リンクの冒険
ジャンル | アクションRPG |
---|---|
対応機種 |
日本の旗 ディスクシステム アメリカ合衆国の旗 NES |
開発元 | 任天堂情報開発本部 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 宮本茂 |
ディレクター |
杉山直 山田洋一 |
プログラマー |
森田和明 西山達夫 笠松栄弘 西田泰也 中郷俊彦 |
音楽 | 中塚章人 |
美術 | 清水一伸 |
シリーズ | ゼルダの伝説シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア |
日本 ディスクカード両面 アメリカ合衆国 2メガビット ロムカセット |
発売日 |
日本 198701141987年1月14日 PAL 198809261988年9月26日 アメリカ合衆国 198812011988年12月1日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 |
世界 約438万本 日本の旗 約167万本 販売:75万本[1] 書き換え:75万回[1] |
その他 |
型式:日本 FMC-LNK アメリカ合衆国 NES-AL-USA |
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『THE LEGEND OF ZELDA 2 リンクの冒険』(ゼルダのでんせつパート2 リンクのぼうけん、英題:Zelda II: The Adventure of Link)は、任天堂のファミリーコンピュータ ディスクシステム用ゲームソフト。正式名称はパッケージおよびタイトル画面では表記されており、テレビCMで『ゼルダの伝説パート2 リンクの冒険』と読んでいるが、略称である『リンクの冒険』として紹介されることが多い。
日本では1987年 1月14日発売。2004年にファミコンミニシリーズの1作品としてゲームボーイアドバンスに移植され、その後バーチャルコンソールやニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータでもプレイが可能となっている。
同じディスクシステム用ゲームの『ゼルダの伝説』の続編として作られたシリーズ作品だが、見下ろし式ではなく横スクロール式アクションゲームとなっている。
ディスクライターでの累計書き換え回数は第4位を記録している[2] 。
概要
このゲームの目標は大神殿に行き、勇気のトライフォースを開放することである。大神殿には結界が張られており、その結界を解くには、ハイラル各地の6つの神殿にある聖なる石にクリスタルをはめなければならない。結界が解けると、大神殿の内部に入ることができる。
前作同様に見下ろし型のフィールド画面を移動しながら進めていくが、特定の地点に入ったり、出現する敵シンボルに接触したりすると戦闘画面となり、『スーパーマリオブラザーズ』などと同じ真横視点の任意スクロールアクションとなる。フィールドには様々な地形が存在し、敵と接触した場所によって地形が戦闘に大きく影響する。町に入った場合も戦闘画面同様のサイドビューによる横スクロール画面となり、町人に話しかけたり扉から家に入ることができる。通常、ステージの端まで到達すると戦闘画面から抜けるが、神殿の場合は戦闘画面から抜けるための入り口・出口が共通で、入り口に帰るまで戦闘画面が続く。
Aボタンでジャンプ・Bボタンで攻撃が可能であり、十字キーによる立ち・しゃがみによって上段・下段攻撃の使い分けができる。体力が全回復の状態であれば、前作同様剣からソードビームを発し、ある程度の遠距離攻撃が可能になる。また、攻撃をしていない状態であれば盾で敵の攻撃を自動的に防御する。こちらも、十字キーによる立ち・しゃがみによって防御位置が変化する。ジャンプ中も攻撃が可能で、上昇中にBボタンで上段攻撃、下降中にBボタンで下段攻撃となる。リンクの体力が無くなったり、穴に落下すると残機が1機減り、残機がなくなるとゲームオーバーとなる。
リンクにはヒットポイントにあたるLIFE、マジックポイントにあたるMAGIC、剣による攻撃力を表すATTACKの3つのパラメータが存在し、敵を倒したり宝袋を入手すると経験値を入手でき、経験値が溜まると3つのパラメータのうち1つを任意で選んでレベルアップできる。最大レベルは3つともレベル8で、すべてのレベルが最大値に達した状態で経験値が一杯になると、残り人数が一人増える。ゲームを中断して再開した場合、ATTACK、MAGIC、LIFEの各レベルはそれらの一番低いものに統一される。例えばATTACKがレベル6、MAGICがレベル5であっても、LIFEがレベル2なら再プレイしたときのレベルは全てレベル2になる。また、LIFEを上げると防御力が上がり、MAGICを上げると魔法のMP消費量が減少し、LIFEなら体力が、MAGICならマジックポイントが、それぞれ最大値まで回復するが、これらのレベルを上げても体力とマジックポイントの上限が上がるわけではない。これらの上限を増やすには、それぞれ専用のアイテムを入手するしかない。
