「小田原駅」の版間の差分
2009年9月6日 (日) 11:33時点における版
小田原駅 | |
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東口 | |
おだわら Odawara | |
所在地 | 神奈川県 小田原市 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 東海旅客鉄道(JR東海・駅詳細) 日本貨物鉄道(JR貨物) 小田急電鉄(駅詳細) 箱根登山鉄道(駅詳細) 伊豆箱根鉄道(駅詳細) |
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小田原駅(おだわらえき)は、神奈川県 小田原市栄町一丁目、城山一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・小田急電鉄・伊豆箱根鉄道・箱根登山鉄道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
概要
古くから城下町、東海道の宿場町として栄えた小田原市の代表駅である。神奈川県西部のターミナル駅であり、箱根観光の拠点ともなっている。
旅客営業を行う5社とも同一駅構内に収まっている。旅客駅のみであるが同一駅構内の乗り入れ鉄道事業者数5社はかつて日本最多であった(現在は横浜駅の6社が日本最多)。各線とも2003年に完成した橋上駅舎によって結ばれており乗り換えは容易である。JR貨物の貨物駅でもある。
いずれの路線も当駅終着・始発の列車が多い。新幹線は「こだま」と1日15本(下り8本、上り7本)の「ひかり」が停車する。
小田急電鉄の管区長・駅長所在駅。小田原管区として鶴巻温泉 - 小田原間を、小田原管内として開成 - 小田原間を管理している。
駅は1920年(大正9年)10月に国府津駅を起点とする熱海線の終着駅として開業した。その後 1927年に小田原急行鉄道(現・小田急電鉄)、1935年に大雄山鉄道(現・伊豆箱根鉄道)と箱根登山鉄道が乗り入れ、さらに1964年には東海道新幹線の開業と同時に駅が設置され、現在は1日約15万人が利用がある。
利用可能な鉄道路線
駅構造
小田原駅ホームの番号設定は、乗り入れている鉄道事業者すべてに通しで振られている。 南側から次のようになっている。
- 1・2番線:伊豆箱根鉄道大雄山線
- 3 - 6番線:JR東日本
- 7 - 11番線:小田急電鉄・箱根登山鉄道(12番線は欠番)
- 13・14番線:JR東海東海道新幹線
高架駅の新幹線以外は地上駅である。JR東日本・小田急・箱根登山鉄道は地上3階、JR東海は地上1階、伊豆箱根は地上2階にそれぞれ改札口・駅事務室がある。
2003年 3月30日に橋上駅舎が完成し、同年12月20日に東西連絡通路(愛称:アークロード)が完成した。これにより在来線と新幹線の連絡通路が完成し、東口・西口間の通行が可能になった。東西自由通路は16メートルの広い幅の通路でエスカレータ・エレベーターが設置されている。自由通路内には小田原市の観光案内所がある。
2005年 6月25日には旧駅舎の跡地に地上5階地下1階の駅ビルが完成し、地上1 - 5階は「小田原ラスカ」としてオープンした。駅ビルの完成に合わせて、東西バスターミナルのレイアウトが変わり、ペデストリアンデッキが設置された。バリアフリーの観点からはエスカレータ・エレベーター・多目的トイレが各鉄道事業者の駅に設置されている。
小田急と箱根登山鉄道は同じ改札口である。
伊豆箱根鉄道
伊豆箱根鉄道 小田原駅 | |
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改札口 | |
おだわら ODAWARA | |
(0.4km) 緑町► | |
所在地 | 神奈川県 小田原市栄町一丁目1-5 |
所属事業者 | 伊豆箱根鉄道 |
所属路線 | 大雄山線 |
キロ程 | 0.0 km(小田原起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
18,842人/日 -2001年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)6月16日 |
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伊豆箱根鉄道は地上にある2面2線頭端式ホームを使用している。1番線のみ降車専用ホームがある。ダイヤ上、列車は1番線と2番線を交互に発着している。
のりば
1・2 | ■しかく大雄山線 | 相模沼田・大雄山方面 |
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駅構内設備
駅舎は独立した建物になっており、駅の2階にあたる。コンコース内に多目的トイレがある。売店は改札内にあり、駅3階には系列の旅行会社がある。東西自由通路との連絡通路がある。
JR東日本
JR東日本 小田原駅 | |
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コンコース | |
おだわら Odawara | |
◄鴨宮 (3.1 km) (2.1 km) 早川 ► | |
所在地 | 神奈川県 小田原市栄町一丁目1-9 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | 東海道本線 |
キロ程 | 83.9 km(東京起点) |
電報略号 | オタ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
32,897人/日(降車客含まず) -2008年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)10月21日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
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地上にある2面4線の島式ホームを使用している。その外側に貨物線2線と留置線2線がホームに平行して通っている。留置線は熱海方にも設置されている。鶴見駅から続く東海道貨物線との複々線区間の終端であり、当駅以西は旅客列車・貨物列車とも同一線路を走行する。
湘南新宿ラインと通勤快速は当駅が始発・終着となるほか、東海道線普通列車の東京駅発着列車も約3分の1は当駅始発・終着である。一部の上り快速「アクティー」は当駅で始発の普通列車に接続する。一部の上り快速「アクティー」・特急「踊り子」の前を走る普通列車は当駅で快速「アクティー」・特急「踊り子」の待ち合わせをする。また、熱海発の上り普通列車が当駅始発の快速「アクティー」や湘南新宿ライン 特別快速との接続を取ることもある。一部の列車は当駅で特急列車の通過待ちも行う。
特急は、「踊り子・リゾート踊り子」の全列車が停車し、「スーパービュー踊り子」は一部の列車が停車する。また朝に限り「湘南ライナー・おはようライナー新宿」の通勤列車が運行され、夜間は「湘南ライナー・ホームライナー小田原」・通勤快速の終着駅である。深夜には臨時快速「ムーンライトながら」の下りが停車する。快速「アクティー」は当駅以西は各駅に停車するが、かつては早川・根府川を通過する列車も設定されていた。
かつては、当駅で下り普通列車の付属編成切り離しや、上り普通列車の増結が行われていた。東京方に、付属編成用の引き上げ線2線が存在するが、使用停止となっている。
のりば
3 | ■しかく東海道線(下り) | 熱海・沼津・伊東方面 |
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4 | ■しかく東海道線(下り) | 熱海・沼津・伊東方面(待避列車) |
■しかく東海道線(上り) | 平塚・大船・横浜・品川・東京方面(当駅始発) | |
■しかく湘南新宿ライン(上り、高崎線直通) | 新宿・池袋・大宮・高崎方面 | |
5 | ■しかく東海道線(上り) | 平塚・大船・横浜・品川・東京方面(当駅始発・待避列車) |
■しかく湘南新宿ライン(上り、高崎線直通) | 新宿・池袋・大宮・高崎方面(当駅始発) | |
6 | ■しかく東海道線(上り) | 平塚・大船・横浜・品川・東京方面 |
駅構内設備
エレベーター・エスカレータはすべてのホームに設置。トイレはコンコース内に多目的トイレがある。売店は、「レッツキヨスク小田原1号店」「NEWDAYS mini小田原1号店」がホーム東京方、弁当売店が各ホーム真ん中よりにある。JR東海東海道新幹線との連絡通路があり、この通路ではしばしばJR東日本駅員によるJR東海の新幹線自由席 特急券の臨時販売所が設置される(委託手数料収入の増収を図るもの)。改札口はSuica専用通路が中ほどにあり、発車標は湘南新宿ライン専用も設置されている。みどりの窓口・びゅうプラザも併設。全ホームが15両編成対応である。
貨物取扱
JR貨物の駅は車扱臨時取扱駅となっている。定期での貨物列車の発着はないが、まれに伊豆箱根鉄道大雄山線で使用されている車両が同社大場工場へ検査等を受けるために入場する際、または同工場から出場する際、当駅と三島駅の間で東海道本線を経由して甲種輸送列車が運行される。三島駅では、大場工場へ通ずる伊豆箱根鉄道駿豆線に接続している。
特筆すべき点として、当駅にはJR線と伊豆箱根鉄道を介する授受線がなく、直接東海道貨物線の本線と大雄山線の線路が渡り線で繋がっているだけである。この間には無架線地帯が存在するため、甲種輸送の際に電気機関車と輸送車両との間に控車となる有蓋車を連結し、輸送車両を相手方の線路に押し込み、相手方の機関車もしくは電車がそれを受ける形で授受が行われる。これにより、電気機関車および電車が無架線地帯に侵入することなく授受を行うことが出来る。但し、東海道貨物線および大雄山線の線路を長時間ともに支障するため、JR側では貨物列車の時刻変更、伊豆箱根鉄道側では小田原駅を発着する列車の着発線変更および一部運休が実施される。
なお、東海道貨物線の上りからは大雄山線へ通ずる東海道貨物線下り本線へは転線出来ないため、大場工場を出場して当駅まで輸送される列車については一度相模貨物駅まで運行され、機関車を反対に付け替えたあとに当駅まで輸送される。このため、控車となる有蓋車は相模貨物駅からの連結となる。小田原駅までの輸送完了後はやはり東海道貨物線上り本線へ転線出来ないため、富士駅まで控車を輸送する。
なお1994年までは、小田急電鉄や箱根登山鉄道の車両の搬入や搬出が当駅で行われていた(その後松田駅 - 新松田駅を結ぶ連絡線に変更)。1984年1月までは小田急電鉄との貨物列車の連絡があった。
小田急電鉄・箱根登山鉄道
小田急・箱根登山 小田原駅 | |
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コンコース | |
おだわら Odawara | |
所在地 | 神奈川県 小田原市城山一丁目1-1 |
所属事業者 |
小田急電鉄 箱根登山鉄道 |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(小田急)65,555人/日 (箱根登山鉄道)18,962人/日 |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■しかく小田急小田原線* |
キロ程 | 82.5 km(新宿起点) |
◄足柄 (1.7km) | |
所属路線 | ■しかく箱根登山鉄道鉄道線* |
キロ程 | 0.0 km(小田原起点) |
(1.7km) 箱根板橋► | |
備考 |
共同使用駅(小田急の管轄駅) *相互直通運転実施 |
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小田急電鉄・箱根登山鉄道の共同使用駅で、小田急電鉄の管理駅である。
2008年3月より、2面3線の島式ホームとなる7 - 10番ホームと、1面1線の頭端式ホームとなる11番ホームが組み合わさっており、ホームに平行して北側に留置線が1線ある。ホーム4線のうち中側2線は行き止まりの頭端式で、特に箱根登山鉄道側の11番ホームにかかる線路は7・8番ホームに入り込んでおり、このため7番ホームの一部と11番ホームは切り欠きホームという特殊な構造となっている。これによりすべてのホームは地上でつながって乗換えを容易にしており、バリアフリーの配慮もされている。
ホームの発車合図音は、7・11番ホームでは『箱根八里』の発車メロディ、9・10番ホームは発車ベルが使用されている。9・10番ホームは以前は駅員操作であったが、その後自動制御に変更されたため流れる長さが決まっている。ただし必要に応じて駅員が操作することがある。かつては旧11・12番ホーム側においても『箱根八里』の発車メロディが流れていたが、こちらは最後まで流れていた。
