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デューティ比

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(2019年9月)

デューティ比(デューティひ)、もしくは デューティサイクル(: Duty Cycle)とは、周期的な現象において、"ある期間" に占める "その期間で現象が継続される期間" の割合である。制御電気通信電子工学で使う。

デューティ比 D は、方形波のパルス幅 ( τ {\displaystyle \tau } {\displaystyle \tau }) と周期 (T) で定義される。
デューティ比 D = τ T   {\displaystyle D={\frac {\tau }{T}}\ } {\displaystyle D={\frac {\tau }{T}}\ }

ここで

τ {\displaystyle \tau } {\displaystyle \tau } は、信号(関数)がゼロでない期間。
T {\displaystyle \mathrm {T} } {\displaystyle \mathrm {T} } は、信号(関数)の期間。周期。

例えば、理想的なパルス列(方形波のパルス)では、パルス幅をパルス期間(周期)で割ったものがデューティ比である。パルス幅が1μsでパルス周期が4μsの場合、デューティ比は0.25である。矩形波ではデューティ比は0.5または50%である。[1]

別の例としては、電気モーターのような電気機器において、オーバーヒートなどの問題を起こさずに機能する期間のことを言うこともある。

音楽用シンセサイザーには、演奏中のオシレータのデューティ比を変えるのにPWMが使われているものがあり、それにより微妙な音色の効果が得られる。


この記事は w:Federal Standard 1037C(en) および w:MIL-STD-188(en) に基づく。

脚注

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  1. ^ "デューティ比の意味・解説". デジタル大辞泉. 2022年6月17日閲覧。

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