コンテンツにスキップ
Wikipedia

森永LOVE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?"森永LOVE" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2025年2月)

森永LOVE(もりながラブ)とは、かつて森永製菓の100%子会社である森永キャンディーストア(のちレストラン森永 [注釈 1] )が運営していた、日本ファーストフード チェーンである[1] 1974年(昭和49年)12月に1号店を出店して事業開始[2]

キャッチフレーズは「おいしさ分け合おう!」[1] 略称は「ラブ」。

概要

[編集 ]

1974年(昭和49年)12月[2] 東京都 港区 三田に1号店を出店[1] 東京23区を中心とする首都圏ドミナント出店し、最盛期には約50店舗を展開した[1]

メニューにはハンバーガーアイスクリームなどがあり、当時珍しかったイングリッシュ・マフィンツナフィリングとスライスチーズをサンドした「ツナマフィン」が人気メニューであった[1]

1996年に西武商事(現:西武リアルティソリューションズ)との提携を解消[1] 。新たに提携関係となったJT(日本たばこ産業)の資本力により、アメリカ第2位のバーガーキングとJTの合弁会社であるバーガーキングジャパンに買収され[1] 、森永LOVEの店舗はバーガーキングの店舗へ転換された。

しかしバーガーキングとJTの軋轢もあり、2001年にバーガーキングが日本から撤退する際に、店舗はロッテリアファーストキッチンに売却された[1]

職制

[編集 ]
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2025年2月)

森永LOVEの各店舗では、毎日の売り上げ目標が定められていた。その額は数字で記入するのではなく、1234567890の各数字を「CANDYSTORE」のアルファベットに置き換えて表記していた。これはレストラン森永の旧社名が「森永キャンデーストア」(森永ラブの運営は「森永キャンデーストアのファストフード事業部」)だったことに由来する。このため、80万ならOE、115万ならCCYというように記入された。

アルバイトは「フェロー」と呼ばれ、地に緑色(1980年代中期に系に変更)のストライプ柄ユニフォームを着用し、胸部には格分けのハートマークバッジがあった。無い者は(開業初期は時給420円から)「トレーニー」、1つ「フェロージュニア♥」、2つ「フェローシニア♥♥」、3つが最高位「フォアマン♥♥♥」と呼ばれた。しかし時給差は上下それぞれ20〜50円程度だった。

さらにパスタを扱う時代以降には「フェローリーダー」、店長業務が代行できる「サブマネージャー」という上位ランクが置かれた。これらはハートマークではなく社員(マネージャー:MGR)同等のネームプレートが支給され、特にサブマネージャーはMGRとほぼ同一の制服も支給された。MGRの本社進言で格が上がっていくが、前記の通り一律ではなく実力主義でランク付けしたことにより、やる気を引き出し活性化につなげた。

また、全店ではないが「フェローノート」という交換ノートのような雑記帳(時にはMGRも加筆)があり、主に一日の前半に勤務する大学生・主婦などと、後半に勤務する高校生などは職場での接点はないが、「フェローノート」を通じて交流することで、食事会やバブル時代ならではのスキーツアーなど、オフでも集まる店舗もあり、アルバイトの一体感を生むことに成功した。

店舗一覧

[編集 ]
[icon]
この節の加筆が望まれています。 (2025年2月)

東京23区

[編集 ]

東京多摩地区

[編集 ]

神奈川県

[編集 ]

埼玉県

[編集 ]

千葉県

[編集 ]

京都府

[編集 ]

愛知県

[編集 ]

三重県

[編集 ]

メニュー

[編集 ]
[icon]
この節の加筆が望まれています。
  • ハンバーガー(80円→100円→120円)
  • チーズバーガー(100円→120円→150円)
  • フィッシュバーガー(120円→150円)
  • カツバーガー(120円→150円)
  • デラックスバーガー(180円→210円→230円)
  • ベーコンエッグマフィン(朝のみ、120円→150円)
  • ツナマフィン(120円→150円)
  • ピザマフィン(120円→150円)
  • ホットアップルパイ(120円→150円)
  • フライドポテト(S:80円・L:120円→S:100円・L:150円→S:120円・L:180円)
  • ディッシャーアイス各種(100円→120円→150円)
  • ミルク(80円→100円→120円)
  • ホットコーヒー(80円→120円→150円)
  • ホットココア(100円→120円→150円)
  • コーンポタージュ(100円→120円→150円)
  • アイスコーヒー(S:100円・L:130円→S:130円・L:180円)
  • サンキスト(オレンジ・グレープ、S:100円・L:130円→S:130円・L:180円)
  • コカコーラ(S:100円・L:130円→S:130円・L:180円)
  • シェイク(バニラ・ストロベリー・チョコ、120円→150円)
オープン当初なかった「新製品」
  • チキンバーガー(150円)
  • フルーツカクテル(120円)
  • コールスロー(120円)(注記)サラダと呼称
  • ソフトサラミマフィン(150円)
  • リブステーキサンド(230円)
  • ベーコンオムレツバーガー
  • シャウエッセンチリバーガー
  • 鮭ライスバーガー
  • いか明太ライスバーガー
  • 厚焼き玉子ライスバーガー
  • ヘルシーバーガー
  • ヌーボーバーガー
  • たまご粥
  • パスタ各種

ほか

メディアへの登場

[編集 ]

脚注

[編集 ]

注釈

[編集 ]
  1. ^ 1954年設立、2001年廃止。

出典

[編集 ]
  1. ^ a b c d e f g h i "明治や江崎グリコも手を出したハンバーガービジネス ロッテリアだけが飛躍した理由". ITmedia ビジネスオンライン (2019年7月23日). 2020年10月29日閲覧。
  2. ^ a b ジャパニーズ・マーケット・レポート NO.67 外食産業 p.15「表4.ハンバーガー業界の歩み」、日本貿易振興機構、2025年2月3日閲覧(ウェイバックマシン)
  3. ^ a b "サンシャイン60通りFF4社の店舗戦略を探る 森永ラブ=女性客9割の強味". 日本食糧新聞電子版 日食外食レストラン新聞 (1993年3月15日). 2020年10月29日閲覧。
  4. ^ 店舗検索 - 池袋東口 ロッテリア
  5. ^ 店舗検索 - お茶の水駅前 ロッテリア
  6. ^ 上大岡店 ゼッテリア
  7. ^ モスバーガー藤沢エスタ店 モスフードサービス
  8. ^ ロッテリア大宮そごう店 HOT PEPPER グルメ
  9. ^ 中山競馬場 ファーストキッチン
  10. ^ フロアガイド 犬山キャスタ、2025年2月3日閲覧。
  11. ^ サンパーク

関連項目

[編集 ]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /