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'''北川 ひかる'''(きたがわ ひかる、[[1997年]][[5月10日]] - )は、[[石川県]][[金沢市]]出身の[[女子サッカー]]選手。[[浦和レッドダイヤモンズ・レディース|浦和レッズレディース]]所属。ポジションは[[ディフェンダー|DF]]および[[ミッドフィールダー|MF]]。


== 経歴 ==
== 経歴 ==

2017年6月7日 (水) 11:46時点における版

{{サッカー選手 |名前=北川 ひかる |画像= |画像サイズ= |本名= |愛称=ひかる、ひかちゃん |カタカナ表記=キタガワ ヒカル |アルファベット表記=KITAGAWA Hikaru |原語名= |原語表記= |国=日本の旗 日本 |誕生日= (1997年05月10日) 1997年 5月10日(27歳) |出身地=石川県 金沢市 |没年月日= |身長=164cm |体重=51kg |所属チーム名=日本の旗 浦和レッズレディース |ポジション=DFMF |背番号=4 |利き足=左 |ユースクラブ=日本の旗 リリーズ
日本の旗 星稜PELバディ、菊川FC Jr.
日本の旗 JFAアカデミー福島 |ユース年=0000
2004-2009
2010-2015 |クラブ=日本の旗 浦和レッズレディース |年=2015- |出場(得点)= 29 (3) |クラブ成績更新日=2016年10月23日 |代表1=日本の旗 日本 U-17 [1]
日本の旗 日本 U-20 [2]
日本の旗 日本

経歴

サッカーをやっていた兄の影響と、保育園時代のサッカー教室がきっかけで5歳の時にサッカーを始める。小学校では星稜PELバディと菊川FC Jr.の2クラブに在籍していた[3] 金沢市立泉野小学校出身[4]

2009年、ナショナルトレセンU-12北信越に選抜され、頭角を現し始める。

2010年、小学校卒業と同時にJFAアカデミー福島に入校(5期生)。男子も含めて初の石川県出身のアカデミー生となり、親元を離れ寮生活を送る事になった[3] 。同年U-13日本女子選抜に選ばれ、海外遠征に参加した。

2012年12月9日、第34回皇后杯3回戦のアルビレックス新潟レディース戦でスタメン中唯一の中学生ながらフル出場し、1ゴール1アシストの全ゴールに絡む活躍でチームを2-1の勝利へと導いた[5] [6] 。中学生と高校生の混成チーム[7] がなでしこリーグに所属する社会人チームに勝利した「大番狂わせ」として、報道された[8]

2013年9月、AFC U-16女子選手権(中華人民共和国南京市)に出場、FWやMFなど複数のポジションをこなし、6得点の活躍でチームの優勝に貢献した。

2014年3月、2014 FIFA U-17女子ワールドカップ(コスタリカ)に出場。この頃から左SBが定位置になる。決勝を除く全ての試合に出場し、大会を通じてわずか1失点の守備陣の要として活躍した(北川が出場していた時間帯での失点はゼロ)。準決勝のベネズエラ戦で相手選手と接触、脳震盪を起こし退場、本人は出場の意志を示したが、ドクターストップにより決勝は欠場を余儀なくされる。優勝が決まった瞬間はピッチに駆け出し仲間を涙で祝福した[4]

2015年4月、浦和レッズレディースに特別指定選手として入団、なでしこリーグ1部の試合に出場し始める。8月には、AFC U-19女子選手権(中華人民共和国南京市)に出場、グループリーグ初戦のオーストラリア戦で負傷し、タンカで運び出されるアクシデントに見舞われたが、その後は決勝を含む3試合にフル出場し、北朝鮮との決勝では延長戦でも決着がつかないない中、PK戦の3人目のキッカーとして落ち着いてPKを決め、チームの優勝に貢献した。国内リーグでは2つのチームを掛け持つ過密日程をこなし、JFAアカデミー福島の10番としてチャレンジWESTの得点ランキング1位(9得点)に輝き得点能力の高さを見せつけた。