当駅からの箱根登山線は、すべて小田急の車両が使用されており、箱根湯本発着系統のみである。したがって、強羅方面へは箱根湯本での乗換が必要となる。また、一部の特急ロマンスカーについては当駅で切り離しや連結が行われる。2008年3月15日ダイヤ改正より、小田急線から箱根登山線への直通列車は、4両編成の各駅停車および特急ロマンスカーのみとなった。
かつては箱根登山線に乗り入れる特急ロマンスカーには、当駅から乗車することはできず、案内表示にも「当駅からのご乗車はできません」とだけ表示されていた。その後、2005年 10月1日から、発車直前に係員がホーム上で発売する「座席券」(発売額は大人200円、子供100円。座席は指定されない)を購入することで、スーパーシート・セミコンパートメント席・サルーン席を除いた座席への着席が可能となり、案内表示にも時刻が表示されるようになった。ただし、対象列車が満席の場合は「座席券」は発売されない。これは箱根湯本駅から当駅まで特急ロマンスカーを利用する場合も同じである。この「座席券」は「特急券」ではなく、特急料金も設定されていない。
のりば
7 | ■しかく箱根登山鉄道鉄道線 | 箱根湯本・強羅方面 |
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■しかく小田急小田原線(当駅止まり) | ||
8 | ■しかく小田急小田原線(下り・当駅止まり) | 降車専用ホーム |
9 | ■しかく小田急小田原線(上り・当駅始発) | 相模大野・新宿・○しろまる千代田線直通特急 北千住方面 |
10 | ■しかく小田急小田原線(上り) | 相模大野・新宿・○しろまる千代田線直通特急 北千住方面 |
11 | ■しかく箱根登山鉄道鉄道線 | 箱根湯本・強羅方面 |
- 7番ホームに到着する小田原線の当駅止まり列車は、原則として箱根湯本駅寄りの留置線で折返し10番ホームに入線するが、そのまま折り返し足柄駅の留置線へ入線する場合もある。
- 2006年3月改正までは、7番ホームの案内表示には「箱根湯本・強羅方面」と表記されていた。
- 旧11・12番ホーム(現・11番ホーム付近)は1面2線の島式ホームで箱根登山鉄道線車両用の標準軌専用ホームであったが、2006年 3月18日より使用停止(閉鎖)となり改良工事が行われた。これは12番ホームを撤去した上で11番ホームの線路を標準軌から狭軌に改軌するとともに線路を新宿方面へ延伸し、20m級車両4両の発着を可能(有効長91m)にするもので、延伸にあたっては11番ホームの延長上にあった7・8番ホームの駅長事務室が支障となるために撤去された。11番ホームは2008年3月15日のダイヤ改正から運用を開始し、4両編成の小田急車による小田原 - 箱根湯本間の折り返し電車の発着に使用されている。
- かつては箱根登山線に乗り入れる「急行」「準急」も存在したが(いずれも最大6両)、「快速急行」は10両編成での運行で、最大6両しか乗り入れることの出来ない箱根登山線に乗り入れることができないため、登場当初から箱根登山線には乗り入れていない。
- 標準軌ホーム当時の駅構内の案内表示には「箱根湯本・彫刻の森・強羅・早雲山(ケーブルカー)方面」と表記(ホーム上の駅名標には箱根登山鉄道線側の次駅の箱根板橋駅と小田急小田原線側の次駅の足柄駅の双方が表記)されていた。
- 標準軌ホーム時代の旧11・12番ホームの案内放送も小田急電鉄仕様のものだったが、発車メロディが流れた後に、箱根登山鉄道仕様の「ドアが閉まります、ご注意ください」という案内放送が流れていた。
- 平日の5時15分発各駅停車新松田行きと5時22分発急行新宿行きの2本は7番ホームからの発車である。[1]
駅構内設備
エレベーター・エスカレータはすべてのホームに設置。トイレはコンコース内に多目的トイレがある。売店は、自由通路上にOX SHOPがあり、ホームにはOX SHOPが2店舗と箱根登山鉄道の売店がある。自由通路・コンコースいずれにも面した場所に、系列飲食店がある。待合室は各ホーム箱根板橋寄りにある。ちなみに待合室はドーム屋根下に位置するが、瓦屋根となっており城下町をイメージさせる。以前の狭隘であった改札口も、新駅舎になり広くなった。
7 - 10番ホームはすべて10両対応で、7・10番ホームには増解結時の分割案内板が設置されている。改札内に自動体外式除細動器 (AED) が設置された。