本作に登場する重要なアイテムは、その殆どが所持しているだけで自動的に効果を発揮し、ボタンによって使用可能なアイテムが存在しない。そのかわり、これまでのアイテムに近い存在として幾つかの剣技や魔法が設定されている。これらは街の術士や剣士から教えてもらう事で習得する。魔法の使用にはマジックポイントを消費し、リンクのMAGICのレベルを上げる事によってその消費をある程度抑える事が出来る。剣技はジャンプ突きと下突きの2種類があり、ジャンプ中に上下方向への攻撃が可能になる。これらの剣技は後に『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどで採用され、リンクの空中攻撃バリエーションとして設定されている。
2周目以降のプレイでは各能力が引き継がれており剣技と魔法も全て覚えているが、アイテムは持っておらず、体力とマジックポイントは初期値に戻っている。
他のシリーズと異なり、上段・下段の攻撃・防御の使い分けによる敵との駆け引きを特徴としており、アクション性が高いことから、その難易度はシリーズ屈指のものとされている。
ゲーム内容
攻撃
剣術
剣術は、ゲーム開始時から使える基本のものと、街の剣士から習得するものがある。
- 上段攻撃
- 通常の攻撃手段。立った状態で剣を振り攻撃する。背の低い敵や楯で胸をガードしている敵、リンクより低い位置にいる敵には当たらない。
- 下段攻撃
- しゃがみ状態で剣を振る。背の低い敵や楯で胸をガードしている敵には下段攻撃でなければ当らない。
- ビーム
- 剣から出るビーム。体力が全快状態で剣を振ることによって出る、剣と同じ大きさの攻撃弾。画面の4分の1ほどの距離まで飛ばす事ができる。効かない敵もいる。
- ジャンプ攻撃
- ジャンプしながら剣を振る。上段と下段があり、上昇中は上段、落下中は下段。
- 下突き
- 剣士から習う剣術。ジャンプ中に下ボタンを押している間、出すことができる。出している間は下方向の広い範囲に攻撃判定があり、また、攻撃後にリンクが弾かれるため反撃を受けにくい。さらにしゃがみの盾防御判定がある事から『リンクの冒険』で最も性能の高い技として多くのプレイヤーが頼る事になる。ブロックの下のアイテムを掘り起こす時にも使われる。
- ジャンプ突き
- 剣士から習う剣術。ジャンプ中に上ボタンを押すと出すことができる。空中を浮遊している敵などに対して有効な攻撃手段。下突きに比べると短い時間で突きが解除される他、地上の相手には使えない。
- 防御
- 持っている盾で防御する。上段と下段があり、通常の状態では上段を防御している。しゃがみ時には下段を防御しており、上段に対する攻撃には当ってしまうので敵の攻撃方向に対して使い分けなくてはならない。
- 火の玉、斧、チェーンハンマー、棍棒はREFLEX(REFLECT)の魔法を使わないと防御できない。剣を振っている間も防御は有効になっており空中でも効果がある。
魔法
魔法はそれぞれの街の魔術師に習えば覚えることができるが、SHIELD以外はある条件を達成しておかないと覚えることができない。またMP消費量はLVによって異なる。SHIELD・JUMP・FAIRY・FIRE・REFLEX(REFLECT)の5つの魔法はマップが切り替わると効果が消えてしまう。SHIELDとJUMPは重ねがけしても効果は重複しない。
- SHIELD
- 説明書では「リンクのLIFEレベルを一時的にアップさせる」と記載されている魔法。リンクの着ている服が緑から赤になり、防御力が高くなる。
- JUMP
- ジャンプ力が2倍になり、高いジャンプが可能になる。
- LIFE
- リンクの体力を回復することができる。消費MPは大きい。
- FAIRY
- リンクが妖精に変身し、一切の攻撃やアイテムを取る行動ができなくなるものの空中を自在に飛び回ることができるようになる。消費MPは大き目。
- FIRE
- 無限射程のファイアーボールを、一画面に2発まで放てるようになる。剣のビームが効かない的には無効。海外版ではFIREを使わないと倒せない敵もいる。
- REFLEX(REFLECT:海外版の名称)
- 通常の盾では防御できない飛び道具(オノ、ファイアーボールなど)を防御することができる。
- 一部の敵が使う魔法攻撃を反射して敵にぶつける事ができる。
- SPELL
- 説明書では「不思議な呪文を唱える魔法で、どんな効果があるかは不明」と記載されている魔法。画面内の弱い敵がボト化する。また、特定の場所で使うと隠されたものが出現する。
- THUNDER
- 画面内の敵に大ダメージを与える。消費MPは最も大きい。これを使わなければ倒せない敵もいる。
アイテム
本作のアイテムは触れても入手する事はできず、剣で突く事により入手する。
神殿にあるアイテム
神殿は守護神を倒してクリスタルを納めるほか、途中にあるアイテムを取らないと攻略したことにならない(両方を達成すると、神殿はマップ上で岩山に変化し、二度と入れなくなる)。
- ローソク
- 洞窟など暗い場所が明るく照らされるようになる。手に入れなくてもクリアは可能。
- 聖なるグローブ
- 剣で神殿内のブロックを壊せるようになる。
- イカダ
- 艀から別の大陸に渡る事ができる。
