いられていると理解します。--Cauli.(会話) 2023年8月3日 (木) 13:12 (UTC) [返信 ]
終了 「解結」が切り離しのみを指す出典が見つからなかったため、切り離しのみを指す場合は「解放」に修正しました。--Cauli.(会話) 2023年9月9日 (土) 02:36 (UTC) [返信 ]
増解結における地上作業員の必要性について
[編集 ]「正確には、上記の条件のうち増解結に要する地上作業を行う作業員が存在する駅」との要件の記述がありますが、地上作業員不在の駅(例:平岩駅)においても、乗務員の手で2両編成の上り列車(420D)の後部1両を切り離して下り列車(421D)を仕立てるような事例が存在すると思われることから、Template:疑問点を追加しました。ただし、地上作業員不在との出典を示せないため、当該記述の除去は見送りました。--Cauli.(会話) 2023年9月9日 (土) 02:50 (UTC) [返信 ]