コンテンツにスキップ
Wikipedia

橋本梧郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年3月17日 (日) 05:56; 2400:4053:2042:db00:d172:53b2:a982:fd38 (会話) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC)

2400:4053:2042:db00:d172:53b2:a982:fd38 (会話)による2024年3月17日 (日) 05:56時点の版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
曖昧さ回避 橋本吾郎」、「橋本五郎」、あるいは「橋本五郎 (小説家)」とは別人です。
橋本 梧郎
(はしもと ごろう)
生誕 1913年
日本の旗 日本
静岡県 小笠郡 小笠町
死没 2008年 8月26日
ブラジルの旗 ブラジル
サンパウロ州 サンパウロ市
居住 日本の旗 日本
ブラジルの旗 ブラジル
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
研究分野 生物学
研究機関 サンパウロ博物研究会
主な業績 植物 標本の採集
主な受賞歴 勲五等 双光旭日章
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

橋本 梧郎(はしもと ごろう、1913年 - 2008年 8月26日)は、ブラジル生物学者(植物学)、博物学者勲等勲五等学位名誉博士(静岡県立大学)。称号小笠町名誉町民。サンパウロ博物研究会顧問。

来歴

[編集 ]

1913年生まれ。静岡県 小笠郡小笠町出身。

静岡県立掛川中学校卒業。

1934年、単身ブラジルに渡る。ブラジルの農学校を卒業して以来、博物館 職員学校 教師としての活動のかたわら植物採集を続けた。生涯をかけて集めた標本は10万とも15万ともいわれ、個人が所蔵する植物標本としては世界最大である。1950年、植物愛好家らを組織化しサンパウロ博物研究会を設立した。

ブラジルに帰化し、サンパウロ州 サンパウロ市にて植物研究を続けていたが、2008年、多臓器不全により死去[1] [2] [3]

顕彰

[編集 ]

菊川市の公園には、橋本の業績を顕彰するため南米植物が植栽されている。また、しずおか国際園芸博覧会(通称浜名湖花博)の「国際花の交流館」に、橋本の著書や標本を展示するブースが設置された。

栄典

[編集 ]

著書

[編集 ]
  • 『ブラジル産薬用植物事典』(第33回吉川英治文化賞受賞)
  • 『ブラジルの果実』
  • 『ブラジルの野菜』
Hashim.は、植物の学名命名者を示す場合に橋本梧郎を示すのに使われる。(命名者略記を閲覧する/IPNIAuthor Detailsを検索する。)

脚注

[編集 ]

関連項目

[編集 ]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /