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エンマクワガタ属

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エンマクワガタ属
分類
: エンマクワガタ属 Auxicerus
学名
Auxicerus
Waterhouse, 1883
シノニム

Calodaemon
Boileau, 1897

本文参照

エンマクワガタ属(エンマクワガタぞく、Auxicerus)は昆虫綱甲虫目クワガタムシ科に属する分類群。インカクワガタ属とも呼ばれているが、こちらはIncadorcusという全く別属のクワガタを示すことが多い。

形態

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本属はほとんど2cm未満の小型クワガタムシである。触角の片状節は3本、雌雄共に背側に粉の様な構造を持ち、模様を構成する。最大の特徴としてオスは角の様に大きく発達した複眼突起を持ち、頭部全体がVの字形になること。大アゴの形はシワバネクワガタ属と似ていて、付け根が中央に集約するのも特徴である。

分布

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本属は南アメリカボリビアペルーに分布する。

分類

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以下4種が知られる[1]

  • アエチオプスエンマクワガタ A. aethiops Jakowlew
ペルーボリビア(コチャバンバ)
  • マグニプンクタートゥスエンマクワガタ A. magnipunctatus Perger, Grossi et Guerra
ボリビア。2017年で新たに記載された種[2] 。他種より複眼突起は鈍く;触角の片状節はより集約する。
  • ムルティコロールエンマクワガタ A. multicolor Boileau
ボリビア(ラパスユンガス地方)
  • エンマクワガタ A. platyceps Waterhouse
ペルーボリビア(コチャバンバ)

脚注

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