- 聖なるブーツ
- 履くと神に近付けると言われるブーツ。浅瀬を渡れるようになる。
- 笛
- マップ画面で使用する。古き力を呼び起こし、ある場所を塞ぐ魔物を眠らせる事ができる。特定の場所で吹くと、隠された神殿が出現する。
- 十字架
- これが無いと特定のモンスターを見る事ができない。手に入れなくてもクリアは可能。
重要アイテム
- ハンマー
- マップ画面で使用する。フィールド上にある岩・木を壊す事ができる。
- マジカルキー
- 神殿内の全ての扉を開ける事ができる。使ってもなくならない。
敵を倒すと出現するアイテム
敵を6匹倒すごとに、ツボか宝袋のどちらかが出る(ツボの方が出やすい)。弱い敵6匹なら青いツボか50ポイントの宝袋が、強い敵6匹なら赤いツボか200ポイントの宝袋が出る。
- ツボ
- MPを回復できる。青と赤の2種類あり、青いツボは1マス分、赤いツボは最大まで回復する。フィールド上には赤いツボが置かれている場所が点在し、また神殿内の像を斬ると赤いツボが出現する事がある(ツボではなく敵が出る場合もある)。置かれているツボは、入手後にディスクをロードさせる(街や神殿に出入りする等)と復活する。
- 宝袋
- 経験値が増える。赤いツボと同様にフィールド上や神殿内に宝袋が置かれている場所が点在する。得られる経験値は落とした敵や置かれている場所によって異なる。
魔法を習うために必要なアイテム
一部の魔法を習うために入手しなければならないアイテム。入手してもアイテム欄には表示されない。サリアで手に入る鏡やナボールの噴水の水はアイテムのグラフィックはなく、フラグの扱いになる。
- 女神像
- ルトの街の女神像。タンタリ砂漠の洞窟に住むゴーリアに盗まれた。
- 聖なる水
- 病を治す水。グラフィックは前作「ゼルダの伝説」の命の水(赤)と同一。
- 子供
- ダルニアの街の子供。迷路島に住むゲールにさらわれた。
フィールド上・神殿内にあるアイテム
- ハートの器
- 最大ライフポイントが1マス分増え、最大まで回復する。4つ存在する。
- マジックの器
- 最大MPが1マス分増え、最大まで回復する。4つ存在する。
- リンク人形
- 残機が1増える。一度取ると二度と現れない。
- 妖精
- 触れるとライフが最大まで回復する。フィールド上に現れる赤いシンボルに触れても妖精が出現する。フィールド上や神殿内に妖精のいる場所が点在し、こちらは入手後にディスクをロードさせると復活する。
- カギ
- 神殿の各所に置かれている。ボスを倒しても出現する。扉を開けると無くなる。
海外版との相違
- 海外ではNES対応のロムカセットとして発売された。国内版のベタ移植ではなく、ゲーム性に関わる・関わらない部分両方について多少の変更が加えられている。
- オープニングのBGMが内蔵音源に合わせて変更されている。
- ロード画面がなくなった。
- フィールド画面における敵のマーカーの形(弱い敵を表すシンボル(白)→スライムのシルエット、強い敵を表すシンボル(青)→ゴブリンのシルエット、妖精を表すシンボル(赤)→妖精)が変更された。
- ATTACK、MAGIC、LIFEの各レベルについてゲーム中断時にもっとも低いものに統一される仕様が撤廃され、個別に保存されるようになった。そのかわり、それぞれのレベルを上昇させるために必要な経験値が個別に設定されるようになった。たとえばレベル1→2に上げる際に必要な経験値は、ATTACKが200、MAGICが50、LIFEが100である。
- 一部の敵には剣による直接攻撃が通用しない・一部の敵からダメージを受けた際に経験値も奪われるなど、プレイヤーにとって厳しいバランス調整が加えられた。
- 一部のモンスターの経験値を変更。
- 通常戦闘におけるBGMが差し替えられている。
- 重要アイテムを取った時のアクションが追加された。
- 神殿内部の壁の色について、緑色や紫色など国内版では見られなかった色も使われるようになった。
- 神殿のモンスター、ボスの仕様も一部変更。
- 王の墓もイベント変更。
- 町民の一部・剣士のグラフィック変更、マジシャンの魔法を授ける時のアクションが加わる。
- ゲームオーバー画面時は赤一面の画面にガノンのシルエットと笑い声に差し替えられている。
- SEはファミコンボックスのものに流用されている。
ストーリー
主人公リンクによって魔王ガノンは倒された。しかしトライフォースを奪還しゼルダ姫を救出しても、ハイラルは荒廃の一途を辿った。ガノンの遺した邪悪な影響力が、神々の地を徐々に蝕んでいた。
そして数年後、16歳になったリンクの左手の甲に、突如トライフォースの紋章が現れる。ゼルダ姫の乳母であるインパはその紋章を見ると、リンクを初代ゼルダ姫の元へと案内し、古の王家に起きたという悲劇を語り始めた。
その昔、ハイラル王家には「力のトライフォース」「知恵のトライフォース」とは違う、「勇気のトライフォース」が封印されていた。初代王女ゼルダは、それを狙って兄王子に近づいた魔法使いに最後まで抵抗したために命と引き換えの呪いをかけられ、決して覚めぬ眠りに落ちた。過ちに気付いた兄王子は後世に遺す戒めとして、代々の王女をゼルダと名乗らせるよう定めたのである。
インパはリンクに対し、「勇気のトライフォース」があれば初代ゼルダを目覚めさせることができ、左手の紋章はトライフォースを継承できる証であると教えた。そしてリンクは、インパから渡された古文書を読み、「勇気のトライフォース」は「死の谷」の大神殿にあること、そこへ入るには6つの神殿にある神像にクリスタルをはめ込んで結界を解かなければならないことを知った。魔物たちが魔王ガノンを復活させる儀式に必要である「ガノンを倒した者の血」を手に入れようと躍起になる中、リンクは「勇気のトライフォース」を求め、インパから渡された6つのクリスタルを手にして、再び旅に出ることを決意する。
キャラクター
- リンク (Link)
- このゲームの主人公。前作のリンクと同一人物である。
- 初代ゼルダ姫 (Princess Zelda I)
- 勇気のトライフォースを狙う魔法使いに呪いをかけられて以来、北の城で眠り続けている。前作に登場したゼルダ姫は彼女の末裔。
- インパ (Impa)
- ゼルダ姫の乳母。リンクにゼルダ姫に関する伝説を教える。
敵キャラクター
それぞれの設定は当時出た攻略本に基づく[3] 。
地上・神殿・洞窟内に出現するモンスター
※(注記)ギルボック以降は東の大陸に出現する。
- ビト
- 赤いスライムのような生物。横にピョコピョコと動く。草原や洞窟に出現。
- ボト
- 青いスライムのような生物。基本的にビトと同じだが、ランダムで飛びかかってくる。神殿ではその場にいるほか、毒の滴を吐き出す像から登場する。大神殿に出るものは通常のものよりも耐久力が高い。ボトマスターはボトの巨大版で大神殿にのみ出現し、剣で斬りつけると複数のボトに分裂する。分裂したボトは通常のボトよりも耐久性がかなり高い。特定の場所ではヒントをくれる味方キャラクターとして存在する。
- モリブリン
- 前作にも登場した小鬼。序盤で槍を突きながら直進するタイプ(オレンジ)、森で槍を投げるタイプ(オレンジ)、上段・下段に槍を突いていくタイプ(赤)、赤と同じパターンだが上段で槍を投げるタイプ(青)の4種類がいる。直進するオレンジのタイプは無限に出現し、倒しても経験値は入らない。
- ディーラ
- 森に出現するクモのような敵。画面上部を左右に移動し、糸をつるしてリンク目掛けて降下してくる。青いディーラは地面に降りてきて糸を切ってリンクに目掛けて跳ねてくる。東の大陸にいるものは若干強い。
- エーク
- コウモリのような生物。天井に停まっているが、リンクが近づくといきなり襲ってくる。赤は地面に接近するとエークマンに変身する。洞窟や一部の森に出現するほか、街中にも登場する(町民に化けており、通常のものよりも攻撃力も耐久力も高い者もいる)。特定の場所ではヒントをくれる味方キャラクターとして存在する。
- オクタロック
- 前作にも登場したタコ。岩を吐いて攻撃する。動かずにジャンプするものと前進しながらジャンプするものの2種類がいる。耐久力が高い青いものもいる。沼や洞窟、神殿に出現する。
- 岩・泡
- 岩は砂漠で左右から出現。シールドで防ぐ事ができる。泡は特定の場所に行くと下から現れる。
- ゴーリア
- 同じく前作に登場したブーメランで攻撃する小鬼。オレンジ・赤・青の3種があり、一度に飛ばすブーメランの数が異なる。草原・砂漠・洞窟に出現。
- ゲルドアーム
- 砂漠に生息するムカデ状のモンスター。頭部が弱点。体を攻撃すると地中に体を引っ込めて頭だけを地上に見せる。
- エークマン
- 洞窟に出現。赤エークが人型に変身したモンスター。普通の盾では跳ね返せない炎を吐く。
- ローダー
- 洞窟などに生息する甲虫生物。リンクが近づくと急接近する。
- モービー
- 森や沼に出現する。空から垂直に降り、リンクの高さまで来ると突進する鳥系モンスター。無限に現れる。
- メグマット
- 草原のモンスター。リンクを目掛けてピョンピョンと跳ねてくるアルマジロのモンスター。森の中の特定の場所に集団で現れる。
- バゴバゴ
- 川や溶岩のある洞窟で画面下からハイスピードで飛び出てきて岩を吐く魚の骸骨。大神殿のものは炎を吐く。
- ミュー
- 動きはビト・ボトに似ているが非常に小さく下段攻撃もあたらない。基本的に下突きのみ有効。洞窟や神殿にいる。
- ダイラ
- ガノン一味の残党が魔界から呼びだしたワニの魔物。通常の盾では防御できない斧を振り回してくる。デスマウンテンや墓地周辺に出現。オレンジは斧を振るだけだが、赤いダイラは斧を投げてくる。
- モア
- 主に墓場や洞窟、廃墟などに出現する一つ目の幽霊。空を自由に飛び回り、リンクが動くと一緒に動く不気味なモンスター。赤・青(場所によっては紫)の2種類がいる。青・紫のモアは十字架を持っていないと見えない。
- ギルボック
- 一つ目の浮遊物体モンスター。森や洞窟などに出現。目を閉じている間のみ移動し、目を開けていないとダメージを与えることはできない。
- リーバー
- 前作同様、砂漠に出現する。動き方は前作と一緒だが、色は青のみ。
- ゾーラ
- 前作にも登場しているが、本作ではガノンが魔界から呼び出した魔物という設定が追加。陸上でも戦えるようになった半魚人(岩場や洞窟に出現)。上段・下段にビームを吐く。
