ナガヅカ
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ナガヅカ |
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ナガヅカ S. grigorjewi
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分類 |
種
:
ナガヅカ S. grigorjewi
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学名 |
Stichaeus grigorjewi Herzenstein, 1890 |
和名 |
ナガヅカ ワラヅカ ガツナギ |
英名 |
Northern blenny long shanny |
ナガヅカ(学名:Stichaeus grigorjewi)は、スズキ目 ゲンゲ亜目 タウエガジ科に分類される魚の一種。地方名として、「ワラヅカ」、「ガンズ」、「ガンジ」、「テッキリ」とも呼ばれる。
分布
[編集 ]特徴
[編集 ]体長は50cm程度で細長い[1] 。体色は黄褐色で、体の背部に小さな黒い斑が密にある[1] 。下顎は上顎よりも突き出ている。臀鰭は1棘と40〜45本の軟条、背鰭は52〜57棘からなる[1] 。
水深100〜300mの深海に生息する。雌は岩礁域に卵を産み、卵塊に体を巻きつけて卵を守る習性がある。
卵巣毒
[編集 ]筋肉は練製品の原料となる。しかし、卵巣は有毒(毒成分はジノグネリン)で、頭痛や吐き気を引き起こすことがあるとされるため、取り除かれる。北海道では「ナガズカの卵はカラスも食べない」とか「ハエもつかない」という言い伝えあり[2] 。2003年には北海道で1件(患者数4人、死者はいない)の中毒事故が発生している[2] 。中毒症状は、胃腸障害(嘔吐、下痢、腹痛)。死亡することはない。[2]
出典
[編集 ]参考文献
[編集 ]- 多紀保彦・河野博・坂本一男・細谷和海『新訂 原色魚類大圖鑑 圖鑑編』北隆館、2005年12月15日。ISBN 4-8326-0820-7。
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