HELLO (HYDEの曲)
「HELLO」 | |||||||||||||
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HYDE の シングル | |||||||||||||
初出アルバム『666』 | |||||||||||||
A面 | HELLO | ||||||||||||
B面 | THE OTHER SIDE | ||||||||||||
リリース | |||||||||||||
規格 | マキシシングル | ||||||||||||
録音 |
2003年 日本の旗 日本 | ||||||||||||
ジャンル | ロック | ||||||||||||
時間 | |||||||||||||
レーベル |
HAUNTED RECORDS (Ki/oon Records) | ||||||||||||
作詞・作曲 | HYDE | ||||||||||||
プロデュース | HYDE, K.A.Z | ||||||||||||
ゴールドディスク | |||||||||||||
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チャート最高順位 | |||||||||||||
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HYDE シングル 年表 | |||||||||||||
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「HELLO」(ハロー)は、日本のロックバンド・L'Arc〜en〜Cielのボーカリストで、シンガーソングライターであるHYDEの4作目のシングル。2003年 6月4日発売。発売元はKi/oon Records内に設立した自身の主宰レーベル、HAUNTED RECORDS。
解説
[編集 ]アルバム『ROENTGEN』から約1年3ヶ月ぶりとなる新譜で、前作「SHALLOW SLEEP」以来約1年2ヶ月ぶりとなるシングル。
2002年に発表したアルバム『ROENTGEN』を「家で聴いて楽しめる音楽」として、自身が嗜好する弦楽器や管楽器を効果的にフィーチャーしたアンビエント色の強いムーディな<静>の世界観[1] で完成させたかったこともあり[2] 、この年はプロモーション企画で数本の単発コンサートを行うに留まっていた[2] 。そのため、HYDEの中に「ライヴができる様なアルバムを作って、(リスナーの)みんなに会いに行きたい[3] 」という気持ちが徐々に芽生えるようになり、HYDEはアルバム制作を主体とした<静>の活動を一旦休止することを決める。そして2003年からは、自身が好む音楽性のひとつであるハードロックに焦点を当て、ライヴ活動をメインに据えた激しいロックサウンドを追求する<動>の活動スタイルに方針を180度転換することにしている。
本作の表題曲「HELLO」は、ディストーションの効いたギターが印象的な、メロディアスなハードロックテイストの楽曲に仕上げられている。この曲にはハードでありながらキャッチーなドライヴ感も内包されているが、HYDEはこの曲の方向性について「アルバム『666』の中でいちばんポップな曲かもしれない[4] 」「自分はアンダーグラウンドなものだけでなく、そこにメロディアスさがあることで魅力を感じるからだと思う[5] 」と述べている。ちなみにこの曲は、2003年4月27日から同年5月15日にかけて、HYDEが参加した対バンツアー「BUBBLE FESTiVAL」などで先行披露されていた。なお、この対バンツアーは、ken(L'Arc〜en〜Ciel)が2002年に新たに結成したロックバンド、SONS OF ALL PUSSYSが主催したものである。余談だが、HYDEは対バンツアーで、表題曲以外にGASTUNKやミスフィッツ、ニルヴァーナなどの楽曲のカバーを披露している。なお、この曲は2003年12月発表のアルバム『666』にはアルバムバージョンで収録されており、アウトロのフィードバックがシングルバージョンよりも若干長くなっている。
カップリングに収録された楽曲「THE OTHER SIDE」は、ヘヴィなリフから始まるグランジの雰囲気を感じられるナンバーとなっている[6] 。なお、この曲も前述のSONS OF ALL PUSSYS主催の対バンツアーなどで先行披露されていた。
なお、本作に収録された楽曲の制作には、共同プロデューサーとしてOblivion Dust、Spin AquaのギタリストであるK.A.Zが招聘されている。K.A.Zはアルバム『666』発売時に受けたインタビューの中で、HYDEからのオファーを受けた経緯について「HYDEからプロデュースの依頼を受けたときはうれしかったけれど、俺自身がSpin Aquaを始めたばかりだったから、正直、躊躇もしたかな。でも、いっしょに演ったら、カッコいいサウンドが生まれるかもしれないって予感はあった[7] 」と述べている。なお、本作及びアルバム『666』のレコーディングでは、HYDEがメインでギターを弾いている。そしてK.A.Zは、サウンド・ディレクションに加え、HYDEのギタープレイに関するアドバイザーを担っている。また、ベースは元media youthのベーシストのHIROKI、ドラムは元BUGのFURUTONが担当している。余談だが、2003年から2004年にかけて開催・参加した公演や、2003年 8月1日に出演したロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2003」などでは、HYDE、HIROKI、FURUTONのスリーピースバンド体制でライヴを行っている。
また、HYDEは、<静>をテーマに制作されたアルバム『ROENTGEN』において低いトーンとウィスパーボイスを多用したアプローチをみせていたが、今回から喉を歪ませたようなヘヴィなヴォーカリゼーションを織り交ぜるようになっている[8] 。
本作は、通常盤(12cmCD)の1形態でリリースされた。なお、発売当初はCCCDで販売されていたが、2005年 10月26日にCD-DAで再発売されている。
発売初週となる2003年 6月16日付のオリコン週間シングルチャートで、「evergreen」以来2度目の首位を獲得している。
収録曲
[編集 ]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「HELLO」 | HYDE, Lynne Hobday | HYDE | HYDE, K.A.Z | |
2. | 「THE OTHER SIDE」 | HYDE, Lynne Hobday | HYDE | HYDE, K.A.Z |
タイアップ
[編集 ]HELLO
参加ミュージシャン
[編集 ]- HELLO
- HYDE:Vocals, Guitars
- FURUTON:Drums
- HIROKI:Bass
- K.A.Z:Synthesizer Programming, Additonal Guitars
- 斎藤仁:Pre Production, Synthesizer Programming
- Lynne Hobday:English Translation
- THE OTHER SIDE
- HYDE:Vocals, Guitars
- FURUTON:Drums
- HIROKI:Bass
- K.A.Z:Additonal Guitars
- 斎藤仁:Pre Production, Synthesizer Programming
- Lynne Hobday:English Translation
収録アルバム
[編集 ]外部リンク
[編集 ]脚注
[編集 ]- ^ "『ROENTGEN』HYDE". Music Store. 20 May 2022. 2022年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月15日閲覧。
- ^ a b 『別冊カドカワScene07』、p.12、KADOKAWA、2021年
- ^ NHKBShi番組『スーパーライブ HYDE ソロライブ in 武道館 〜2004 FIRST TOUR 666〜』
- ^ 『CDでーた』、p.7、角川書店、2003年12月20日号 vol.15 No.20
- ^ テレビ東京系番組『JAPAN COUNTDOWN』2003年 5月31日放送分
- ^ "ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2003 QUICK REPORT". RO69. 1 August 2003. 2022年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月2日閲覧。
- ^ 『CDでーた』、p.10、角川書店、2003年12月20日号 vol.15 No.20
- ^ 『別冊カドカワScene07』、p.20、KADOKAWA、2021年
アルバム |
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シングル |
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映像作品 |
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提供楽曲 | GLAMOROUS SKY (中島美嘉) - KISS OF DEATH (中島美嘉) - BREAKING DAWN (Japanese Ver.) (ジェジュン) | ||||||
ゲーム | |||||||
関連項目 |