コンテンツにスキップ
Wikipedia

発火犂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。半分吉 (会話 | 投稿記録) による 2023年12月1日 (金) 07:54 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版 とは大きく異なる場合があります。

半分吉 (会話 | 投稿記録)による2023年12月1日 (金) 07:54時点の版
発火犂による発火法( バヌアツ)
発火犂(左)、錐もみ式発火法(右)

発火犂(はっかり、: fire-plough)は、畑を犂(プラウ)で耕すように、木材の上で木材の小片を縦に激しく往復運動させることで発生する摩擦熱によってを起こす道具[1] 発火法の一種である。

分布

発火鋸(fire-saw)や発火籐(sawing-thong)、発火犂(fire-plough)は、インドネシアからオセアニアの地域に広くみられる往復運動による発火具である[1] 。これらの中で発火犂は特にオセアニアに特徴的にみられる発火具である[2] メラネシアポリネシアミクロネシアに広くみられる[2] ニューギニアでは標準的な方法とされている[2]

日本では確認されていない[1]

出典

  1. ^ a b c 山田仁史「発火法と火の起源神話」『東北宗教学』第2巻、東北大学大学院文学研究科宗教学研究室、2006年12月、183-200頁、CRID 1390293334799970304doi:10.50974/00001991hdl:10097/48917 ISSN 1881-01872023年12月1日閲覧 
  2. ^ a b c 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「toyoda」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /