ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ
「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」 | |
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スプリームス の シングル | |
初出アルバム『モア・ヒッツ・バイ・ザ・シュープリームス』 | |
B面 | アイム・イン・ラブ・アゲイン |
リリース | |
録音 | 1965年1月 |
ジャンル | ソウル |
時間 | |
レーベル | モータウン |
作詞・作曲 | ホーランド=ドジャー=ホーランド |
プロデュース | ブライアン・ホーランド、ラモント・ドジャー |
スプリームス シングル 年表 | |
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「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」(Stop! In the Name of Love)は、1965年にリリースされた、アメリカのボーカルグループ、スプリームスのシングル曲。作詞作曲は、ホーランド=ドジャー=ホーランド。アメリカ合衆国のビルボードポップシングルチャートで1965年3月27日から4月3日まで1位となった[2] [3] 。 日本では、南沙織、ピンク・レディー、高橋幸宏、globeなどがカヴァーしている。
概要
[編集 ]スプリームスは「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」を1965年1月にレコーディングし、2月8日にリリースした[4] 。この曲はスプリームスの6枚名のアルバムであるMore Hits by The Supremesに収録され、1966年のグラミー賞の最優秀ロックンロールヴォーカルグループパフォーマンス賞にノミネートされ、ステイトラー・ブラザーズの"Flowers on the Wall"に敗れた。この曲はロックの殿堂の「ロックンロールを作った500曲」永世リストに選ばれた。
この曲にあわせてスプリームスが踊った振付は、片手を腰にあててもう片方の手を「ストップ」の仕草でのばすというもので、伝説的なものとなった。モータウンの大ファンであったダスティ・スプリングフィールドが司会をつとめる『レディ・ステディ・ゴー』の「サウンド・オブ・モータウン」スペシャルではじめてこのシングル曲のパフォーマンスがテレビ放送される前に、ロンドンの楽屋裏でテンプテーションズのポール・ウィリアムズとメルヴィン・フランクリンがグループの女性たちにこの振付を教えた[5] 。 スプリームスは1965年2月24日水曜日に放送されたABCのバラエティ番組『シンディグ!』でもこの曲をパフォーマンスした[6] 。
担当
[編集 ]- リード・ヴォーカル...ダイアナ・ロス
- バッキング・ヴォーカル...フローレンス・バラード、メアリー・ウィルソン
- 楽器演奏...ファンク・ブラザーズ
チャート
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週[編集 ]
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年[編集 ]
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globeによるカヴァー
[編集 ]「Stop! In the Name of Love」 | |
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globe の シングル | |
初出アルバム『Lights』 | |
リリース | |
ジャンル | トランス |
レーベル | avex globe |
プロデュース | TETSUYA KOMURO |
ゴールドディスク | |
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チャート最高順位 | |
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globe シングル 年表 | |
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解説
[編集 ]globeのシングルでは初の全英語詞(マーク・パンサーによるラップはフランス語)。
収録曲
[編集 ]- Stop! In the Name of Love (original mix)
- Stop! In the Name of Love (tatsumaki club mix)
- Stop! In the Name of Love (tatsumaki remix)
- Stop! In the Name of Love (tv mix)
収録アルバム
[編集 ]- Lights(アルバムバージョン)
- globe decade -single history 1995-2004-
- 15YEARS -BEST HIT SELECTION-(アルバムバージョン)
その他のカバー曲
[編集 ]ジャクソン5は1975年にキャロル・バーネット・ショーでスプリームス、ミルズ・ブラザーズ、アンドリューズ・シスターズへのトリビュートを行った際、この曲をライヴでパフォーマンスした。他のカバーバージョンとしてはマージ-・ジョセフ、ジーン・ピットニー、ニッキー・フレンチ、シニータ、ジョニー・リヴァーズ、LAヘヴィーメタルバンドのブラックシープ、グロリア・ゲイナー、レ・フィズ(1966年に"Stop, Tu N' As Plus Le Droit"というフランス語のタイトルで)、クロード・フランソワ(1971年、"Stop au nom de l'amour"というフランス語のタイトルで)、レナータ・パッチーニ(1966年、"In nome dell'amore"というイタリア語のタイトルで)、ヤコブ・シスターズ(1966年、"Was hab' ich dir getan"というドイツ語タイトルで)、アイズレー・ブラザーズなどがある。ホリーズによるカバーは1983年、アメリカで29位、カナダで31位にチャートインした。1996年にロス・フレチャゾスがインストゥルメンタル版をEP"En tu Calle"用に録音した。1998年にジョネル・モッサーによるカバー版が映画『微笑みをもう一度』で使われた。ユーロダンス版リミックスが2002年のダンスマニアコンピレーション、Speed 8に収録された。アメリカのラッパーであるリル・ウェインはこの曲を"Gossip"用にサンプリングした。この曲の歌詞はB-52'sの曲"Dance This Mess Around"に少しだけ引用された。アメリカの歌手ラトーヤ・ジャクソンは1995年のアルバムStop in the Name of Loveのためにこの曲を録音した。
Good Timesの家賃工面パーティに関するエピソードで、フロリダ、ウィロナ、テルマがこの曲を歌うところがある。フォックス放送のドラマ『Glee/グリー』のエピソード"Never Been Kissed"でもマッシュアップの一部としてアン・ヴォーグの"Free Your Mind"と一緒に歌われた。クロード・フランソワ版が2014年のスーパーヒーロー映画『X-MEN:フューチャー&パスト』において、1973年のパリの場面で使われた。
脚注
[編集 ]- ^ 45cat - The Supremes - Stop! In The Name Of Love / I'm In Love Again - Motown - USA - M 1074
- ^ "Billboard Hot 100". Billboard (Nielsen Company) 77 (13): 32. (1965). https://books.google.com/books?id=eEUEAAAAMBAJ&lpg=PA1&pg=PA32#v=onepage&q&f=false 9 May 2011閲覧。.
- ^ "Billboard Hot 100". Billboard (Nielsen Company) 77 (14): 28. (1965). https://books.google.com/books?id=ZykEAAAAMBAJ&lpg=PA1&pg=PA28#v=onepage&q&f=false 10 May 2011閲覧。.
- ^ Gilliland, John (1969). "Show 26 - The Soul Reformation: Phase two, the Motown story. [Part 5]" (audio). Pop Chronicles . University of North Texas Libraries.
- ^ Host: Dusty Springfield (28 April 1965). "The Sound of Motown". Ready Steady Go! (special). シーズン2. London. ITV。
- ^ "Supremes/Barbarians/Neil Sedaka/Stan Getz/Ruth Price". Shindig!. シーズン1. Episode 29. Los Angeles. 24 February 1965. ABC. KABC。
- ^ Joel Whitburn's Top Pop Singles 1955-2002
- ^ "Top 100 Songs of 1965". oldtimemusic.com. 2017年6月21日閲覧。
- ^ "Top 100 Hits of 1965/Top 100 Songs of 1965". Musicoutfitters.com. 2016年9月29日閲覧。
- ^ "Archived copy". 2014年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月2日閲覧。
- ^ "Top 100 1965 - UK Music Charts". Uk-charts.top-source.info. 2016年9月29日閲覧。
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