- テクタイト
- 草原や岩場に出現する、大きく飛びははねる節足動物系モンスター。前作と違い上段・下段に丸いビームを放つ。
- ブーン
- 草原や岩場、沼に出現する、ハエの形をしたモンスター。ランダムに飛び回り、石を落としてくる。
- アルローダ
- 砂漠や洞窟に出現するサソリの形をしたモンスターで尻尾から炎を飛ばしてくる。目を開いた状態でないと攻撃が効かない。
- ゲール
- ダイラ同様、ガノン一味の残党が魔界から呼び出したトカゲの魔物。上段・下段を盾で防御しつつ武器で攻撃してくる強敵。黄色は上段・下段に槍を突いてくる。赤は普通の盾では防げない棍棒を振り回してくる。青は棍棒を投げてくる。谷間に砦を築いているものもおり、こちらは上から石を投げてくる(特殊な魔法を使わないと倒せない)。
神殿に出現するモンスター
- ウォース
- イヌから作られた戦士。一定のステップでまっすぐ進む。倒しても経験値は入らない。無限に現れる。歩行速度が速いものと遅いものがいる。
- バブル
- 前作にも登場した敵で、動きが遅いものと速いものがいる。ただし、移動はランダムではなく、90度の反射による。触れると体力のみならず魔力を削る人魂。大神殿にはバブルを集めて作り出した巨大なデグバブルも登場し、触れると大幅に魔力を減らされる。耐久性が高く剣で何度も斬りつけないと倒せない。攻撃するとしばらく動きが止まり、その間なら触れてもダメージを受けない。
- スタルフォン
- かつて初代ハイラル王に忠実だった兵士が蘇った人骨モンスター。剣を振りかざす。盾の扱いは苦手で、上段しか防げない。青いものはジャンプして下突きを使う。
- パルタム
- スタルフォンの軍曹クラスに甲冑を与えて強くしたモンスター。青いものは下突きを使う。
- グーマ
- 牛から作り出された敵。チェーンハンマーを連続して投げてくる。チェーンハンマーは普通の盾では防げない。
- ヘルグーマ
- グーマが鎧をまとった姿。投げたチェーンハンマーはブーメランのように戻ってくる、普通の盾では防げない棍棒を投げてくる。
- アイアンナック
- ハイラル王家の親衛隊員達。上段・下段を盾で防御する。耐久力が高い順に青・赤・オレンジの3種類がいる。青のアイアンナックは剣から飛ぶビームでも攻撃する。
- ラー
- 神殿内の石像に魂が入った敵。浮遊し、サインカーブを描きリンクをめがけて飛んでくる。溶岩のあるところによく出現する。無限に出現。青と黄色の2種類がおり、黄色は青よりも耐久力が高いが、大神殿にしか出現しない。
- マウ
- ラーと同じような敵だが、ジグザグに動き、ビームを放つ。無限に出現。
- 石像1
- ラーやマウを模した石像。ビーム(楯で防げる)を放つものや突くとアイテムを落とすものもあるが、赤のアイアンナックが出現する場合もある。
- 石像2
- アイアンナックを模した石像。攻撃はしてこないが、突くと赤のツボか赤のアイアンナックが出現する場合もある。大神殿ではフォッカーの像(突くと赤のツボかフォッカー赤)になっている。
- 石像3
- 天井から毒の滴を落としてくる。たまにボトに変化する青い滴を落とす。
- ブロック
- 天井から落下し、画面いっぱいに積み上がるまで降ってくる。
- 炎
- その場で灯っている。触るとダメージを受ける。
- ファイアモア
- 神殿にいるモアで、炎を落としてくる。無限に出現。通常のモアとは異なり、画面上部を往復する動きしかできない。
- ウィズザール
- 初代ハイラル王に仕えたマジシャン達。足元に魔法を放ち、そのあとワープする。物理的な攻撃を受け付けない。
- マーゴ
- ウィズザールによって生み出された人工生命。突然出現し、こちらは炎を放つ。こちらは実体化している間のみ剣で倒すことも可。
- アーネル
- 蛇のような敵。岩(青)や炎(赤)を吐く。赤は大神殿にのみ出現。青は海外版にのみ登場。
- フォッケル
- 大神殿に出現する鳥から作られた戦士。放物線状に炎を吐いてくる。地面に落ちた炎は長時間灯り、左右に移動することもある。
- フォッカー
- 大神殿に出現する鳥から作られた騎士。アイアンナック以上に強く、大きくジャンプしながら攻撃する。赤と青の2種類がおり、どちらも剣からビームを放つ。
ボスモンスター(守護神)
- マズラ
- パラパ砂漠の神殿に登場。顔がウマ面の半人半獣のモンスター。大型の棍棒を振り回す。頭が弱点。海上の神殿では中ボスとしても登場。
- ジャーマフェンサ
- モルゲ沼の神殿および海上の神殿に登場。初代ハイラル王の親衛隊長だった者が神殿の守護神となった。ビームを吐いてくる。頭を攻撃すると兜が外れて飛び回り、後から弱点である白い頭が出てくる。兜もビームを吐く。剣を持っているが、戦闘には使用しない。海上の神殿に登場するジャーマフェンサII(ディスクシステム版)は、飛ぶ兜を2つ装備している。
- レボナック
- 神の島の神殿に登場。青いアイアンナックの中で特に優秀な者が馬を与えられて神殿の守護神になった。アイアンホースに乗って突進する。アイアンホースの頭を攻撃してダメージを与え、本体を馬から降ろさなければ倒せない。本体のアイアンナックは、元の青いアイアンナックより激しい攻撃をしてくる。三つ目岩の神殿では中ボスとしても登場。
