スタジオミール

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株式会社スタジオミール
(주)스튜디오 미르
Studio Mir Co., Ltd.
種類	株式会社
市場情報	KRX: 408900
本社所在地	大韓民国の旗韓国ソウル特別市衿川区加山洞60-21 IT未来タワー 17階^[1]
設立	2010年 10月28日 ^[2]
業種	情報通信業
事業内容	アニメーションを主とする映像作品の制作
代表者	ユ・ジェミョン(柳在明、유재명)^[2]
資本金	4億ウォン(2017年時点)^[2]
売上高	110億6097万ウォン(2017年時点)^[2]
営業利益	19億5367万ウォン(2017年時点)^[2]
従業員数	30名(2017年時点)^[2]
外部リンク	www.studiomir.co.kr ウィキデータを編集
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株式会社スタジオミール(朝: (주)스튜디오 미르、英: Studio Mir Co., Ltd.)は、大韓民国のアニメ制作会社。

主にアメリカをはじめとする海外の作品に注力している^[3]。

沿革

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JM ANIMATION出身のユ・ジェミョン(柳在明、유재명)が、国内で最高のアニメーターを集めることを目標に、2010年に設立^[3]。社名は旧ソヴィエト連邦の宇宙ステーションであるミールにちなんでおり、同宇宙ステーションの「協力による進歩の精神」から生まれたスタジオであるという意味が込められている^[3]^[4]。設立当時の社員数は、わずか20名であった^[3]。

最初に手掛けた作品は、アメリカのケーブルチャンネル・ニコロデオンで放送されたアニメ『レジェンド・オブ・コーラ』である^{[注釈 1]}。同作はニコロデオン・アニメーションスタジオとの合作で、シーズン2の一部回を除いて作画作業を全面的に担当し^[5]、ニコロデオン側で行われたプリプロダクションとストーリーボードの段階においても作品制作に貢献した^[3]。

2014年8月、韓国の英字新聞コリア・ヘラルドによって、アメリカのアニメ制作会社ドリームワークス・アニメーション(以下、DWAと表記)と今後4年間で4つのテレビアニメシリーズを共同企画・製作する契約を交わしたことが報じられたが^[6]、のちにDWA側から実際に製作するのは1シリーズであり、同社とは必ずしも共同製作を行うわけではないという声明が発表された^[7]。なおスタジオミールは、DWAが手掛けるNetflixのアニメシリーズ『ヴォルトロン』においてDWAと共同でアニメーション制作を行っている。この他、中国の長編アニメ映画『紅き大魚の伝説』の制作にも参加している^[8]^[9]。

2023年2月7日、韓国取引所(KOSDAQ)へ上場^[10]。

日本のアニメスタジオが得意とする映像に近い、セルルックの味わいがある2Dアニメーションを強みとしている^[10]。

参加作品

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※(注記)IMDbおよび会社サイトより参照^[11]^[12]。

テレビアニメ

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放送年	作品名(下に原題)	製作パートナー	放送	備考
2012年	レジェンド・オブ・コーラ The Legend of Korra	Ginormous Madman Productions ニコロデオン・アニメーション・スタジオ	ニコロデオン	-2014年、第13 - 18・21話を除く
2014年	ブーンドックス The Boondocks	ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン	カートゥーンネットワーク ^{[注釈 2]}	シーズン4のみ^[3]

劇場アニメ

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公開年	日本語題/原題	製作パートナー
2018年	デス・オブ・スーパーマン The Death of Superman	ワーナー・ブラザース・アニメーション DCエンタテインメント
2020年	Mortal Kombat Legends: Scorpion's Revenge	ワーナー・ブラザース・アニメーション
2021年	Batman: Soul of the Dragon	ワーナー・ブラザース・アニメーション DCエンタテインメント
2021年	Mortal Kombat Legends: Battle of the Realms	ワーナー・ブラザース・アニメーション

Webアニメ

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配信年	作品名(下に原題)	製作パートナー	配信	備考
2016年	ヴォルトロン Voltron: Legendary Defender	ドリームワークス・アニメーション World Events Productions	Netflix	-2018年、共同制作:ドリームワークス・アニメーション
2017年	LEGO Elves: エルブンデールの秘密 Lego Elves: Secrets of Elvendale	レゴ	Netflix
2019年	Young Justice: Outsiders	ワーナー・ブラザース・アニメーション DCエンタテインメント	DCユニバース (英語版)	第12・16話の制作に参加
2020年	キポとワンダービーストの冒険 Kipo and the Age of Wonderbeasts	ドリームワークス・アニメーション	Netflix	共同制作:ドリームワークス・アニメーション
2021年	DOTA: ドラゴンの血 Dota: Dragon's Blood	Kaiju Boulevard	Netflix
	Young Justice: Phantoms	ワーナー・ブラザース・アニメーション DCエンタテインメント	HBO Max
	ウィッチャー狼の悪夢 The Witcher: Nightmare of the Wolf	Netflix
2022年	外見至上主義 외모지상주의 (만화)	Netflix
2025年	デビルメイクライシリーズ Devil May Cry	Netflix^[13]^[14]

制作協力

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年	日本語題/原題	製作パートナー	備考
2016年	紅き大魚の伝説大魚・海棠	光線伝媒 (中国語版) B&T(制作元請)	アニメーション制作協力(仕上げ)^[15]

その他

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年	日本語題/原題	備考
2012年	魔法の恋愛書 Think Like a Man	劇中アニメパート^[16]
2015年	ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (テレビアニメ)	シーズン1のショートアニメを制作^[3]、共同制作:マーベルアニメーション
—	League of Legends	PV制作

脚注

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注釈

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^ CEOのユ・ジェミョンは、The Legend of Korraの前作であり、同じくニコロデオンで放送されていた『アバター伝説の少年アン』でアニメーションディレクターを務めていた。またユは同作のパイロット版からアニメーターとして携わっている。|出典:Jae-Myung Yoo Internet Movie Database 、2018年9月24日閲覧。
^ 同局の放送枠「アダルトスイム」内にて放送。