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コウケンテツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コウ ケンテツ
各種表記
ハングル: 고현철
漢字: 髙賢哲/高賢哲
発音: コ・ヒョンチョル
ローマ字: Ko Hyun Chul
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コウ ケンテツ(高 賢哲: 고현철(コ・ヒョンチョル)1974年 7月14日 - )は、大阪府生まれの料理研究家

来歴

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1974年、大阪府生まれ。母は朝鮮料理の研究家・李映林在日韓国人二世 [1]

スポーツが得意で、高校から始めたテニスはプロ選手を夢見ていたが、18歳で重度の椎間板ヘルニアを患い断念。数か月歩くことができず、社会復帰するまでに2年近くかかった。体が元に戻ってからは大工や配送業などの様々な職に就くが、どれも長くは続かなかった[2] [3]

地元・大阪で働きつつも自分の道を模索していた時、母から自分が主宰する「eirin's kitchen」でアシスタントをしてみないかと声をかけられた事がきっかけで料理の道に入り[4] 、約3年間の修行期間を経て、31歳で料理研究家として独立し単身上京。母から受け継いだ韓国の味に加え、和食イタリアンエスニック料理と幅広いジャンルに精通し、しばしば朝鮮料理のエッセンスを取り入れたメニューや特徴的な調理方法をメディアで紹介している[5] 。独立後は雑誌や本、テレビ、ネットコンテンツ、イベント、料理教室開催など多方面で活動する。

2009年7月13日、レギュラー出演していた生活情報番組スパイスTV どーも☆キニナル!』(フジテレビ)にて女性マネージャーとの結婚を発表。自身のHPにも「このたび、結婚することになりました。」と掲載した。

2010年2月22日、『スパイスTV どーも☆キニナル!』にて第一子(長男)が誕生したことを発表。

長男誕生後、第二子(長女)、第三子(次女)が誕生。2020年現在は一男二女の子宝に恵まれている[4]

2020年3月22日から同月に開設したYouTubeチャンネルで『どこにでも売っている食材と分かりやすく簡単なコツで美味しく作れる』を理念に置いたレシピ動画の投稿を開始し、チャンネル登録者数は2021年9月に100万人、2024年3月時点で200万人を突破している。

家族

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  • 父は大阪生まれ、韓国ソウル育ちで経済的に苦労し、成人後には日本語がわからないまま親類を頼って再び大阪に渡った[6] 。母は韓国済州島 生まれで、21歳まで同島で過ごした。日本で結婚した二人がもうけた三男一女の末っ子が、ケンテツ(兄弟の生まれた順番は長兄・コウ静子・次兄・ケンテツ)である[3]
  • 母は料理研究家李映林、兄弟唯一の女性である姉のコウ静子フードコーディネーター(母のアシスタントも兼務)という料理家ファミリーである。家族みんなが揃って食べる家庭料理の大切さを語り、2007年には大阪から母と姉を東京へ呼び、一緒に暮らしていた[7]

メディア出演

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テレビ・ラジオ

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広告

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その他

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著書

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脚注

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  1. ^ *茂田由香里. "20. 料理研究家 コウケンテツさん". 2009年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年7月30日閲覧。
  2. ^ ラジオビタミン「ときめきインタビュー」2009年1月15日OA
  3. ^ a b "vol.120 料理研究家 コウケンテツ 熱意があれば道はつながる". マイナビ転職. 2020年11月19日閲覧。
  4. ^ a b "コウケンテツさん「本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ」インタビュー 簡単レシピの時代、男性料理家の使命とは|好書好日". 好書好日. 2020年11月19日閲覧。
  5. ^ *中央日報. "【年中企画】韓食が世界を料理...東京食品博の観客が‘韓国の味’に感嘆". 2009年3月7日閲覧。
  6. ^ 朝日新聞「おやじのせなか」2009年2月15日
  7. ^ 育てた人にきいてみる -料理研究家 コウケンテツの母-
  8. ^ NHK 課外授業ようこそ先輩「料理の発想∞(ムゲンダイ)」
  9. ^ リードでヘルシーに!
  10. ^ 『【料理研究家・コウケンテツ】300日鍋だけだってOK、料理をがんばりすぎるより大切なこと』 2020年11月18日 たまひよONLINE

外部リンク

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