- カロック
- 迷路島の神殿に登場。初代ハイラル王直属の大魔導師であり勇気のトライフォースを探す者を試すために神殿の守護神となった。足元に魔法を放ち、そのあとワープする。物理的な攻撃を一切受け付けない。
- ジャイアント(グーマ:Gooma)
- 海外版の海上の神殿のみ登場。頭部への攻撃を受け付けない。
- バルバジア
- 三つ目岩の神殿に登場。溶岩の池から飛び出し、炎を吐く東洋風のドラゴン。頭部以外への攻撃を受け付けない。
- 大守護神ボルバ
- 死の谷の大神殿の奥にいる勇気のトライフォースを守る大守護神。初代ハイラル王・カロック・ウィズザール・ウィズローブらによって生み出された究極の人工生命。その姿は古代の神を模し、空中を浮遊しながら登場する。とある魔法で結界を破ることで初めてダメージを与えられるようになるが、結界を破ると唸り声を上げながら大量の炎で侵入者を焼き尽くす。また与えたダメージが一定量を超えると炎の量が増す。ボルバを倒した者は自分自身の勇気を試されることになっている。
- ???[4]
- 大守護神ボルバを倒した者のみに与えられる最後の試練であり、本作のラストボス。冒険者自身の勇気を試されると言う設定なので影になっている。リンクと同様の攻撃パターンを持つ。後に、『時のオカリナ』のダークリンクおよび『大乱闘スマッシュブラザーズX』のリンクのカラーに採用される。
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ゼルダコレクション | 日本の旗 2004年 3月18日 | ニンテンドーゲームキューブ | 任天堂 情報開発部 | 任天堂 | 8cm光ディスク | - | - |
2 | リンクの冒険 ファミコンミニ25 ディスクシステムセレクション | 日本の旗 2004年 8月10日 アメリカ合衆国の旗 2004年10月25日 | ゲームボーイアドバンス | 任天堂情報開発本部 | 任天堂 | ロムカセット | AGB-P-FLBJ-JPN | - |
3 | リンクの冒険 | 日本の旗 2007年 1月23日 アメリカ合衆国の旗 2007年6月4日 | Wii (バーチャルコンソール) | 任天堂情報開発本部 | 任天堂 | ダウンロード | - | - |
4 | リンクの冒険 | 日本の旗 2012年 6月6日 欧州連合の旗 2012年11月22日 | ニンテンドー3DS (バーチャルコンソール) | 任天堂情報開発本部 | 任天堂 | ダウンロード | - | - |
5 | リンクの冒険 | 日本の旗 2013年 9月11日 アメリカ合衆国の旗 2013年9月12日 | Wii U (バーチャルコンソール) | 任天堂情報開発本部 | 任天堂 | ダウンロード | - | - |
- ニンテンドーゲームキューブ『ゼルダコレクション』版
- クラブニンテンドーのポイント景品として登場した『ゼルダコレクション』に収録されている。エミュレートの関係上、一部の効果音については再現しきれていないがゲーム内容そのものはディスクシステム版とまったく同一である。
- ゲームボーイアドバンス版
- 「ファミコンミニ ディスクシステムセレクション」の一本として発売された。
- 本作でリンクがミスした際、画面が激しく点滅していたが、一連のポケモン事件により、後に発売された復刻盤では画面が赤く染まるだけになった。
- ニンテンドー3DS版
- 3DSのバーチャルコンソール版では、激しい点滅が再現されている。
音楽
- ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2(2004年3月24日)
- 任天堂 サウンドヒストリーシリーズ「ゼルダ ザ ミュージック」(2004年12月22月)
- サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。
スタッフ
- エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥、岩田聡
- プロデューサー:MIYAHON(宮本茂)
- ディレクター:SUGIYAN(杉山直)、YAMAHEN(山田洋一)
- デザイナー:ISSHIN(清水一伸)
- サウンド・コンポーザー:TSUKASAN(中塚章人)
- プログラマー:MORIKAZU(森田和明)、MARUMARU(西山達夫)、SHIGECHAN(笠松栄弘)、NISHIYAN(西田泰也)、NAKAZOO(中郷俊彦)
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.84点(満25点)となっている[17] 。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では「ゲーム自体のスタイルは、前作とガラリと変わってしまったのだが、サウンド、グラフィック、どれをとっても前作を上まわる仕上がりである」「神殿の内部には冒険に必要不可欠なアイテムが隠されていたり、数々のトラップありと、内容は盛りだくさん。プレイヤーを飽きさせない」と紹介されている[17] 。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 4.14 | 3.95 | - | 3.84 | 4.15 | 3.76 | 19.84 |
