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新千歳空港駅

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新千歳空港駅
改札口
しんちとせくうこう
New Chitose airport
南千歳 (2.6km)
所在地 北海道 千歳市美々
駅番号 しろまるAP15
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 しかく千歳線支線
キロ程 2.6 km(南千歳起点)
電報略号 シセ
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
11,790人/日(降車客含まず)
-2008年度-
開業年月日 1992年(平成2年)7月1日
備考 社員配置駅
みどりの窓口 有
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新千歳空港駅(しんちとせくうこうえき)は、北海道 千歳市美々にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線駅番号AP15電報略号シセ新千歳空港への連絡駅である。また、日本最北の空港駅である。

2010年3月現在、接続する航空機到着便のない朝7時台までと22時台の1本が普通列車であるほかは全て快速エアポート」の運転で、全ての列車が当駅の後発列車より札幌駅まで先に到着する。9時台から20時台は15分おきの等間隔運転で日中は1時間あたり小樽駅行き2本(毎時04分、34分発)、札幌駅行き1本(毎時49分発)、旭川駅行き1本(毎時19分発、札幌駅からはエル特急スーパーカムイ」となる)の運転である。[1]

苫小牧・室蘭方面及び帯広・釧路方面は当駅始発の列車を利用し、隣の南千歳駅で乗り換えとなる。

駅構造

のりば
1・2 しかく千歳線 札幌手稲小樽旭川方面
  • 新千歳空港国内線ターミナルビルに直結する地下駅のため、独自の駅舎は無い。内装はデンマーク国鉄と提携したデザインとなっている。通路部分に見られる鮮やかな配色と、照度を抑えた待合室が特徴。第5回ブルネル賞奨励賞受賞。
  • 海峡線 青函トンネル内の吉岡海底駅竜飛海底駅を除外すれば、JR北海道で唯一の地下駅でもある。なおこれら2つの海底駅は、正確には「定点」(駅の形をした避難通路)であって「駅」ではない。
  • 国内線出発ロビーまでは徒歩約6分。出発客は改札口前の左右のエスカレーターで出発ロビーへ、到着客は両脇のコンコースから改札口へ向かうよう通行ルートを完全に分離している。国際線利用者は、国内線ターミナル2階からターミナル間連絡通路を利用して国際線ターミナルへの移動となる。
  • 国内線到着ロビーには、当駅始発の列車及び南千歳駅乗換列車(室蘭・帯広方面)の案内板が設置されており、航空機を降りてすぐに列車の発車案内を確認できるようになっている。
  • ホームは島式1面2線で、キヨスクが設置される。早朝と深夜を除いたほとんどの時間帯で、いずれかのホームで快速エアポートが発車を待つダイヤになっており、利用者はホームで列車の到着を待つことなく乗車できる。この形態を前提としているため、ホームは乗降客数に比較して狭く、ベンチなども設置していない。
  • 社員配置駅。みどりの窓口(営業時間6時30分 - 22時45分)、近距離自動券売機指定席券売機オレンジカード自動販売機、自動改札機設置駅。自動券売機は到着ロビーからの通路に合わせ、改札口の左右に配置される。
  • 北海道外からの利用客も多いため、駅構内と自動改札機では「KitacaSuica以外のICカードは使えません」という旨の案内をしている。
  • トイレが改札外の待合室にあるため、改札後は停車中の列車内のトイレを利用するよう案内している。JR北海道の列車は編成内に必ず1箇所以上トイレを設置している。

駅周辺

プラットホーム(2004年)

利用状況

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2005 11,120
2006 11,660
2007 11,780
2008 11,790

北海道旅客鉄道によると、2008年度の1日平均乗車人員は約11,790人である。これは札幌、手稲、新札幌に次ぎ、4番目に利用者数が多い。

歴史

隣の駅

北海道旅客鉄道
しかく千歳線
しかく快速「エアポート」・しかく普通
新千歳空港駅 (AP15) - 南千歳駅 (H14)

備考

  • 南千歳駅 - 新千歳空港駅間は140円の加算運賃が設定されているため当駅から隣の南千歳駅までの運賃はわずか2.6キロで300円と高額である。
  • 新千歳空港着の航空便が遅れた場合には、札幌方面ゆき最終列車の発車を遅らせて利用客の接続を取る場合がある。また、航空便の到着が大幅に遅れる場合は最終列車は定時で発車させたうえ、札幌方面ゆき臨時普通列車を運転させることがある。[2]
  • かつては当駅から富良野、ニセコ方面などに臨時にリゾート列車が直通運転されていたが、快速エアポートに時刻変更が発生するなど不都合が多く2005年以降は設定されていない。

脚注

  1. ^ ただし9時台は旭川行き列車はなく札幌行きが2本の運転である。
  2. ^ 航空便の到着が非常に大幅に遅れる場合や最終列車に接続できなくなる航空便の搭乗客数が少ない場合は航空会社により代行バスや宿泊施設の手配になる場合もある。

外部リンク

関連項目

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