ヴェルマンドワ家
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ヴェルマンドワ家(フランス語:maison de Vermandois)は、中世 フランスの貴族の家系。9世紀から13世紀までヴェルマンドワ伯を継承した。もともとはカロリング家のイタリア王ピピンの庶子ベルンハルトの子ピピン1世から始まる。11世紀末にカロリング家系最後の女伯アデライードがカペー家出身のユーグ1世(フランス王アンリ1世の子)と結婚し、同伯家はカロリング家系からカペー家系となった。同家最後の女伯エレオノールが1213年に嗣子なく死去した後、フランス王フィリップ2世は同伯領を王領に併合した。
また、同家が領したモー伯領とトロワ伯領から、後のシャンパーニュ伯領が成立した。同家最後の伯エティエンヌの死後、再従兄弟にあたるブロワ伯ウード2世が伯領を継承した。
系図
[編集 ]アミアン伯
=フランドル伯アルヌール1世
(?-978)
(ロレーヌ公ギゼルベルト娘)
オモワ伯
(イングランド王エドワード長兄王娘)
モー伯
トロワ伯
(ジルベール・ド・シャロン娘)
トロワ伯領相続人
1=ノルマンディー公ギヨーム1世
2=ブロワ伯 ティボー1世
ランス大司教
(レナール・ド・バル=シュル=セーヌ娘)
(957-986)
ノワイヨン司教(979-986)
ヴァルク領主
モー伯
トロワ伯
=アンジュー伯ジョフロワ1世
=下ロレーヌ公シャルル
ブロワ伯
ヌヴェール伯
ボーモン=シュール=オワーズ伯
ヴェルマンドワ伯
脚注
[編集 ]- ^ A.Duggan, p. 60
参考文献
[編集 ]- Anne J. Duggan, Nobles and Nobility in Medieval Europe, Boydell, 2000.
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