- ゲーム誌『ユーゲー』では、「(前作と比較して)画面の構成やゲーム性など多くの部分ががらりと変わり、難易度もかなり高くなってしまった。(中略)この変化に戸惑ったファンがある程度いたことは紛れもない事実」、「慣れてしまえばキレもよく、ゲームとしては非常によくできているので『ゼルダの伝説』同様、夢中になれるのだが、前作のインパクトがあまりにも大きかったことが、『リンクの冒険』にとっては不幸だったのかもしれない」と評している[18] 。
その他
- 続編として、スーパーファミコン版の『リンクの冒険』が開発されていたが、主要スタッフが『スターフォックス64』の開発に移行したため、開発中止になった[19] 。
- テレビCMは所ジョージと間下このみが出演した。
- カストの町を除く町(ラウル、ルト、サリア、ミド、ナボール、ダルニア)の名前は、『時のオカリナ』に登場するキャラクターの名前に使われている。
- 現在の公式設定では、この作品の舞台が『ゼルダの伝説』シリーズの歴史上で最後発の時代とされている。
関連作品
ゲーム
- 『ドラゴンクエスト』
- 本作に登場するサリアの町に「勇者ロトの墓」がある。ロトは『ドラゴンクエスト』に登場する伝説の勇者の名。
- 本作をモチーフにした神殿が対戦ステージとして登場する。
出版物
漫画版
- 『リンクの冒険』
- 乱丸 1987年 月刊わんぱっくコミック(徳間書店)
- 前作『ゼルダの伝説』の続編。前作に登場したワット以下オリジナルキャラクターも引き続き登場している。基本的な流れやイベントはゲームに批准しているが、途中で前作のゼルダ姫が合流し、さらにある悲劇によりガノンが不完全ながらも復活を果たすなど独自の展開を見せる。ガノンの正体は後に公式化されたガノンドロフに先んじている。また、旅の途中で戦う意味を見失いかけたリンクが葛藤するシーンなど、登場キャラクターの心理描写が念入りに描かれている。単行本は全2巻(いずれも絶版)発売され、最終巻である第3巻は発売が告知されたが、『わんぱっくコミック』の休刊により発売されなかった。
- 必勝テクニック完ペキ版『リンクの冒険』
- 1(23巻)しごと大介、2(27巻)3(28巻)みなづき由宇 1987年(徳間書店)
- 『わんぱっくコミック』の単行本「必勝テクニック完ペキ版」に描き下ろされたゲーム攻略漫画。全3巻(括弧内は必勝テクニック完ペキ版での巻数)。1がスタートから第一神殿まで、2がミドロ沼から第四神殿、3がエンディングまでの攻略。特に3は大神殿攻略を行っている唯一の攻略本である。執筆者が交代したのは1の執筆者が急病で降板したためである。しかし、初代ゼルダ姫がリンクの守護霊として攻略のアドバイスを行うというのは3冊とも共通。
- 宝島コミックス『リンクの冒険』
- 未将崎雄、1991年(JICC出版局〈現: 宝島社〉)
- 前作『ゼルダの伝説』の続編。カナンやジェナードなど前作に登場したオリジナルキャラクターも引き続き登場し、かつてリンクが倒したのはガノンの一部に過ぎない、冒頭からガノンが行動を起こしている、ハイラルが騎士団の他に忍者部隊を所有しているなど、前作同様ストーリーが原作から大幅に脚色されている。
- リンクがガノンを倒してから3年後、彼の右手にトライフォースの紋章が現れた。インパから伝説を聞かされたリンクとゼルダ姫は北の城へと向かい、そこで一匹の犬と17代前の初代ゼルダ姫の魂と出会い、ガノンが復活しようとしていることを聞かされた。かつて初代ゼルダ姫はガノンと戦い、自身の肉体を残すことで魔界の大神殿に封じ込めた。しかしその封印は破れてしまった。再度魔界の扉を封印するには、魔界の大神殿へ渡って初代ゼルダ姫の体と魂を一つにするしかなく、それができるのはガノンを倒したリンクしかいない。犬に憑依した初代ゼルダ姫と共に、2人はガノンの復活を阻止すべく旅に出た。その頃、すでに辺境に生き残っていた魔族の残党が動き始めていた。魔界の扉が開きかけ、魔界そのものがハイラルに堕ちようとしていたのだった。
ゲームブック
- アドベンチャーヒーローブックス リンクの冒険 ハイラル英雄伝説(アドベンチャーヒーローブックス10)
- スタジオ・ハード構成・文:勁文社・新書サイズ:1987・初版:別紙の冒険記録紙付
- 「もうひとつのハイラル」を舞台としたパラレルワールドという設定であり、リンクはこのハイラルを支配していた魔王ガルゴアの呪いを解くために勇気のトライフォースを求めて旅立つ(ガルゴアはすでに寿命で死んでおり、腹心のデオーが復活させようとしている)。ゼルダ姫は原因不明の奇病で眠っているとされていたが、終盤で真実が発覚する。
- リンクの冒険 魔界からの逆襲
- スタジオハード編:双葉文庫/冒険ゲームブックシリーズ
- ストーリーは原作とはやや異なり、3つのトライフォースが揃った後の話となっている。ガノンの怨念によって初代国王の時代にタイムスリップさせられたリンクが、同じくタイムスリップさせられてさらわれた当代ゼルダ姫を取り戻すために旅立つ。当代ゼルダ姫はリンクと恋仲であり、5代目という設定である。初代についてはエンディングで国王とリンクの会話に取り上げられる程度である。
