なとりりんくうタウン
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なとりりんくうタウンは、宮城県 名取市にある仙台空港臨空都市の愛称である。仙台東部道路をはさんで、同市中心部に近い西側の「杜せきのした」(もりせきのした)と、東側の「美田園」(みたぞの)の両地区により構成される。
「美田園」地区の北側に造成された美田園北団地についても合わせて記述する。
地区構成
- 杜せきのした団地(地図 - Google マップ、仙塩広域都市計画「名取市関下土地区画整理事業」)
- 美田園団地(地図 - Google マップ、仙塩広域都市計画「名取市下増田臨空土地区画整理事業」)
- 面積は114.54 ha。
- 仙台空港鉄道美田園駅を中心に開発された仙台空港に隣接している地区。
- ゲートウェイセンター地区としての役割が期待され,名取市下増田臨空土地区画整理組合が事業主体となって,地区開発が進められている。
- 2013年(平成25年)宮城県美田園高等学校を中心とした教育施設「まなウェルみやぎ」が設置される予定。
- 美田園北団地(地図 - Google マップ、名取市下増田地区防災集団移転促進事業 [1] )
- 面積は約6.5 ha(低層住宅地区約5.1ha+公営集合住宅地区約1.4ha)[2] 。
- 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波によって被災した、名取市沿岸部の北釜・広浦・杉ケ袋北・杉ケ袋南の4地区からの集団移転先[1] 。
年表
- 1994年(平成6年)4月 - 「仙台空港臨空都市整備基本構想」を策定[3] 。
- 1996年(平成8年) - 宮城県が「仙台空港臨空都市整備基本計画」を策定。
- 2002年(平成14年)12月5日 - 仙台空港アクセス鉄道事業が着工。
- 2004年(平成16年) - 名取市関下・下増田両地区の土地区画整理事業が着工。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。
- 2012年(平成24年)2月4日 - 名取市閖上・下増田の両地区で被災した24店舗および7事業所が集まった、復興商店街(仮設店舗)「閖上さいかい市場」が美田園7丁目1-1に開店[4] [5] [6] 。
- 2013年(平成25年)10月28日 - 美田園団地の北側隣接地(下増田字前田および飯塚)において、「下増田地区防災集団移転促進事業移転先団地」造成工事の着工式が行われた[1] 。同地は「美田園北」と命名された[1] 。
- 2015年(平成27年)12月20日 - 当地に最寄となる仙台東部道路・名取中央スマートIC(2017年3月供用予定)の着工式が行われた[7] 。
交通
鉄道
バス
- 名取市乗合バス「なとりん号」
高速・有料道路
- 仙台東部道路
- 名取インターチェンジまでおよそ10分
- 仙台空港インターチェンジまでおよそ10分
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d 下増田地区防災集団移転促進事業移転先団地造成工事について Archived 2016年9月19日, at the Wayback Machine.(名取市 2014年1月9日)
- ^ 地区計画届出の手引き 美田園北地区 (PDF) (名取市)
- ^ 仙台空港鉄道株式会社 改革支援プラン (PDF) (宮城県土木部 2009年8月)
- ^ 心ひとつに! 閖上さいかい市場 【名取市復興仮設店舗】(名取市商工会)
- ^ 名取市の復興商店街(宮城県観光連盟「みやぎ復興ツーリズムガイド」)
- ^ 閖上さいかい市場(名取市観光物産協会)
- ^ <仙台東部道>名取中央スマートIC着工 Archived 2016年8月26日, at the Wayback Machine.(河北新報 2015年12月21日)