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2010年10月2日 (土) 17:48時点における版
体感温度(たいかんおんど)とは、人間の肌が感じる温度の感覚を、数値に表したものである。大まかには気温であるが、実際には湿度や風速等によって影響されやすく、一般的には風が強いときほど体感温度は下がる。したがって、気温をそれらの数値で補正する形で計算される。
体感温度は、湿度に着目したミスナールの式と風速に着目したリンケの式が存在する。リンケの式によれば、風速が1m/s増すごとに体感温度は約1°Cずつ低くなる。
算出方法は、気温(°C)をt、湿度(%)をh、風速(m/s)をvとして、
- ミスナール体感温度(°C)
- {\displaystyle M=t-{\frac {1}{2.3}}\times (t-10)\times (0.8-{\frac {h}{100}})}
- リンケ体感温度(°C)
- {\displaystyle L=t-4\times {\sqrt {v}}}
ただし、低温では高温の場合ほど湿度が体感温度に影響をもたらさないことや、上記の式では体感温度に重要な日照の有無も無視されているなどの問題もある。
関連項目
気象の要素と指標 | |
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