イイジマウミヘビ
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イイジマウミヘビ |
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イイジマウミヘビ Emydocephalus ijimae
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保全状況評価 |
絶滅危惧II類(環境省レッドリスト) |
分類 |
種
:
イイジマウミヘビ E. ijimae
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学名 |
Emydocephalus ijimae Stejneger, 1898 |
和名 |
イイジマウミヘビ |
英名 |
Iijima sea snake |
イイジマウミヘビ(飯島海蛇、Emydocephalus ijimae)は、コブラ科(ウミヘビ科とする説もあり[要出典 ])カメガシラウミヘビ属に分類されるヘビ。有毒とされている。特定動物。
分布
[編集 ]日本(南西諸島)、台湾、フィリピン。ちなみに、フィリピン海以南には、同属のカメガシラウミヘビが生息している。
形態
[編集 ]全長は50-90cm。[1] 体型はやや太い。体色は淡黄色で、黒い横縞が入るが、帯の縁は不規則[1] 。頭部は丸みを帯びる。[1] 尾は側偏する。
鼻孔は頭の上部に付いている。[1] 唇の鱗(上唇板、下唇板)は分厚く硬質化している[1] 。 上陸はしないが、腹板は幅が広く、V字形をなす[1] 。
毒
[編集 ]本種は魚卵を主食としているため、生きた動物を捕食することはない。そのため、毒牙や毒腺は退化し、唾液もほぼ無毒化されているという[1] 。但し、ウミヘビには似た形態の種が多く、猛毒の他のウミヘビ類との判別は慣れた人でないと難しいので、種の判別に自信がないなら、触らない方が良い。
生態
[編集 ]海洋の沿岸部に生息する。完全水棲で陸にあがることはない。[1] 昼行性。
食性は動物食で、スズメダイやハゼ、イソギンポ等の魚の卵を食べる。[1] 分厚い唇板で岩やサンゴから魚卵を剥がし取って捕食する。
関連項目
[編集 ][脚注の使い方]
出典
[編集 ]- ^ a b c d e f g h i j 内山りゅう『日本の両生爬虫類 : 決定版』平凡社、2002年、306頁。ISBN 4-582-54232-8 。https://www.worldcat.org/oclc/54741317 。
参考文献
[編集 ]- 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、327頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、132頁。
外部リンク
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、イイジマウミヘビ に関連するカテゴリがあります。
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