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釧路音別太陽光発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
釧路音別太陽光発電所
日本における釧路音別太陽光発電所の位置
日本の旗 日本
所在地 北海道 釧路市
座標 北緯42度54分38秒 東経143度57分51秒 / 北緯42.91056度 東経143.96417度 / 42.91056; 143.96417 (釧路音別太陽光発電所) 座標: 北緯42度54分38秒 東経143度57分51秒 / 北緯42.91056度 東経143.96417度 / 42.91056; 143.96417 (釧路音別太陽光発電所)
現況 運転中
着工 2013年
運転開始 2015年 [1] [2]
事業主体 エコパワーJP SPI音別
運営者 エコパワーJP
開発者 一般社団法人ソーラーパワー1 シャープ サンテック 富士電機 岩田地崎建設 太平洋製作所 日本鉄板JV
太陽発電所
パネル数 100,800枚[2]
陸地面積 約119ヘクタール [1]
発電量
最大出力 約20メガワット(約20,000キロワット)[1]
正味年間発電量 約26,000メガワット時(約26,000,000キロワット時)[2]
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釧路音別太陽光発電所(くしろおんべつたいようこうはでんしょ)は、北海道 釧路市音別町にある太陽光発電所

概要

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日本紙パルプ商事の100%子会社「エコパワーJP」(本社 釧路市)が信託方式で釧路市音別町に太陽光発電所を建設し売電事業を行うプロジェクトであり、JAG国際エナジーコンストラクション・マネジメント(CM業務)契約を締結して開業している[3] 。敷地は有限会社SPI音別(本社 釧路市)が約119 ha(パネル設置面積約39 ha)を所有し100,800枚のソーラーパネルを設置している[4] 。総出力は20 MW、年間の総発電量は一般家庭約8,000世帯分の電力発電しており[2] 北海道電力に売電している[4] 。計画から測量までは釧路企業、国産メーカー設備、資金とオールジャパンによる釧路市最大の太陽光発電所。国内初のエネルギー系プロジェクトファイナンス(みずほ銀行北海道銀行北洋銀行JV)を組成し実現した。

建設にあたっては環境保全に配慮し、森林保全区域の保全を行い、荒れ地のみを利用するという開発手法を採り入れた[5]

設備

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ソーラーパネルはシャープ製(245 Wモジュール)[4] パワーコンディショナー富士電機製を使用している[6] 、架台は日本製鐵製。

脚注

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  1. ^ a b c "JAG国際エナジーが北海道釧路市においてCM業務を担当した「(株)エコパワーJP/釧路音別太陽光発電所」(約20MW)が竣工" (PDF). JAG国際エナジー (2015年7月24日). 2017年8月9日閲覧。
  2. ^ a b c d "「釧路音別太陽光発電所」稼働のお知らせ". 日本紙パルプ商事 (2015年7月24日). 2017年8月9日閲覧。
  3. ^ "「(株)エコパワーJP釧路音別太陽光発電事業プロジェクト」コンストラクションマネジメント業務を受託" (PDF). JAG国際エナジー (2013年9月6日). 2017年8月9日閲覧。
  4. ^ a b c "【エコパワーJP/JAG国際エナジー】釧路市で20kWの「釧路音別太陽光発電所」稼働". 新エネルギー新聞 (新農林社). (2015年8月11日). http://www.newenergy-news.com/?p=994 2017年8月9日閲覧。 
  5. ^ MATSUMURA, Naoto (2011). "「森林管理の理念と技術-森林と人間の共生の道へ」, 昭和堂, 2009年, ISBN 978-4-8122-0945-5, 山田容三 / 「現代森林計画学入門-21世紀に向けた森林管理」, 森林計画学会出版局, 2004年, ISBN 4-915870-29-4, 西川匡英". Japanese Journal of Forest Planning 45 (1): 16–19. doi:10.20659/jjfp.45.1_16. ISSN 0917-2017 . http://dx.doi.org/10.20659/jjfp.45.1_16 . 
  6. ^ "釧路市に20MWのメガソーラーが竣工、パネルはシャープ製". メガソーラービジネス (2015年8月19日). 2017年8月9日閲覧。

関連項目

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