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イオン秋田中央店

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イオン秋田中央店
ÆON Akita-Chūo
店舗概要
所在地 010-0029
秋田県 秋田市楢山川口境5番11号
(秋田県秋田市楢山川口境62番7 外7筆[1] )
座標 北緯39度42分15秒 東経140度6分34.7秒 / 北緯39.70417度 東経140.109639度 / 39.70417; 140.109639 (イオン秋田中央店) 座標: 北緯39度42分15秒 東経140度6分34.7秒 / 北緯39.70417度 東経140.109639度 / 39.70417; 140.109639 (イオン秋田中央店)
開業日 1995年 (平成7年) 4月28日 (秋田サティ)
正式名称 イオン秋田中央店[1]
施設所有者 みずほ信託銀行株式会社 [1]
施設管理者 イオン東北株式会社
延床面積 35,055 m²
商業施設面積 18,621 m²[2]
中核店舗 イオン秋田中央店
店舗数 53店舗
駐車台数 1,416台
前身 秋田サティ
最寄駅 JR羽越本線 羽後牛島駅
最寄バス停 イオン秋田中央店前
最寄IC 秋田自動車道 秋田中央IC
外部リンク イオン秋田中央店
イオン秋田中央 専門店街
TOHOKU
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旧・秋田サティ(2008年7月)

イオン秋田中央店(イオンあきたちゅうおうてん)は、秋田県 秋田市楢山川口境にある、イオン東北が管理・運営するショッピングセンターである。

概要

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(2014年4月)

かつての県有工業用地と秋田市御所野湯本に移転した山岡工業跡地などに、1991年(平成3年)9月に東北ニチイが出店を表明。大規模小売店舗審議会東北審議部会の答申による売場面積の4割削減や近隣の土地買収が不調に終わったことを受けて、計画を大幅に変更。当初併設する予定だったシネマコンプレックスは取り止めになった。[要出典 ]1995年(平成7年)4月、秋田県における「サティ」第1号店[注釈 1] として「秋田サティ」はオープンした。

開業初年度の1996年2月期で約101億円[3] の売上を計上。1998年2月期には約115億円[3] の売上があり、マイカル東北の店舗の中では唯一100億円を超え、2001年9月のマイカル経営破綻まで約100億円の売上を維持し続けていた。これにより、当時の秋田サティ店長はマイカル東北の取締役であり、北東北の「サティ」や「ニチイ」を取りまとめる北東北ブロック長を兼任していた。

2001年 9月1日付で、マイカル東北が運営する店舗のうち、「秋田サティ」を含む7店舗[注釈 2] をマイカルが譲受。2001年9月14日にマイカルは経営破綻したが、「秋田サティ」を含む全国の店舗は引き続き営業を継続した。

2011年 3月1日マイカルイオンリテールへ吸収合併されることに伴い、「秋田サティ」から「イオン秋田中央店」へ改称した。テナントで、「サティ」を含む店名となっていた店舗・ショップ名の変更もほぼ同時に実施されたが、JTBトラベランド [注釈 3] などの運営会社変更予定の事情等を抱える店舗などはこの時点では一部実施されなかった。 また、2013年から食品フロア、2階・3階、飲食店街付近と立て続けにリニューアルされている。

2020年3月1日、マックスバリュ東北株式会社とイオンリテール株式会社東北カンパニーの食品・日用品雑貨事業を統合し、イオン東北株式会社が発足[4] 。当店の場合、イオン東北が店舗の管理・運営と食品売場を継承。同日発足したイオンリテール東北事業本部が、衣料・住居余暇・H&BC(ヘルス・アンド・ビューティーケア)を受け持った[4] 。これにより、イオン東北の店長とイオンリテールの店長が存在した。また、当店に入居していたイオンリテール東北カンパニー秋田事業部はイオン東北 営業本部秋田事業部に転換[5] 。新たにイオンリテール東北事業本部 営業部北東北地区事務所が入居した。

2021年 9月1日、イオン東北株式会社とイオンリテール株式会社東北事業本部が統合[4] 。「イオン秋田中央店」はイオン東北が一体化して管理・運営に当たる。コロナ禍という予期せぬ事態が発生し、衣食住全てを取扱うGMS(総合スーパー)の需要が高まり、一体化した店舗運営を実現するため、今回の経営統合に至った[4] 。イオンリテール東北事業本部 営業部北東北地区事務所は廃止となり、北東北地区長がイオン東北 営業本部秋田事業部長に就任した[6]

現在は地域経済の低迷などにより、売上はかつての100億円まではいかない。

沿革

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  • 1991年(平成3年)9月17日 - 東北ニチイが秋田市楢山川口境に出店を表明[7]
  • 1994年(平成6年)5月30日 - 起工式および安全祈願祭が行われる。
  • 1995年(平成7年)4月28日 - 「秋田サティ」オープン[8]
  • 1996年(平成8年)7月 - 株式会社東北ニチイが株式会社マイカル東北に商号変更。
  • 2001年(平成13年)
    • 9月1日 - 「秋田サティ」を含む7店舗がマイカル東北からマイカルに譲渡される。
    • 9月14日 - マイカルが東京地方裁判所民事再生法の適用を申請。
  • 2002年(平成14年)1月9日 - マイカル全国104店舗「100億円在庫大処分」開催により周辺道路が大渋滞。秋田警察署員16名が出動し交通整理を行う。
  • 2003年(平成15年)11月29日 - 株式会社マイカルがイオン株式会社の完全子会社となる。
  • 2010年(平成22年)2月16日 - 秋田県と株式会社マイカル[注釈 4] にて、災害時における生活必需物資の供給に関する協定を締結[9]
  • 2011年(平成23年)
    • 3月1日 - イオンリテール株式会社が株式会社マイカルを吸収合併。「秋田サティ」を「イオン秋田中央店」に改称。
    • 4月1日 - 秋田中央交通がサティ前停留所をイオン秋田中央店前停留所に改称。
    • 6月14日 - 秋田県とイオン株式会社にて、11項目の包括連携協定を締結[10]
    • 6月30日 - 「あきた元気!WAON」の販売を開始[10] 東北地方唯一の店舗であった「カフェデュモンド秋田サティ店」が閉店[11]
  • 201x年(平成2x年) - イオンリテール東北カンパニー秋田事業部が、「イオン大曲店」から「イオン秋田中央店」に移転。
  • 2016年(平成28年)2月5日 - 秋田市とイオン秋田中央店にて、災害時における応急生活物資の供給等に関する協定を締結[12]
  • 2020年(令和2年)
    • 1月31日 ‐ テナントのひとつで、飲食店街から離れた所に店舗を構えていた「ミスタードーナツ秋田南ショップ」が閉店[13]
    • 3月1日 - イオン東北株式会社発足に伴い、店舗の管理・運営および食品売場をイオン東北に移管。イオンリテール東北カンパニー秋田事業部がイオン東北営業本部秋田事業部に転換。
  • 2021年(令和3年)
    • 2月14日 - 1階にある「ハッシュアッシュイオン秋田中央店」が閉店[14]
    • 2月20日 - 1階西口脇のミスタードーナツ跡地にカプセルトイ専門店「TOYS SPOT PALO」がオープン[15]
    • 9月1日 - イオン東北とイオンリテール東北事業本部の統合に伴い、「イオン秋田中央店」衣料、住居余暇、H&BC各売場をイオン東北に移管[16] [17]
    • 11月16日 - 食品売場リニューアルオープン[18]
  • 2023年(令和5年)
    • 7月15日 - 県内記録的大雨の影響により17時にて全館閉店。
    • 7月16日 - 臨時休業[19]
    • 7月17日 - 営業再開。
  • 2024年(令和6年)
    • 1月10日 - 「イオン秋田中央店」にて、Woltによるデリバリーサービス提供を開始[20]
    • 2月12日 - 2階「天ぷら和食処四六時中秋田店」が閉店[21]
    • 10月24日 - イオン東北がプライベートブランド「トップバリュ」など商品100品目を数量限定で増量販売すると発表[22] 。イオン東北西田茂樹商品副本部長が当店で記者会見を開き、対象商品やコスト削減策などを説明[22]
  • 2025年(令和7年)1月19日 - 秋田魁新報社主催、イオン東北共催にて、地震洪水への備えを学ぶ「段ボールジオラマ防災授業」を開催[23] [24] 。午前の部、午後の部計57人が参加し、段ボールで秋田市の立体地図を作り、災害発生時に危険が潜む場所を確認した[24]

フロア

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イオン秋田中央店

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フロア
3 子供服とベビー用品・住まいと暮らしのフロア
2 婦人・紳士・ファッションとレストランのフロア
1 食料品・健康と美容・ファミリーファッション・飲食街のフロア

専門店

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→詳細は「フロアマップ」を参照

脚注

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注釈

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  1. ^ この時点では、「能代サティ」は東北ニチイが運営する「ニチイ能代店」だった。また、旧・鷹巣町(現在の北秋田市)には「ニチイ鷹巣店」もあった。
  2. ^ 「秋田サティ」、旧「盛岡南サティ」、「一関サティ」、「米沢サティ」、「福島サティ」、「会津サティ」、「いわきサティ」の7店舗。
  3. ^ 「JTBトラベランド秋田サティ店」は、運営会社変更となった2011年4月1日付で、「JTB東北トラベランドイオン秋田中央店」に改称されている。
  4. ^ 2011年3月、イオンリテール株式会社東北カンパニーが継承。2020年3月、イオン東北株式会社が継承。

出典

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  1. ^ a b c 「秋田市告示」『秋田市公報あきた』第1046号、秋田市総務部文書法制課、平成24年7月10日、p.30。
  2. ^ "都道府県別・政令指定都市別・市町村別SC一覧" (PDF). 日本ショッピングセンター協会 (2016年12月). 2018年3月21日閲覧。
  3. ^ a b 石川洋 『勝ち組への新流通戦略』 文芸社、2000年、p.124。
  4. ^ a b c d 企画特集「新生イオン東北きょう誕生 衣食住すべてを支える 辻社長インタビュー」『秋田魁新報』2021年9月1日、15面。
  5. ^ 「代表取締役の異動及び機構改革について」イオン東北株式会社、2020年3月1日。
  6. ^ 「機構改革及び人事異動について」イオン東北株式会社、2021年9月1日。
  7. ^ 「東北ニチイが出店表明 秋田市に超大型店 来月早々に説明会」『秋田魁新報』1991年9月18日朝刊。
  8. ^ 「秋田市に大型SC サティ船出 1800台収容駐車場も満杯」『秋田魁新報』1995年4月29日朝刊。
  9. ^ 『秋田県地域防災計画(資料編)』秋田県防災会議、令和5年4月修正、pp.445-449。
  10. ^ a b 「秋田県とイオンの包括連携協定について」イオン株式会社、2011年6月14日。
  11. ^ 株式会社松屋ホームページ「出店予定・新店情報」2011年11月3日閲覧。
  12. ^ 『秋田市地域防災計画 資料編』秋田市、令和元年6月12日更新、pp.178-180。
  13. ^ イオン秋田中央店 専門店街「インフォメーション」2020年1月3日閲覧。
  14. ^ イオン秋田中央店 専門店街「ショップニュース」2021年1月15日閲覧。
  15. ^ イオン秋田中央店 専門店街「ショップニュース」2021年4月18日閲覧。
  16. ^ 長田雅巳「イオンリテール東北事業本部 イオン東北にあす一本化 コロナ下で対応力強化」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2021年8月31日、4面。
  17. ^ 相沢一浩「「リテール」統合のイオン東北社長 シェア東北一を目指す」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2021年9月2日、4面。
  18. ^ 電子チラシ「11.16火 あさ9時~ イオン秋田中央店の売場が新しくなりました! リニューアルオープン」イオン秋田中央店公式ホームページ、2021年11月16日掲載、2021年11月18日閲覧。
  19. ^ "秋田県内のイオングループは7店舗が臨時休業(10:00)". 秋田 NEWS WEB. NHK秋田放送局. 2023年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月10日閲覧。
  20. ^ "おもてなしデリバリー Wolt、「イオン東北」5県目となる秋田にてサービスを開始!". 株式会社 PR TIMES (2024年1月10日). 2024年2月15日閲覧。
  21. ^ 「閉店のお知らせ」株式会社イオンイーハート、2024年2月13日。
  22. ^ a b 石川彩乃「イオン東北 PB商品を増量、値下げ 消費者の節約志向に対応」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年10月25日、4面。
  23. ^ ×ばつイオングループ秋田開業50年~ 段ボールジオラマ防災授業 参加者募集」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2025年1月7日、21面。
  24. ^ a b 安部聖美「災害時の危険な場所確認 親子ら 段ボール立体地図作り 秋田市」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2025年1月20日、23面。

関連項目

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外部リンク

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