コンテンツにスキップ
Wikipedia

テンニンチョウ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンニンチョウ属
ホウオウジャク
分類
: テンニンチョウ属 Vidua
学名
Vidua Stresemann1914
英名
Widow‐birds

19種

ウィキスピーシーズにテンニンチョウ属 に関する情報があります。
ウィキメディア・コモンズには、テンニンチョウ属 に関連するカテゴリがあります。

テンニンチョウ属(テンニンチョウぞく、学名 Vidua)は、鳥類 スズメ目 テンニンチョウ科の1属である。

特徴

[編集 ]

エチオピア区(サハラ以南のアフリカ)に生息する。

カエデチョウ科 カエデチョウ亜科托卵する。カッコウ科などと違い、托卵相手は種により決まっている。

いくつかの種の繁殖可能な雄は、非常に長い尾羽を持つ。

系統と分類

[編集 ]

系統樹は Johansson et al. (2008)[1] などより。

ハタオリドリ科 Ploceidae

広義のカエデチョウ科
テンニンチョウ科

テンニンチョウ属 Vidua

     

テンニンチョウ科に、カッコウハタオリ Anomalospiza と共に分類される。ただしこれらには托卵という共通点はあるものの、真の類縁関係は不明確である。

伝統的にはテンニンチョウ亜科 Viduininae として、広義のハタオリドリ科に含められていた。

系統位置に論争のあるカッコウハタオリを別にすればカエデチョウ科(かつてのハタオリドリ科カエデチョウ亜科)と近縁であり、同じ分類群とされることもあった。Wolters (1957; 1960) はカエデチョウ亜科を広義のカエデチョウ科の亜科とした。Sibley & Ahlquist (1990) はテンニンチョウ亜科をテンニンチョウ族 Viduini としカエデチョウ亜科に含めた。

[編集 ]

国際鳥類学会議 (IOC)[2] より。19種。

出典

[編集 ]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /