here comes my love
「here comes my love」 | |||||||||||||||||||
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Mr.Childrenの配信限定シングル | |||||||||||||||||||
収録アルバム | 『重力と呼吸 』 | ||||||||||||||||||
リリース | 2018年1月19日 | ||||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||||
ジャンル | |||||||||||||||||||
時間 | 5分58秒 | ||||||||||||||||||
レーベル | トイズファクトリー | ||||||||||||||||||
作詞者 | 桜井和寿 | ||||||||||||||||||
作曲者 | 桜井和寿 | ||||||||||||||||||
プロデュース | Mr.Children | ||||||||||||||||||
チャート順位 | |||||||||||||||||||
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映像外部リンク | |
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ライブ映像 | |
「here comes my love」 (2019) |
『here comes my love』(ヒア・カムズ・マイ・ラヴ)は、日本のバンド・Mr.Childrenの7作目の配信限定シングル。2018年1月19日にトイズファクトリーより発売された[13] 。
背景・音楽性
[編集 ]桜井和寿曰く、「ハードロック寄りのバラード」[14] 。間奏のギター・ソロは桜井によるもので、クイーンを意識したという[15] 。
2017年末より、Mr.Childrenはアルバム『REFLECTION』以降に桜井和寿が書き溜めたデモをもとに、長期の制作期間に突入。本楽曲はその第1弾発表とも言うべき作品となっている[16] 。
リリース・プロモーション
[編集 ]『himawari』以来、約半年ぶりとなるシングル。配信限定シングルとしては、『放たれる』以来約3年8か月ぶりとなる。
本作のアートディレクターは大西正一が担当[17] 。ジャケットには寒立馬が映っている[18] 。
批評
[編集 ]ロッキング・オンの高橋智樹は、本作に関して「BPM=70ほどのゆったりとしたリズム感の中で、聴く者の孤独に寄り添う密接な距離感から、ギターのドライブ感が轟くスタジアム級のサウンドスケープまで、Mr.Childrenの音風景のすべてを体現してみせたような、切実なエモーションあふれる名曲だ」とし、振り幅の大きな楽曲の点描画から「Mr.Children像」を浮かび上がらせるのではなく、1曲1曲に己の闇も光も注ぎ込んで自らのすべてを描ききるような迫力が、優しいメロディの隅々にまでみなぎっている、と評した[19] 。
チャート成績
[編集 ]初週で約7.2万ダウンロードを計上し、2018年1月29日付のオリコン週間デジタルシングルチャート、およびBillboard JAPAN週間ダウンロードソングチャート「Billboard Japan Download Songs」で共に初登場1位を記録[1] [6] 。また、翌週も約3.6万ダウンロードを記録し、両チャートで2週連続1位となった[2] [7] 。さらに、その2週間後となる2月19日付の両チャートでは、約2.0万ダウンロードを計上し再び1位を獲得した[3] [8] 。
2018年度のオリコン年間デジタルシングルチャート、およびBillboard JAPAN年間ダウンロードソングチャート「Billboard Japan Download Songs of the Year 2018」では共に10位にランクイン[5] [10] 。
収録曲
[編集 ]# | タイトル | 作詞・作曲 | 編曲 | 時間 | |
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1. | 「here comes my love」 | 桜井和寿 | Mr.Children | 弦編曲: 桜井和寿 & 世武裕子 |
楽曲解説
[編集 ]- here comes my love
- フジテレビ系木曜劇場『隣の家族は青く見える』主題歌[13] 。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、桜井和寿は「この物語の登場人物達の、また、その物語に自分を重ね共感するであろう皆さんの背中を押すことができるように、この曲に心を込めて制作しました」とコメントしている[20] 。
- 本楽曲を使用したミュージック・ショートフィルムが制作され、2018年2月9日よりMr.ChildrenのYouTube公式チャンネルで公開されている[21] 。監督は林響太朗が務め、脚本は唐津宏治が担当。堀田眞三・貞光奏風・坂井悠莉・吉原拓弥・小林涼子・キンタカオが出演している[22] 。歳を重ねてもずっと1人の女性を想い続ける男性に起きる奇跡を描いた作品となっており[23] [24] 、トイズファクトリーの特設サイトではショートフィルムのシナリオも公開されている[22] 。また、本作のジャケットにも採用された寒立馬が登場している。林は本楽曲のイメージにあった「なにかをずっと待っている人」に寒立馬がリンクしたといい、「それを起点にひとりの相手を思い続けている人のメタファーとして映像をつくろうと思いました」と語っている[24] 。
- 2018年3月18日にさいたまスーパーアリーナで開催されたライブ『エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!! 〜夢の競演〜』でライブ初披露された[25] 。
参加ミュージシャン
[編集 ]- Mr.Children
- 森俊之:Piano
- 木ノ脇道元:Flute
- Jonathan Hammill:Horn
- 井上華:Horn
- 奥村晶:Trumpet
- 中川英二郎:Trombone
- Bob Zung:Sax
- 室屋光一郎:Strings
- 室屋光一郎ストリングス:Strings
ライブ映像作品
[編集 ]曲名 | 作品名 |
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here comes my love | Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 |
収録アルバム
[編集 ]脚注
