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ネムノキ科

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(2023年1月)
ネムノキ科
ネムノキ(Albizia julibrissin)
分類 (クロンキスト体系)
: ネムノキ科 Mimosaceae
  • 本文参照
ウィキメディア・コモンズには、ネムノキ亜科 に関連するカテゴリがあります。
ウィキスピーシーズにネムノキ亜科 に関する情報があります。

ネムノキ科 (Mimosaceae) はマメ科に近縁な科。クロンキスト体系では独立の科とするが、新エングラー体系APG植物分類体系のようにマメ科に入れてネムノキ亜科 (Mimosoideae) とすることも多い。

果実はマメ科と同様の豆果。は放射相称で、花びらは小さく、おしべの方が目立つものが多い。おしべは多くは10本あるが、多数のものもある。まためしべはほとんどが1本であるが、ごく一部の種では数本ないし10数本に達する。小さい花が集まって頭状または穂状花序をなす。葉は細かい2回羽状複葉となるものが多い。多くは木本で、つる性のものもある。50属2000種ほどからなり、大部分が熱帯亜熱帯に分布する。日本にはネムノキ(東北地方北部以南)、モダマ(榼藤子[1] )(南西諸島)が自生し、ギンネムが亜熱帯地域に帰化している。モダマは長さ 1m ほどにもなる大きな果実で有名である。

アカシア属(俗にミモザとも呼ばれる;ニセアカシアは異なる)には観賞用に栽培されるものや アラビアゴムの原料とされるものがある。また「動く植物」として知られる オジギソウもよく栽培される。

ギンヨウアカシア
ギンネム

おもな下位分類群

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Acacieae アカシア連

Mimoseae オジギソウ連

Ingeae ネムノキ連

Parkieae パルキア連

脚注

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  1. ^ 『日本難訓難語大辞典』遊子館、2007年1月。 

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