コシアカキジ属
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コシアカキジ属 |
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コシアカキジ コシアカキジ Lophura ignita
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分類 |
種 |
コシアカキジ属(コシアカキジぞく、Lophura)は、鳥綱 キジ目 キジ科に属する属。
分布
[編集 ]インド、インドネシア(スマトラ島、ボルネオ島)カンボジア、タイ、中華人民共和国南部、台湾、ネパール、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
形態
[編集 ]尾羽の数は多くの種で16枚。
顔には羽毛が無く、赤や青の肉垂れ状の皮膚が露出する。
性的二型が大きい。オスは肉垂がより大型。メスは全身が褐色の羽毛で被われ、肉垂がより小型。
分類
[編集 ]- Lophura bulweri オジロウチワキジ Bulwer's pheasant
- Lophura diardi シマハッカン Siamese fireback
- Lophura edwardsi コサンケイ Edwards's pheasant
- Lophura erythrophthalma ウチワキジ Crestless fireback
- Lophura hatinensis アンナンコサンケイ Vietnamese pheasant(コサンケイの亜種とする説もあり)
- Lophura hoogerwerfi スマトラキジ Sumatran pheasant(クロウチワキジの亜種とする説もあり)
- Lophura ignita コシアカキジ Crested fireback
- Lophura inornata クロウチワキジ Salvadori's pheasant
- Lophura leucomelanos ミヤマハッカン Kalij pheasant
- Lophura nycthemera ハッカン Silver pheasant
- Lophura swinhoii サンケイ Swinhoe's pheasant
生態
[編集 ]食性は雑食と考えられている。
繁殖形態は卵生。確認されている種では地表に巣を作るが、樹上に巣を作った例もある。1回に2-15個の卵を産む。
人間との関係
[編集 ]開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数が減少している種もいる。
画像
[編集 ]-
オジロウチワキジ
L. bulweri -
コサンケイ
L. edwardsi -
ウチワキジ
L. erythrophthalma -
クロウチワキジ
L. inornata -
ミヤマハッカン
L. leucomelanos -
ハッカン
L. nycthemera -
サンケイ
L. swinhoii
関連項目
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、コシアカキジ属 に関連するカテゴリがあります。
ウィキスピーシーズにコシアカキジ属 に関する情報があります。
参考文献
[編集 ]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、84-85、172-173頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』、講談社、2000年、60-62、155-157頁。
- 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、104-110、176頁。
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