関将
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2024年5月22日 (水) 12:37; Baudanbau20 (会話 | 投稿記録) による版 (+reflist)(日時は個人設定で未設定ならUTC)
関 将 | |
---|---|
別名 | Seki Show |
生誕 | 1965年 12月7日 - |
出身地 | 日本の旗 日本 東京都 |
ジャンル |
ロック ワールドミュージック ジャズ |
職業 | ギタリスト 作曲家 プロデューサー |
担当楽器 | ギター |
公式サイト | sekishow.jp |
関 将(せき しょう、Seki Show, Show Seki, 1965年 12月7日 - )は、日本人ギタリスト、作曲家。東京都出身。日本だけでなく、インドネシアで言うところのJ-POPであるポップ・インドネシア、ポップ・バリでも活動し、様々な民族楽器とのコラボレーションを得意とする。ロック ジャズの他ワールドミュージックの分野でも活躍中。
ギタリストとしての主な略歴
[編集 ]- 稲葉浩志( B'z )のソロアルバム「マグマ」に参加
- TWINZER に参加。ライブツアーやフルアルバム「FIFTH HARD CORE」他マキシシングルを残し活動休止
- Dual Dreamのレコーディング、ライブサポート(代表作「Winter Kiss」オリコン13位)
- 2014年より大澤誉志幸のツアーにゲスト参加
- ロッカ★フランケンシュタイン、音速珈琲廊(Sonic Cafe)のメンバーである。
バンド経歴
[編集 ]- Illusion(イリュージョン)
10代のジャパメタ全盛期に坂本英三プロデュース「ドラメタル」でメインを歌った蔵島伸一郎(ボーカル)とともに で活躍。X JAPANのYOSHIKIもヘルプドラマーとして何度かライブに参加。 当時のロッキンfの最優秀新人バンドを受賞。
- 1990年代には高樹リオ(ボーカル)と D.D.D.Uncle を結成。沢田研二、久石譲など数多くのバンドをやってきたドラマー今井智、De-LAX 解散後の鈴木正美(B)、K.INOJOなどが参加した。のちにロッカ★フランケンシュタインに改名
- 同時期にレッドウォーリアーズのベーシスト小川清史と Happy Store でもライブ活動とCD1枚を残す。
- 1997年、TWINZERに加入。1999年活動停止し2021年に復活。
- 2006年、プログレッシブ・ロックバンド 「螺旋」(らせん、Rasen)を結成。アルバム ZERO をリリース。
- 2007年、三味線奏者を起用した"音緒(ねお)"を結成。ソロギター用にアレンジされた日本民謡・子守唄などをレパートリーに活動。
- 2008年、音速珈琲廊(Sonic Cafe)始動。バリ島の楽器ティンクリックや世界の様々な打楽器、カリンバなどと、民族楽器に合うよう独自に開発しMichiro-uによるたチューニングによるアコースティックギターとの織りなす音楽。日本をはじめ、欧米諸国、インドネシア全土からも注目を集めている。ジャワガムラン、バリガムラン、バイオリン、オーボエ、サックスなど様々な楽器との共演を行なうなど、更なる音の革新を続けている。
- ロッカ★フランケンシュタイン 再始動 Seki Show(G)高樹リオ(Vo)乙部ヒロ...2014年脱退(Ds)104(B)(ex. THE TRANSFORMER)
作曲家としての活動履歴
[編集 ]- 松田樹利亜、鈴里真帆ほかナベプロなど大手に所属するシンガーに楽曲提供するかたわら宇宙食堂(前身劇団は最強プラネタリウム)、OM-2、スタジオライフ ほか多数の劇団で劇中音楽の作曲活動もする。変わったところでは週刊プロレスの当時の名物編集長ターザン山本の指揮のもと、新日本プロレス アントニオ猪木対天龍を収めたキラー猪木のビデオの音楽も担当。CM音楽の分野では、銀座三愛ビル、ロッテ、松本MIDORI、ショッピングタウンあいたいほか多数手掛ける。『太陽にほえろ!』ボン刑事役の宮内淳主催・影絵劇団かしの樹のはらぺこプンタは1994年度の作品ながら各地の幼稚園・小学校などでロングラン公演されている。
海外での活動
[編集 ]- 2002年よりインドネシア・ジャカルタに進出し、インドネシアのアーティストに楽曲提供、映画のサウンドトラック、レコーディング参加などワーナー・インドネシアよりCDが発売される。
- バリ島テロ救済アルバムに参加してポップ・バリ界のトップシンガーウィディ・ウィディアナに楽曲提供および共演。
- 2006年、竹のガムラン、ジェゴグ (Jegog) の第一人者であるスウェントラ (Suwentra) 率いるジェゴグ・オーケストラ、スアールアグン (Suar Agung) とのコラボレーションは、インドネシア国営放送 (TVRI) でインドネシア全土に放映され脚光を浴びる。以降ワールドミュージックの分野にも進出。
- 2008年、バリアートフェスティバルに出演。日本より三味線奏者を連れ、スアールアグン楽団、ウィディ・ウィディアナ、Bintangとのコラボレーションを行う。
- 2009年、バリ島ポップスの Trio Januadi にさよならMegumiを提供・共演。ベスト10番組ほかTVでヘビーローテーションとなるヒットをした。
- 2009年、バリ・アートフェスティバルにてジェゴグ Yudistira楽団に楽曲提供して、ステージでは指揮及びパーカッションで参加
- 2010年、バリ・アートフェスティバルに出演。ジェゴグ スアールアグン、Bintang、名古屋のCakra dance companyによるSound&Visual コラボレーションをプロデュースおよび出演。1万人の動員を果たす。
Discography(日本での活動再開後)
[編集 ]- 2009年、アコースティックギター1本による Solo Works Vol.1を発売
- 2010年、音速珈琲廊(Sonic Cafe)1st CDがインドネシア Maharani Recordより発売される。
- 2010年、ジェゴグ スアールアグンの新作CDをプロデュースおよびギター、作編曲で参加。
- 2011年、バリ島のロックバンド Bintangのアルバムに参加
- 2012年、Solo Works Vol.2発売
- 2012年 ロッカ★フランケンシュタイン 13年ぶりの新譜 パンドラの箱 発売
- 2015年 ロッカ★フランケンシュタイン Jankyard発売
- 2016年 全国飛び出し大図鑑 発売(辰巳出版)[1]
- 2019年 ロッカ★フランケンシュタイン とりあえず返事はハイ!発売
- 2020年 ソロアルバム"Guitar Gamelan"発売
- 2020年 コロナ禍のライブハウス救済目的で、日本中のミュージシャンたちが参加したJapan Undergroundシリーズ7枚を3か月間で制作。100万円の寄付を達成。
- 2021年 満園庄太郎とのDouble de Showでアルバム Black Bee発売
現在の主な活動
[編集 ]- 音速珈琲廊(Sonic Cafe)、ソロギターによるキャンドルナイトLive、インドネシア・バリ島イベントをバリ舞踊・インドネシアの各地の舞踊・音楽・インドネシア料理などとのコラボレーションで東京近郊から日本全国各地に拡大中。
- 2012年春からソロギターによる日本全国ライブツアーをスタート。
- ロッカ★フランケンシュタイン
- Seki Show(G)高樹リオ(Vo)石川俊克(B)(ex. THE TRANSFORMER)
- バリ島情報誌のアピ・マガジンに執筆連載中(コロナ禍で休刊中。)
- 宇宙食堂の全作品の音楽を担当。代表作は 山崎大地作"宇宙家族ヤマザキ"
- 2014年より大澤誉志幸のツアーに参加
- 2021年よりTWINZERの復活アルバム制作、ツアーに参加
- 2022年ウクライナ侵攻に伴ってウクライナ国家をレコーディング[2] [3] [4]
主なプロデュース履歴
[編集 ]- 2008年&2010年、バリ島 バリアートフェスティバル
- 2011年&2013年&2015年、バリ島のシンガー Jun Bintangを招聘。東京、名古屋、大阪で公演
- 2013年より、宮崎、浜松、名古屋、広島ほかバリ島・インドネシアイベントを開催
- 2016年より名古屋でJazz Nightシリーズを開催
主な招聘履歴
[編集 ]- 2011年 山梨県大月ロハス村
- 2012年 鹿児島県加世田 吹上浜砂の祭典
- 2012年 栃木県アジアンオールドバザール
- 2014年 鹿児島県指宿 龍宮まつり
- 2014年 壱岐教育委員会主宰コンサート
- 2016年 山形県高畠ワイナリー
- 2016年 名古屋池田公園音楽祭
- 2019年 インドネシア・ジョグジャカルタ・ガムランフェスティバル出演
出典
[編集 ]- ^ "交通安全:ギタリストがはまった「飛び出しくん」の魅力 [写真特集6/12]". 毎日新聞. 2024年4月23日閲覧。
- ^ "日本のロックギタリストがウクライナ国歌で寄付「ロシアの行為は文化大革命以来の暴挙」". 東スポWEB (2022年3月8日). 2024年4月23日閲覧。
- ^ "ウクライナ国歌で難民支援 ×ばつベーシスト満園庄太郎 演奏ネット販売 収益を寄付:中日新聞Web". 中日新聞Web. 2024年4月23日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2022年3月9日). "ウクライナ国歌の演奏で支援する関将". zakzak:夕刊フジ公式サイト. 2024年4月23日閲覧。