2016年早稲田大学に進学し[9] 浦和レッズレディースに正式入団。チームがリーグ開幕から第7節まででわずか「勝ち点1」という創設以来の苦境に陥る中、第8節伊賀戦、第9節千葉戦と連続で決勝点をアシストしてチームの連敗を6で止めると、レギュラーシーズンを中断して行われた6月12日のリーグカップ第2節湯郷ベル戦において、味方のCKからシュートを決め、なでしこリーグ初ゴールを上げた。

最終的にリーグ戦においては、チームの総得点18のうち10得点に直接絡み、3ゴール4アシスト、ゴール数・シュート数ともにチーム最多、DF登録で出場した選手としてはリーグ最多得点、さらにカップ戦でも2ゴール1アシストするなど、新人SBとしては驚異的な数字を残し、一時はリーグ最下位に落ち込んだ名門チームを降格の危機から救った。

選手としての特徴

1対1の駆け引きや球際の強さを自身のストロングポイントと挙げているように[10] 、ディフェンスにおいて高い対人能力があり、振り切られる事が少ない[11] 。またアカデミー福島時代にチーム得点王に輝くなど、FWとしての得点能力も高く、ヘディングでも強さを発揮する[12] 。フィジカルと足元の技術に優れており、ドリブル突破して敵陣深くまで上がり[13] 、そのままクロスやシュートまで持って行く形を得意としている[14] 。DFとしては非常に攻撃参加やアシストが多い選手である[15] [16]

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2011 JFAアカデミー福島 26 チャレンジ EAST 3 1 - - 3 1
2012 17 チャレンジ 7 1 - 3 1 10 2
2013 14 18 0 - 1 1 19 1
2014 7 17 6 - 2 2 19 8
2015 10 チャレンジ WEST 11 9 - 1 0 12 9
浦和レッズレディース 28 なでしこ1部 12 0 - - 12 0
2016 15 17 3 8 2 1 0 26 5
2017 4 - - - - - - - -
通算 日本 1部 29 3 8 2 1 0 38 5
日本 2部 45 8 - 6 4 51 12
日本 3部 11 9 - 1 0 12 9
総通算 85 20 8 2 8 4 101 26

代表歴

出場大会

試合数


日本代表 国際Aマッチ
出場得点
2017 2 0
通算 2 0

(2017年3月3日現在)

タイトル

代表

脚注

  1. ^ チーム立ち上げ時はU-16。
  2. ^ U-19からの出場記録を含む。
  3. ^ a b 「なでしこ」へ夢咲かそう 金沢出身のサッカー少女 北國新聞 2011年1月4日
  4. ^ a b 北川貢献、世界で光る リトルなでしこW杯優勝 北國新聞 2014年4月9日
  5. ^ "アルビレックス新潟レディースvsJFAアカデミー福島". JFA. 2016年1月9日閲覧。
  6. ^ "公式記録". JFA. 2016年1月9日閲覧。
  7. ^ ちなみに、このときのアカデミー福島のスタメンには、U-17代表主将の成宮唯や、のちにA代表に招集される平尾知佳乗松瑠華増矢理花三宅史織、U-20代表の守屋都弥、小島美玖などのメンバーが名を連ねていた。
  8. ^ "アカデミー福島なでしこから金星/皇后杯". 日刊スポーツ. 2016年1月9日閲覧。
  9. ^ 2016年度トップアスリート入学試験合格者の発表について 早稲田大学 2016年1月9日
  10. ^ 世界一へのラストステップ。前回女王ドイツに挑むヤングなでしこ 松原渓 Kei-channel 2016年8月11日
  11. ^ 本番間近のテストマッチ。強豪ドイツを圧倒したヤングなでしこ 松原渓 Kei-channel 2016年8月14日
  12. ^ FIFA U-17女子ワールドカップ コスタリカ 2014 (3/15〜4/4) 招集メンバー 北川ひかる JFA 2016年8月17日閲覧
  13. ^ かわい過ぎる?女子U16北川に期待 デイリースポーツ 2013年2月9日
  14. ^ 金沢出身 女子サッカーU-16代表 北川 ハット 中日新聞 2013年4月30日
  15. ^ "U-17女子W杯。優勝の要因は「大胆コンバート」". 集英社. 2016年1月9日閲覧。
  16. ^ "浦和レディースにU-19日本代表MF北川ひかるが加入". スポーツニッポン新聞社. 2016年1月9日閲覧。

外部リンク

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