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グッロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グッロ
Gurro
グッロの風景
イタリアン・アルプスにあるグッロ村
行政
イタリアの旗 イタリア
ピエモンテ州の旗 ピエモンテ
県/大都市 ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ
CAP(郵便番号) 28828
市外局番 0323
ISTATコード 103036
識別コード E269
分離集落
隣接コムーネ カヴァーリオ=スポッチャクルソロ=オラッソファルメンタミアッツィーナ
公式サイト リンク
人口
人口 213 [1] 人 (2017年01月01日)
人口密度 16.1 人/km2
文化
住民の呼称 gurresi
守護聖人 Natività della Beata Vergine Maria
祝祭日 9月8日
地理
座標 北緯46度4分0秒 東経8度42分0秒 / 北緯46.06667度 東経8.70000度 / 46.06667; 8.70000 座標: 北緯46度4分0秒 東経8度42分0秒 / 北緯46.06667度 東経8.70000度 / 46.06667; 8.70000
標高 812 (497 - 1925) [2] m
面積 13.27 [3] km2
グッロの位置
イタリアの旗 ポータル イタリア
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グッロ(: Gurro)は、イタリア共和国 ピエモンテ州 ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ県にある、人口約200人の基礎自治体(コムーネ)。

アルプス山脈にある小さな村で、スイスとの国境近くにある。

近隣とは異なる特有の方言を話し、独特な苗字やタータン風の女性用伝統服を持つことなどから、イタリア戦争パヴィアの戦い(1525年)にフランス軍の同盟軍として従軍したスコットランド兵の末裔の村ではないかという説がある[4] 。村の伝説では、パヴィアの戦いから母国に帰るスコットランド兵たちがこの地で雪に阻まれ、定住したとされる[4] 。スイスのチューリヒ大学の研究者が調べたところ、方言には800語もスコットランド・ゲール語系の言葉があったという[5] 。また、村の言い伝えによると、兵士たちは隣村から女性を略奪し、結婚を司る教会の司祭が目覚める前に宴会を開いて妻としたことから、グッロ村では1950年代まで、結婚は披露宴をまず先に行ない、その一週間後の朝に教会で結婚式を執り行なうのが伝統だったという[4] 。村の博物館には、スコットランドとのつながりを示す物品などが展示されている[4]

脚注

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外部リンク

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ウィキメディア・コモンズには、グッロ に関連するカテゴリがあります。

アーロラ , アウラーノ , アリッツァーノ , アンツォーラ・ドッソラ , アントローナ・スキエランコ , イントラーニャ , ヴァルストローナ , ヴァルツォ , ヴァンツォーネ・コン・サン・カルロ , ヴィガネッラ , ヴィッラドッソラ , ヴィッレッテ , ヴィニョーネ , ヴェルバーニア , ヴォゴーニャ , オッジェッビオ , オメーニャ , オルナヴァッソ , カヴァーリオ=スポッチャ , カザーレ・コルテ・チェッロ , カプレッツォ , カラスカ=カスティリオーネ , カンネロ・リヴィエーラ , カンノービオ , カンビアスカ , ギッファ , クアルナ・ソット , クアルナ・ソプラ , グッロ , クラヴェッジャ , グラヴェッローナ・トーチェ , クルソロ=オラッソ , クレヴォラドッソラ , クロード , コッソーニョ , サン・ベルナルディーノ・ヴェルバーノ , サンタ・マリーア・マッジョーレ , ジェルマーニョ , ジニェーゼ , ストレーザ , セッピアーナ , チェーザラ , チェッポ・モレッリ , トチェーノ , ドモドッソラ , トラーレゴ・ヴィッジョーナ , トラスクエーラ , ドルオーニョ , トロンターノ , ノーニオ , バヴェーノ , バチェーノ , パッランツェーノ , バンニオ・アンツィーノ , ピエーヴェ・ヴェルゴンテ , ピエディムレーラ , ファルメンタ , フォルマッツァ , プレーミア , プレメーノ , プレモゼッロ=キオヴェンダ , ブロヴェッロ=カルプニーノ , ベウラ=カルデッツァ , ベーエ , ベルジラーテ , ボニャンコ , マクニャーガ , マゼーラ , マッシオーラ , マドンナ・デル・サッソ , マレスコ , ミアッツィーナ , メルゴッツォ , モンテクレステーゼ , モンテスケーノ , , ロレーリア

脚注

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