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* [http://www.tvu.co.jp/product/stage2018/ TVUstage2018 「悪人」/「家族熱」]
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2024年2月25日 (日) 02:16時点における最新版

家族熱
ジャンル テレビドラマ
脚本 向田邦子
演出 服部晴治
福田新一
出演者 浅丘ルリ子
三國連太郎
加藤治子
三浦友和
吉行和子
伊藤孝雄
風吹ジュン
田島真吾
志村喬
宝生あやこ
藤木敬士
中原京美
製作
プロデューサー 大山勝美
鈴木淳生
制作 TBSテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年 7月7日 - 10月6日
放送時間金曜22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ (TBS)
放送分54分
回数14
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家族熱』(かぞくねつ)は、TBSテレビ金曜ドラマ」で1978年 7月7日から10月6日まで放送された日本テレビドラマ。連続14話。脚本は向田邦子

2018年に合津直枝の企画・台本・演出による2人芝居として舞台化される。

あらすじ

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黒沼家は東京の大きな戸建てに住む裕福な家庭。朋子は専業主婦で、17歳年上の夫・謙造、血の繋がらない二人の息子(長男・杉男、次男・竜二)、謙造の父・重光との5人暮らし。テキパキと家事をこなし黒沼家を切り盛りしていた。そんなある日、思いもよらず夫や息子たちが前妻の恒子と会っていることを知り落胆、離婚覚悟で家を出る。高校時代の友人・時子のマンションに居候し、編集の仕事を手伝うことに。

一方、謙造は橋建設の入札で忙しい日々を過ごしていた。それは恒子から得た情報を元にした裏取引も含んでいた。恒子は離婚後、大阪の料亭で仲居頭をしていたおり、そこで耳にした橋建設に絡んだリベートの情報を謙造に流していた。恒子は14年前、謙造の出張中に男と外泊し3歳の末娘・光子を肺炎で死なせていた。そのことへの罪滅ぼしでもあった。橋建設の入札は成功し、謙造は常務取締役へ昇進。しかし喜びも束の間、謙造が贈賄容疑で逮捕されてしまう。心配した朋子は謙造を支えるため黒沼家に帰ってくる。

しばらく体調を崩し入院していた重光は、謙造から恒子に宛てた手紙の存在を知り、その手紙を買い取るため病院を抜け出し恒子に会いに行く。贈賄の証拠に加えて朋子を傷付ける内容だと聞かされたからだ。重光の決死の覚悟が身を結び恒子は重光に手紙を渡す。黒沼家に辿り着いた重光は力尽きそのまま死んでしまう。

重光から恒子に渡された黒塗りの箱には株券や預金通帳が入っていた。それを返すため恒子は重光の葬儀に訪れ一悶着起こす。その日を境に恒子は徐々に虚実入れ混じる言動をするようになる。熱に浮かされるように黒沼家への執着を加速させた恒子は精神に異常をきたし、目を覆うばかりの状態になってしまう。

そんな時、杉男は14年前の曖昧だった記憶が突然よみがえり、真相に衝撃を受ける。
恒子の状況を前に、朋子、謙造、杉男、竜二それぞれの選択が迫られる。

出演

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主人公。33歳。20歳で謙造の後妻となり13年黒沼家に仕えてきたが家族からの裏切りにより家出する。結婚前はゴルフ場で経理をしていた。
朋子の義理の息子。26歳。麻酔科医。実母恒子に愛憎相半ばする感情を抱き、朋子にほのかな想いを寄せる。
朋子の夫。50歳。ヒエダ建設 渉外部長。杉男と竜二の父。前妻恒子と離婚後すぐ朋子を見初め再婚。
謙造の前妻で杉男と竜二の実母。48歳。バー「ブーメラン」のママ 。離婚後大阪の料亭で働いていた。黒沼家に未練があり波乱を巻き起こす。
朋子の義理の息子。謙造の次男。3浪中。朋子に何かと辛くあたる。
謙造の父。73歳。隠居。妻とは死別。松子との再婚を望んでいる。
重光の交際相手。上品で生け花の心得あり。息子一家と団地に同居。
朋子の友人。雑誌の編集者。追突事故の加害者と交際中。
時子の交際相手。既婚者。謙造に自分のことを「ヒモ」だと説明。朋子にも魅力を感じている。
杉男とたまにデートをする仲。朋子に敵対心を持っている。

スタッフ

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放送日程

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放送回 放送日 サブタイトル 演出
第一回 07月07日 二人の妻 服部晴治
第二回 07月14日 母の条件
第三回 07月21日 夫婦のあやまち 福田新一
第四回 07月28日 愛情試験
第5回 08月04日 離婚届の値段 服部晴治
第6回 08月11日 母と息子の関係
第7回 08月18日 二つの未練 福田新一
第8回 08月25日 かたき同志
第9回 09月01日 女と妻の一夜 服部晴治
第10回 09月08日 男のうしろ姿
第11回 09月15日 夕暮れは妻の時間 福田新一
第12回 09月22日 たった一つの妻の座
第13回 09月29日 二人の母の対決 服部晴治
最終回 10月06日 新しき旅立ち

関連商品

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シナリオ
ノベライズ

舞台

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合津直枝の企画・台本・演出により2人芝居として舞台化され、2018年5月から6月にかけて東京芸術劇場シアターウエストほかにて上演。

テレビドラマの3年後を舞台に、歳の近い義母と息子との間の激しく揺れる心情を描く[1]

キャスト(舞台)

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スタッフ(舞台)

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  • 原作 - 向田邦子
  • 企画・台本・演出 - 合津直枝
  • 美術 - 青木拓也
  • 照明 - 倉本泰史
  • 音響 - 清水麻理子
  • 衣裳 - 宮本茉莉
  • ヘアメイク - 貴島貴也
  • 舞台監督 - 井関景太
  • 宣伝美術 - 宮井勇気
  • 宣伝写真 - 関信行
  • 宣伝ヘアメイク - 須藤裕美
  • 制作 - 半田桃子、野田麻衣
  • プロデューサー - 渡辺誠
  • 企画製作 - テレビマンユニオン

公演日程

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脚注

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外部リンク

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TBS系列 金曜ドラマ(22時台・第1期)
1970年代
1972年
1973年
  • わが愛
  • 遥かなるわが町
  • 白い影
  • 別れの午後
1974年
1975年
1976年
  • 恋人たちの河
  • 美しき殺意
  • さらばかぐわしき日々
1977年
1978年
1979年
1980年代
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
関連項目
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