エア・ベルギー
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設立 | 2016年5月27日 | |||
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運航開始 | 2018年3月29日 | |||
ハブ空港 | シャルルロワ空港 | |||
航空連合 | 未加盟 | |||
保有機材数 | 9機 | |||
本拠地 | ベルギー・モン=サン=ギベール (英語版) | |||
代表者 | ニキー・テルザキス | |||
外部リンク |
airbelgium | |||
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エア・ベルギー (Air Belgium)は、ベルギーの貨物輸送会社。かつては旅客輸送も行っていた。
概要
[編集 ]2016年の夏、元ASL航空ベルギーのニキー・テルザキスがベルギーから中国や香港への路線を運航するために設立された。運航は2017年10月に開始される予定だったが、航空運送事業許可(AOC)を取得してないため運航はできなかった。2017年12月にはアクセスが容易で税も安いことから、ブリュッセル空港に代わりシャルルロワ空港から2018年3月に初便を就航させることを発表した[1] 。
2018年3月14日にAOCを取得、運航を開始すると発表した[2] 。3月29日にはスリナム・エアウェイズに代わりアムステルダム〜パラマリボ行きを運航した。4月25日、ロシア領空での運航権がないため、自社便であるシャルルロワ〜香港便の運航開始を4月30日から6月3日に延期することを発表した[3] 。2018年6月に香港便を運航開始したものの、わずか3か月後の9月21日に冬季運休を発表[4] 。
2021年1月30日に元カタール航空機のエアバスA330-200Fを4機導入[5] 、同機を使用しリエージュ空港を拠点とした貨物便の運用を行うことを発表した。さらに7月にはエアバスA330-900を2機導入することを発表[6] 、同機を使用しブリュッセル〜モーリシャス線を運行すると発表した。
2023年10月3日にすべての旅客定期便を終了、保有している旅客型機は他の航空会社が運航することとなった。
機材
[編集 ]現在の保有機材
[編集 ]機材 | 運用数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | |||
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C | W | Y | 合計 | ||||
エアバスA330-200 | 2 | - | 22 | - | 240 | 262 | |
エアバスA330-900 | 2 | - | 30 | 21 | 235 | 286 | 2機ともLOTポーランド航空へリース |
貨物用機材 | |||||||
エアバスA330-200P2F | 3 | - | 貨物 | 宏遠グループ向けに運航 | |||
ボーイング747-8F | 2 | - | 貨物 | 宏遠グループ向けに運航 | |||
ボーイング777-300BDSF | - | 11 | 貨物 | 宏遠グループ向けに運航 | |||
計 | 9 | 11 |
過去の保有機材
[編集 ]ギャラリー
[編集 ]-
エアバスA340-300
関連項目
[編集 ]脚注
[編集 ]- ^ Air Belgium selects Brussels South Charleroi Airport to launch long-haul network; first flight to Hong Kong in March
- ^ Air Belgium secures AOC, preps for launch
- ^ Air Belgium reschedules first flight from Brussels South Charleroi to Hong Kong to 3 June 2018
- ^ エアベルギー、唯一の路線のブリュッセル〜香港線を運休へ
- ^ カタール航空のA330Fが全機退役 退役した4機はエアベルギーへ
- ^ エア・ベルギー、エアバスA330-900neoを2機導入
- ^ Air Belgium Fleet Details and History
外部リンク
[編集 ]- 公式サイト (英語)(フランス語)(オランダ語)
- Air Belgium (airbelgium) - Facebook