ティチーノ川
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティチーノ川 | |
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ティチーノ川 2005年3月11日撮影 セスト・カレンデ付近 | |
延長 | 248 km |
平均流量 | 350 m3/s |
流域面積 | 7,228 km2 |
水源 | ノヴェーナ峠(スイス) |
水源の標高 | 2,478 m |
河口・合流先 | ポー川(イタリア パヴィーア付近) |
流域 | スイスの旗 スイス、イタリアの旗 イタリア |
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ティチーノ川(ティチーノがわ、伊: Ticino)は、スイス南部からイタリア北部を流れる川で、ポー川の主要な支流の一つである。
流路
[編集 ]スイス・ティチーノ州北部のサンゴタール峠付近に源を発し南へ流れ、マガディーノ (英語版)付近でマッジョーレ湖北東部に注ぐ。イタリアに入り、マッジョーレ湖南端のセスト・カレンデ付近から再びティチーノ川として流出する。ミラノの西側を南東に流れ、パヴィーアの郊外約3Kmほど南西でポー川に合流する。
生態系
[編集 ]流域に湿地と河畔林が多く、ユーラシアカワウソ、クスシヘビ、サンカノゴイ、ニシアカアシチョウゲンボウなどが生息している。マッジョーレ湖からポー川との合流点に至るティチーノ川の渓谷はロンバルディア州とピエモンテ州を跨ぐ「ティチーノ渓谷自然公園 (イタリア語版)」をなし、2002年に周辺の「ラゴニ・ディ・メルクラゴ自然公園 (イタリア語版)」「カンネティ・ディ・ドルメッレット特別自然保護区 (イタリア語版)」「ボスコ・ソリヴォ自然保護区 (イタリア語版)」「フォンド・トーチェ自然保護区 (イタリア語版)」を含む地域はユネスコの生物圏保護区に指定された[1] 。また、マッジョーレ湖に注ぐ河口部はラムサール条約登録地である[2] 。
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パヴィーア付近のティチーノ川
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パヴィーアでティチーノ川に架かるコペルト橋
脚注
[編集 ]- ^ "Ticino Val Grande Verbano Biosphere Reserve, Italy" (英語). UNESCO (2019年4月2日). 2023年3月8日閲覧。
- ^ "Bolle di Magadino | Ramsar Sites Information Service". rsis.ramsar.org (2017年3月29日). 2023年3月8日閲覧。
関連項目
[編集 ]- ティキヌスの戦い - 紀元前218年、本河川下流付近で戦われた、第二次ポエニ戦争の戦闘
外部リンク
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、ティチーノ川 に関連するカテゴリがあります。
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