-
かつて小田原駅から出発していた箱根登山鉄道列車(2005年撮影)
-
小田原駅付近にあった箱根登山鉄道三線軌条レール
JR東海
JR東海 小田原駅 | |
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改札口 | |
おだわら Odawara | |
◄新横浜 (55.1 km) (20.7 km) 熱海 ► | |
所在地 | 神奈川県 小田原市城山一丁目1-1 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■しかく東海道新幹線 |
キロ程 | 83.9 km(東京起点) |
電報略号 | オタ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
10,223人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 |
1964年(昭和39年)10月1日 (新幹線開通により) |
備考 |
駅長配置駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
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高架上にある2面2線の相対式ホームを使用している。ホームの間に2線の通過線がある。
のりば
13 | ■しかく東海道新幹線(下り) | 名古屋・新大阪方面 |
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14 | ■しかく東海道新幹線(上り) | 新横浜・東京方面 |
駅構内設備
エレベーター・エスカレーターはすべてのホームに設置されている。トイレはコンコース内に多目的トイレがある。各ホーム中央部と東京寄りにキヨスクが、またコンコース2階にある待合室にも売店がある。改札の外には飲食店・コンビニエンスストア・書店がある。東海道本線との連絡通路がある。
駅構内の店舗
駅弁
- たいめし
- 特選小鯵押寿司
- こゆるぎ茶めし
- デラックスこゆるぎ
- 桜海老とじゃこの海物語
- 金目鯛炙り寿司
- 他
利用状況
- JR東日本
- 1日平均乗車人員 32,897人(2008年度)[1]
- JR東海
- 1日平均乗車人員 10,223人(2006年度 神奈川県勢要覧)
- 小田急電鉄
- 1日平均乗降人員 65,555人(2008年度、全駅70駅中17位[2])
- 箱根登山鉄道
- 1日平均乗降人員は18,962人(2001年度)[3]
- 伊豆箱根鉄道
- 1日平均乗降人員は18,842人(2001年度)[4]
乗降人員の推移(小田急電鉄)
- 63,897人(2006年度)
- 63,600人(2005年度)
- 66,220人(2000年度)
- 77,300人(1995年度)
- 84,543人(1991年度・当駅の乗降人員最高値年度)
- 84,469人(1990年度)
- 78,789人(1985年度)
- 71,344人(1980年度)
- 64,657人(1975年度)
- 60,676人(1970年度)
- 48,521人(1965年度)
- 29,742人(1960年度)
- 18,933人(1955年度)
- 12,104人(1950年度)
- 12,475人(1946年度・<1945年度は資料なし>)
- 4,025人(1940年度)
- 2,241人(1935年度)
- 2,210人(1930年度)
- 2,343人(1928年度・<1927年度は資料なし>)
1991年度以降、乗降人員は減少傾向にある。
駅周辺
東口(表口)
駅周辺は、神奈川県の西湘地区を代表する市街地であるが、商業施設の撤退が相次ぎ、市街地の発展に陰りが出ている。市は地上8階地下1階の複合ビル建設を主体とした再開発事業をすすめていたが、事業施工者(アーバンコーポレイション)が経営破たんしたことにより、現在計画は頓挫している状況にある。
駅開設前の1901年に、この付近に神奈川県第二中学校が開校した。同校は駅開設に伴って、1914年に北西の八幡へ移転し、現在の神奈川県立小田原高等学校となった。現在、駅東口には「小田原高等学校発祥之地」の石碑が建っている。
司法
行政
学校
観光
商業施設
