赤羽賢司
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| 赤羽 賢司 (あかばね けんじ) | |
|---|---|
| 生誕 |
(1926年11月20日) 1926年 11月20日(97歳) 日本の旗 日本 長野県 松本市 |
| 研究分野 | 電波天文学 |
| 研究機関 |
東京大学 富山大学 松商学園短期大学 |
| 出身校 | 東京大学 |
| 主な受賞歴 |
紫綬褒章(1989年) 勲二等 瑞宝章(1997年) |
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赤羽 賢司(あかばね けんじ、1926年 11月20日 - )は、日本の天文学者。東京大学 名誉教授。専門は電波天文学。長野県 松本市出身。日本物理学会・フェロー会員。日本電子通信学会・フェロー会員(略称:信学)。
略歴
- 1951年:東京大学工学部物理工学科卒業。助手として東京天文台(現・国立天文台)に入り、畑中武夫に天文学を学ぶ。
- 1960年:理学博士。
- 1961年:東大助教授。
- 1969年:東大教授。
- 1982年:野辺山宇宙電波観測所長に就任。
- 1984年:第22回電子通信学会業績賞を受賞。
- 1987年:東大を定年退官、富山大学教授となる。
- 1989年:紫綬褒章を受章。
- 1992年:松商学園短期大学(現・松本大学松商短期大学部)教授となる。
- 1993年:松商学園短大学長に就任。
- 1997年:勲二等瑞宝章を受章。
業績
- 日本最大の電波望遠鏡計画である、45mミリ波電波望遠鏡及びNMA(野辺山ミリ波干渉計)のプロジェクトマネージャーとして、実現に向けて尽力した(東京大学教授から野辺山宇宙電波観測所長までの13年間は、主にシステム設計や観測機器製造メーカとの調整に当たっており、数多くの弟子が製造機器メーカに就職するなど人脈面でも、技術開発面でも、多くの技術者を育てている)。
- 物理学出身者の多い東京天文台(現:国立天文台)の中でも、技術畑専門の研究者であり、装置系の設計や観測機器の整備計画などでも多大な業績を残す。ただし、論文が日本語で書かれていたため、日本国外では余り知られていない。
- 天文台の建設計画では、行程管理を重視して計画を実行したため、行程表での予定との間で寸分の狂いも無くプロジェクト全体を成功に導いた(一部、グレゴリアン式の光学系での設計を承認したため、その後改良などのシステム変更を余儀なくされたことを残念に思っている)。
著書
単著
共著
共訳書
- 『銀河系の彼方』(共立出版)