エラトー
- العربية
- Azərbaycanca
- Беларуская
- Беларуская (тарашкевіца)
- Български
- বাংলা
- Brezhoneg
- Bosanski
- Català
- Čeština
- Dansk
- Deutsch
- Ελληνικά
- English
- Esperanto
- Español
- Eesti
- Euskara
- فارسی
- Suomi
- Français
- עברית
- Hrvatski
- Magyar
- Հայերեն
- Bahasa Indonesia
- Italiano
- ქართული
- 한국어
- Kurdî
- Latina
- Lëtzebuergesch
- Ligure
- Lietuvių
- Македонски
- Plattdüütsch
- Nederlands
- Norsk bokmål
- Polski
- Português
- Română
- Русский
- Srpskohrvatski / српскохрватски
- Slovenčina
- Slovenščina
- Српски / srpski
- Svenska
- Tagalog
- Türkçe
- Українська
- 中文
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避
この項目では、ギリシア神話に登場する女神について説明しています。アルメニアのエラトーについては「エラトー (アルメニア)」をご覧ください。
エラトー(古希: Ἐρατώ, Eratō)は、ギリシア神話に登場する女神、ニュンペーである。長母音を省略してエラトとも表記される。主に、
の2人が知られている。以下に説明する。
ムーサの1人
[編集 ]このエラトーは、文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱で、すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、テルプシコラー、タレイア、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹[1] [2] [3] 。抒情詩、歌唱、舞踏により愛情を表現する女神である。
「独唱歌」(独吟叙事詩)を司る。表される際の持ち物は、竪琴だが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。他のムーサたちと同様、単独の神話はほとんど無い。音楽家 タミュリスはエラトーの子といわれることがある[4] 。
ニュムペーのエラトー
[編集 ]このエラトーは、アルカディア地方の木のニュムペー(ドリュアス)である[5] 。アルカスと結婚し[5] [6] [7] 、アザーン、アペイダース、エラトスを生んだ[5] [7] 。
エラトーはもともとリュコスラ近くのデスポイナ女神の神域のパーン神域に仕えた巫女であり、参拝者に神託を伝える役目を果たしていた。しかしパーンの神域が神託を行っていたのは古い時代のことで、パウサニアースの時代には廃れてしまっていた[6] 。
その他のエラトー
[編集 ]ギャラリー
[編集 ]-
ジョヴァンニ・バリオーネ『エラトー、独唱歌を司るムーサ』(1620年) アラス美術館所蔵
-
ジュゼッペ・ファニャーニ『エラトー』(1869年) メトロポリタン美術館所蔵
-
ヨハン・ハインリヒ・ティシュバイン『エラトー』(1781年) カッセル市立美術館 (英語版)所蔵
-
シモン・ヴーエ『エラトー』(17世紀) ニューオリンズ美術館所蔵
-
シャルル・メニエ『エラトー』(1800年) クリーブランド美術館所蔵
-
エラトーの像 ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館所蔵
-
エラトーの像 バチカン美術館所蔵
脚注
[編集 ]参考文献
[編集 ]ウィキメディア・コモンズには、ムーサのエラトー に関連するカテゴリがあります。