- ファミコン必勝本 ファミコンゲームブック2 リンクの冒険 暗黒トライフォース伝承(フライデースペシャル―ファミコンゲームブックシリーズ (38))
- 文・構成:井上尚美/RECCA社 出版:JICC出版局 宝島社/1987年 5月10日初版
- ストーリーは原作から大幅に脚色されており、最初は復活したガノンを倒すためにリンクが旅立つところから始まり、そこからガノン復活の真相、真の黒幕に迫っていく。また、眠りの呪いをかけられているのは当代ゼルダ姫であり(初代は登場しない)、呪いをかけたのは黒幕の仕業とされている。オリジナルキャラクターも多数登場する。
脚注
- ^ a b 「ディスクライター 書き換えゲーム全カタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第5巻第12号、徳間書店、1989年7月7日、30 - 31頁。
- ^ M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』91ページ
- ^ 双葉社リンクの冒険必勝攻略法(ファミリーコンピュータ完璧攻略シリーズ) ISBN 978-4575150759
- ^ 海外版のサイト(Zelda Universe)ではLink's Shadow(リンクの影)と記されている。
- ^ "Zelda II: The Adventure of Link". Game Rankings. 2014年1月11日閲覧。
- ^ "Classic NES Series: Zelda II - GBA". Game Rankings (1 January 2008). 2008年4月6日閲覧。
- ^ "Zelda II: The Adventure of Link (Classic NES Series)". Metacritic. 2008年4月1日閲覧。
- ^ "Zelda II: The Adventure of Link - Review". Allgame. 2010年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。July 25, 2013閲覧。
- ^ Zelda II: The Adventure of Link (Classic NES Series) (Game Boy Advance) - Allgame
- ^ Parish, Jeremy. "Zelda II: The Adventure of Link (Classic NES Series) (Game Boy Advance)". 1UP.com. 2008年4月1日閲覧。[リンク切れ ]
- ^ Petersen, Sandy (October 1993). "Eye of the Monitor". Dragon (198): 57–60.
- ^ a b "リンクの冒険 [ファミコン]/ ファミ通.com" (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年3月15日閲覧。
- ^ Alex Navarro (5 June 2007). "Zelda II: The Adventure of Link". GameSpot. 2008年4月6日閲覧。
- ^ Harris, Craig (26 October 2004). "Zelda II: The Adventure of Link". IGN. 2008年4月1日閲覧。
- ^ "Zelda II: The Adventure of Link review". Nintendo Power : 150.
- ^ "Zelda II: The Adventure of Link review". Play Magazine : 100.
- ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、38 - 39頁。
- ^ a b 「総力特集 フォーエバー DISK SYSTEM」『ユーゲー 2003 Vol.09』第7巻第18号、キルタイムコミュニケーション、2003年10月1日、15頁、ISBN 雑誌17630-10 {{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- ^ 社長が訊く『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』オリジナルスタッフ 篇 その1
外部リンク
- ファミコンミニ リンクの冒険
- リンクの冒険 - Wii バーチャルコンソール
- リンクの冒険 - Wii U バーチャルコンソール
- リンクの冒険 - 3DS バーチャルコンソール
- なぜ『リンクの冒険』は当たり前にならなかったのか? - トピックス
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