ザ・サバーブス
『ザ・サバーブス (The Suburbs)』 | |
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アーケイド・ファイア の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック インディー・ロック |
時間 | |
レーベル |
マージ・レコード (US) マーキュリー・レコード (UK) ユニバーサル (日本) |
プロデュース |
マーカス・ドラヴス, アーケイド・ファイア |
専門評論家によるレビュー | |
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チャート最高順位 | |
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アーケイド・ファイア アルバム 年表 | |
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『ザ・サバーブス (The Suburbs) 』は、カナダのロックバンド、アーケイド・ファイアの3rdアルバム。2010年の8月にマージ・レコードからリリースされ、アイルランド・アルバムチャートでの1位獲得を皮切りに全英チャート、ビルボード、そしてホームグラウンドであるカナダ他、各国のチャートを制覇した。また、ビルボードの1位獲得は、同レーベルからリリースされた作品としては初となる[1] 。
本作は第53回グラミー賞で最優秀オルタナティヴ・アルバムにノミネートされ、またアルバム中の楽曲「レディ・トゥ・スタート」も最優秀ロック・パフォーマンス(デュオ/グループ)にノミネートされた他、主要部門の一つである年間最優秀アルバム賞を受賞した。
概要
[編集 ]リード・トラック及びアルバムのタイトルともなっている「The Suburbs (郊外) 」は、直接には過去ウィンが制作を空想していたSF映画に由来する[2] 。それに付帯して、当時の郊外での生活、友人との関わり合いの記憶やフィーリングといったものがインスピレーションとして機能しているが、しかし過去に対しての単なる憧憬ではなく、あくまで"今"を立脚点としながらリアリスティックに捉える視点が、アルバム全体のコンテクストを決定づけている[3] 。
批評家筋からは全体的に好意的な評価を得ており、BBCのマイク・ダイヴァーによる「本作は彼らにとっての『OK コンピューター』に相当する到達点とも言えるだろう。しかしおそらくは、それよりもっと素晴らしいものなのだ (You could call it their OK Computer. But it’s arguably better than that.) [4] 」といった評が(内容の当否はともかくとして)その最たるものとなっている。日本国内でも「rockin'on」誌や「CROSSBEAT」誌で2010年ベスト・アルバムとして、それぞれ1位[5] と2位[6] に推されるなど、ポジティブな反応を得ている。
本作では、2005年にV2ジャパン/コロムビアからリリースされた『フューネラル』(2011年時点で日本国内盤廃盤)以来となる、歌詞対訳と解説の付属した日本国内流通盤がリリースされている。また海外盤にはそれぞれ異なる写真を用いた8種類のジャケットが存在する(参考)。
収録曲
[編集 ]- ザ・サバーブス / "The Suburbs" - 5:14
- レディ・トゥ・スタート / "Ready to Start" - 4:15
- モダン・マン / "Modern Man" - 4:39
- ロココ / "Rococo" - 3:56
- エンプティ・ルーム / "Empty Room" - 2:51
- シティ・ウィズ・ノー・チルドレン / "City with No Children" - 3:11
- ハーフ・ライトI / "Half Light I" 4:13
- ハーフ・ライトII (ノー・セレブレーション) / "Half Light II (No Celebration)" - 4:25
- サバーバン・ウォー / "Suburban War" - 4:45
- マンス・オブ・メイ / "Month of May" - 3:50
- ウェイステッド・アワーズ / "Wasted Hours" - 3:20
- ディープ・ブルー / "Deep Blue" - 4:28
- ウィー・ユーズド・トゥ・ウェイト / "We Used to Wait" - 5:01
- スプロールI (フラットランド) / "Sprawl I (Flatland)" - 2:54
- スプロールII (マウンテンズ・ビヨンド・マウンテンズ) / "Sprawl II (Mountains Beyond Mountains)" - 5:25
- ザ・サバーブス (コンティニュード) / "The Suburbs (continued)" - 1:27
脚注
[編集 ]- ^ Arcade Fire's The Suburbs Debuts At #1 On Billboard MTV.com 2010年8月11日
- ^ アーケイド・ファイア「オバマが就任して本当に変わった部分だってある」 RO69 2010年8月1日
- ^ 「rockin'on」 2010年9月号
- ^ マイク・ダイヴァー Arcade Fire The Suburbs Review BBC 2010年7月21日
- ^ 「rockin'on」 2011年2月号
- ^ 「CROSSBEAT」 2011年2月号
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