ニノキノコスター
ニノキノコスター(4月16日 - )は、日本の劇作家、演出家。オレンヂスタ所属。
小劇場の俳優が落語をやる会"小名古屋落語会"「ナゴヤはいゆう寄席」席亭、日本劇作家協会 東海支部員。
来歴
[編集 ]愛知県 豊田市出身。名古屋学芸大学メディア造形学部 映像メディア学科 一期生。
5歳〜15歳まで「豊田シティバレエ団」にてクラシックバレエを習う。
愛知県立豊田西高等学校在学時に演劇と出会い、名古屋大学劇団新生で俳優、作・演出、制作、宣伝美術として活動。
2004年3月に名古屋学生劇団協会(NGK)事務局メンバーとしてNGKプロデュースvol.2 『彼女の愛した百鬼夜行』に出演。作・演出の竹内佑(デス電所)の元で、名古屋大阪二都市公演を行う。
2009年8月、オレンヂスタ旗揚げ。
2012年11月、演劇動画15分一本勝負「第1回 クォータースターコンテスト(QSC)」にて、オレンヂスタ 12ヶ月連続Ustream公演 vol.1『所信表明、それはテロル。』が審査員の映像ディレクター・大根仁の第2位に投票される。
×ばつ津あけぼの座〜長編戯曲を書く〜』にて横山拓也(iaku)に師事。その際に執筆した戯曲『白黒つかない』が 第20回 日本劇作家協会新人戯曲賞 一次選考に通過。
2014年以降、登龍亭福三(落語家)・加藤智宏(office perky pat)と、名古屋の小劇場の俳優が自由に落語を演じる場として「小(こ)名古屋落語会」を立ち上げ、席亭として年数回「ナゴヤはいゆう寄席」を開催。
2017年、愛知人形劇センター presents「劇作家とつくる短編人形劇」にて上演した『MANGAMAN』が「P新人賞 2017」において「P新人賞」「観客賞」W受賞。
2020年、「CoRich舞台芸術まつり!2020春」にて『黒い砂礫』が最終審査 進出。コロナ禍により審査・選考・講評中止となる。
2022年、日本演出者協会 主催「若手演出家コンクール2022」にて『「サトくん」のこと。』が最優秀賞 受賞。[1]
主な作品
[編集 ]オレンヂスタ
[編集 ](作・演出 主な作品)
- 『ぜつぼうこうじょう』(2009年)
- 『童話道程スプラッタァ』(2010年)
- 『臨界突破ボルチニコフ』(2010年)
- 『ノーナイ・パンクス(再)』(2011年)
- 『犬殺しターくんと非実在チーちゃん』(2013年)
- 『白黒つかない』(2014年)
- 『いかものぐるい』(2017年)
- 『ドミノノノノノノノハラノ』(2018年)
- 『黒い砂礫』(2020年)
- 『繭の森』(2022年)
- 『街窩の燈火』(2024年)
その他
[編集 ]- ×ばつオレンヂスタ『ニコイチ』(作・演出)(2011年)
- AAFリージョナル・シアター2013 〜京都と愛知 vol.3〜 Bungakuコンプレックス 『地獄変』(脚色・演出)(2013年)
- afterimage×ばつオレンヂスタ あいちトリエンナーレ祝祭ウィーク事業 ×ばつド・オブ・ミュージック』(作)(2013年)
- アリスインプロジェクト ×ばつオレンヂスタ『アリスインデッドリースクール オルタナティブ・NAGOYA』(演出)(2015年)
- 日本劇作家協会 ×ばつ日本演出者協会 『木村さんと鈴木さん』(作)(2015年)
- ×ばつコトリ会議「対ゲキだよ!全員集合」『新興宗教ワタシ教』(作・演出)(2015年)
- いいだ人形劇フェスタ2016 あいちトリエンナーレ2016 並行企画事業 human with puppet
- 「シェイクスピアが笑う夜〜『リア王』から〜」(脚色・演出)(2016年)
- アリスインプロジェクト ×ばつオレンヂスタ『真説・まなつの銀河に雪のふるほし NAGOYA』(演出)(2017年)
- 愛知人形劇センター・ひまわりホール30周年制作 人形劇『犀』(構成・演出)(2020年)
- 総合劇集団 俳優館 学校巡回公演『ぐりむ♪りむりぐ♫むりぐ♬りむ』(作・演出)(2021年)
- 愛知人形劇センター Presents『人形劇・寿歌』脚本・監修:北村想(演出)(2022年)
脚注
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- オレンヂスタ公式サイト
- ニノキノコスター (@nino69) - X(旧Twitter)