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セレウコス3世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セレウコス3世ケラウノス
Σέλευκος Γ ́ ὁ Σωτήρ, ὁ Κεραυνός
セレウコス朝バシリウス
セレウコス3世の硬貨
ギリシア語の銘文にはΒΑΣΙΛΕΩΣ ΣΕΛΕΥΚΟΥ(セレウコス王)とある
在位 紀元前225年12月 – 紀元前223年4月or6月

出生 紀元前243年
死去 紀元前223年4月または6月
(享年:20)
次代 アンティオコス3世
家名 セレウコス家
父親 セレウコス2世
母親 ラオディケ (中国語版)
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セレウコス3世ソテル(古代ギリシア語: Σέλευκος Γ ́ ὁ Σωτήρ, ὁ Κεραυνός紀元前243年 - 紀元前223年、在位:紀元前225年12月 - 紀元前223年4月または6月)[1] は、セレウコス朝の君主。セレウコス2世ラオディケ (英語版)の長男。

生涯

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セレウコス3世の生名は大叔父のアレクサンドロス (英語版)にちなんでアレクサンドロスと名付けられた。父のセレウコス2世が王に即位すると、セレウコスに名を変えた。父が死ぬと跡を継ぐが、わずか3年間(紀元前225年 - 紀元前223年)の治世だった。彼はペルガモンのアッタロス1世との戦争に勝利できず、軍によりアナトリアで暗殺された[1] 。セレウコスの別名ソテルは救世主を意味し、あだ名のケラウノスは雷を意味する。

脚注

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  1. ^ a b "Seleucus III Keraunos". Livius.org. 2020年3月30日閲覧。

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