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ a b "【オリコン】ミスチル、深田恭子主演ドラマ主題歌がDL1位". ORICON NEWS. オリコン (2018年1月23日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "Mr.Children、配信限定曲『here comes my love』が2週連続のオリコン1位". rockin'on.com. ロッキング・オン (2018年1月30日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "Mr.Children、『here comes my love』が週間デジタルランキングで通算3度目の1位獲得". rockin'on.com. ロッキング・オン (2018年2月13日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ "【オリコン2018年上半期デジタルランキング】米津玄師「Lemon」がシングル100万DL突破! TOP10同時3作ランクイン!!". ORICON NEWS. オリコン (2018年6月28日). 2020年8月5日閲覧。
- ^ a b "【オリコン年間デジタルランキング 2018】米津玄師がシングル首位、『グレイテスト・ショーマン』がアルバム首位 2ページ目". ORICON NEWS. オリコン (2018年12月21日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "【ビルボード】ミスチル新曲DLソング堂々1位、DLアルバムはWANIMAが制す". Billboard JAPAN . 阪神コンテンツリンク (2018年1月24日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "【ビルボード】ミスチル新曲DLソング首位キープ、故ジョンヒョン(SHINee)がDLアルバム初登場1位". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年1月31日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "【ビルボード】ミスチルDLソング首位返り咲き、TWICEストリーミング断トツ1位". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年2月14日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ "【ビルボード上半期Download Songs】米津玄師「Lemon」が圧巻の首位、米津関連曲がトップ10内に3曲". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年6月8日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "【ビルボード年間Download Songs】米津玄師「Lemon」が2位「U.S.A.」以下を大きく引き離して堂々1位". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年12月7日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ "【ビルボード】NEWS「LPS」が138,647枚を売り上げ総合首位獲得 Mr.Childrenデジタル・シングルは総合2位に初登場". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2018年1月24日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ "Billboard Japan Hot 100 Year End | Charts". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b "Mr.Children書き下ろしの深田恭子主演ドラマ主題歌、明日配信リリース". 音楽ナタリー . ナターシャ (2018年1月18日). 2018年9月20日閲覧。
- ^ 佐藤竜樹 2017, p. 11.
- ^ 山崎洋一郎 2018, p. 64.
- ^ "Mr.Children、新曲"here comes my love"を明日1/19 0時より配信リリース". rockin'on.com. ロッキング・オン (2018年1月18日). 2020年10月5日閲覧。
- ^ "here comes my love | GRAPHIC". Masakazu Onishi Design. 2022年4月28日閲覧。
- ^ 寒立馬を守る会の投稿(2011746219064703) - Facebook、2022年4月28日閲覧。
- ^ 高橋智樹 (2018年1月22日). "Mr.Childrenにさらなる「深化」をもたらした新曲"here comes my love"を聴いた!". rockin'on.com. ロッキング・オン. 2022年4月28日閲覧。
- ^ "Mr.Children、深田恭子主演のフジ系妊活ドラマに書き下ろし主題歌提供". 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年12月21日). 2022年4月28日閲覧。
- ^ "Mr.Children新曲ショートフィルム公開、ある男の人生を描く". 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年2月9日). 2020年10月5日閲覧。
- ^ a b "Mr.Children新曲"here comes my love"短編映像公開 ある男の記憶の物語". CINRA.NET. CINRA (2018年2月9日). 2021年6月5日閲覧。
- ^ 力石恒元 2022, p. 81.
- ^ a b 力石恒元 (2022年5月24日). "【Mr.Children特集】映像作家、林響太朗が明かす「here comes my love」のMV制作秘話". Pen . CCCメディアハウス. 2022年7月18日閲覧。
- ^ 福永大夢 2018, p. 7.
参考文献
[編集 ]- 佐藤竜樹「COULD BE ANYTHING」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第77巻、エンジン、2017年12月、10 - 11頁。
- 福永大夢「エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!! 〜夢の競演〜 Live Report」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第78巻、エンジン、2018年5月、3 - 8頁。
- 力石恒元「あのミュージックビデオは、いかに撮影されたのか」『Pen』第26巻7号通巻530号、CCCメディアハウス、2022年5月27日、80 - 83頁。
- 山崎洋一郎「メンバー全員インタビュー、最新作『重力と呼吸』を語る」『ROCKIN'ON JAPAN』第32巻第11号通巻501号、ロッキング・オン、2018年10月30日、38 - 69頁。
外部リンク
[編集 ]- 特設サイト
- ミュージック・ショートフィルム
- ライブ映像
- 歌詞
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