ノート:ブルウィップ効果
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2011年6月12日07:49版のノート
[編集 ]この版に対するノートです。自分で訳しておいて恐縮なのですが、数語の単語の項目が羅列してある部分が多く、そのような部分は本当に私のイメージした状況を指しているのか自信がありません。私が勘違いして読んでいれば、どうぞどなたかご訂正ください。以下の点については、特に問題があるかもしれません。訂正あるいは詳しく解説を加筆していただける方がいらっしゃれば大変ありがたいです。
- 「misapplication of trinomial theorem」を「移動平均で需要を予測する方法を間違って適用すること」と訳しました。trinomial theorem は三項定理と訳せそうですが、これは数学の術語で、物流の分野でどう関係するのか私にはわかりませんでした。過去の3回(3期間)の平均(移動平均)をとって、今回の需要を予測するというやり方があるとすれば、これが俗にtrinomial theoremと言われているかもしれないと考え、間に合わせでこう訳しています。例えば、需要が一定に増加ないし減少することがわかっている局面において移動平均で需要を予測し、実際の需要と発注量が合わなくなる、という状況を念頭においています。
- 「Lean and JIT style management of inventories and a chase production strategy」 は訳しましたが、コメントアウトしました。これが原因の一つとして挙げられていると、記事の他の部分と矛盾してしまうからです。
- 「consolidation of demands 」 は、例えば週ごとに需要を予測するところを、4週まとめて(コンソリデートして)月毎に発注するような状況を念頭に置いて訳しました。それで、わざと発注という言葉を使って訳してあります。
- 「Benford's Law」に触れているところがあります。作為的なデータをベンフォードの法則を使って見つけることを言っているのだろうと考えていますが、どう需要予測や発注データと結びつくのかまったく見当がつかないままで訳しています。
次に、訳語について、ノートを残しておきます。
- Customer service という熟語は、「顧客への貢献度」と訳しました。「顧客サービス」といっても通じるはずだとは思うのですが、用例を調べてみると、一般には接客態度や景品の配布などのことを指すことの方が多いようです。この記事の文脈では、例えば欠品がない、スケジュール通りに配送する、といったような、供給先のビジネスを阻害しない度合を表しているはずですので、あえて顧客サービスとは訳しませんでした。物流・ロジスティックに詳しい方からご覧になって、かえっておかしい、という印象をおもちであればどうぞ直してください。