郵便局・銀行・金融機関
- 小田原郵便局
- 小田原本町郵便局
- 小田原浜町郵便局
- 横浜銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 中央三井信託銀行
- スルガ銀行
- 静岡銀行
- 静岡中央銀行
- 野村證券
- 新光証券
- 日興コーディアル証券
- 三菱UFJ証券
- みずほインベスターズ証券
その他
- 東日本旅客鉄道小田原保線区
西口(新幹線口)
行政
学校
- 関東学院大学小田原キャンパス
- 国際医療福祉大学小田原キャンパス
- 神奈川県立小田原高等学校
- 相洋高等学校
郵便局
- 小田原城山郵便局
企業
その他
路線バス
東口
1番乗り場
2番乗り場
3番乗り場
4番乗り場
- 箱根登山バス
- 仙石案内所・桃源台・湖尻(箱根湯本駅・宮ノ下・宮城野・仙石経由)
5番乗り場
- 伊豆箱根バス
- 関所跡・箱根町(箱根湯本駅・宮ノ下・小涌園・元箱根経由) (伊豆箱根) ※(注記)1日1本のみ湯の花ホテルも経由
- 箱根園(箱根湯本駅・宮ノ下・小涌園・元箱根経由) (伊豆箱根) ※(注記)1日2本のみ
- 湖尻・箱根園(箱根湯本駅・宮ノ下・小涌園・早雲山経由) (伊豆箱根) ※(注記)昼間は大涌谷も経由
6番乗り場
- 小田原宿観光回遊バス(観光シーズンに運行)
- 箱根登山バス
7番乗り場
- 箱根登山バス
- 神奈川中央交通
8番乗り場
西口
1番乗り場
- 伊豆箱根バス
- 関東学院大学・佐伯眼科(荻窪中経由)
2番乗り場
- 伊豆箱根バス
- 久野車庫(市役所経由)
- 兎河原循環(市役所・久野車庫経由)
- 小田原駅東口(広小路・井細田駅・市役所南口経由)
3番乗り場
- 箱根登山バス
- 水之尾(小田原競輪場経由)
- いこいの森(小田原競輪場・水之尾経由) ※(注記)季節運行
4番乗り場
- 箱根登山バス
- (臨時)いこいの森(小田原競輪場・水之尾経由)
- 伊豆箱根バス
- (臨時)いこいの森(荻窪中経由)
- (臨時)久野霊園(荻窪経由)
5番乗り場
- (臨時)小田原競輪場
小田原駅西口前
- 富士急湘南バス
歴史
小田原は、中世に東海道五十三次のうち、江戸より数えて第九の宿場が置かれ、交通の要所として栄えた町であった。しかし、1889年(明治22年)、箱根八里の険阻なるを嫌い、東海道本線が現御殿場線の経路をもって開業すると小田原宿は凋落の途を辿ることになる。東海道本線の開通に先立ち、1888年(明治21年)、国府津より小田原を経て箱根湯本へと馬車鉄道が開業して『鉄道唱歌』に「国府津降りれば馬車ありて酒匂小田原遠からじ」と歌われこそしても、交通の動脈を外れた小田原宿の衰退は抗いようがなく、110軒を数えたとされる旅籠が次々と廃業に追い込まれた。小田原において必死な鉄道誘致がなされたことは必然のことである。
1920年(大正9年)、果たして地元の熱意が実ったか、国府津 - 熱海間に熱海線が開業し、ついに東京・横浜より小田原へ直接列車が乗り入れることとなる。これにより、箱根観光や湯治の拠点として、町は地位を回復するに至ったのである。そのため熱海線の開業日は町を挙げての祝賀行事が催され、並走区間を廃した小田原電気鉄道(1900年(明治33年)に馬車鉄道から路面電車に転換)さえも花電車を走らせて熱海線開業を祝った。
熱海線は、丹那トンネル開削によって勾配のきつい御殿場経由から熱海経由へ東海道本線のルートを切り替え、輸送力の増強を目指したものの内、一部区間が暫定開業したといえるものであった。昭和に入り、小田原急行鉄道(現・小田急電鉄 小田原線)が開業し、さらに丹那トンネルの開通で熱海線が東海道本線に昇格すると、その地位はさらに高まった。その後大雄山鉄道(現・伊豆箱根鉄道 大雄山線)・箱根登山鉄道の構内乗入れと東海道新幹線の開業、さらに国鉄分割民営化を経て5社が同一構内に収まる形態となり現在に至る。
年表
- 1920年(大正9年)10月21日 - 熱海線国府津駅 - 当駅間開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災により駅舎一部倒壊。
- 1925年(大正14年)3月25日 - 熱海線が熱海駅まで全線開通。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 小田原急行鉄道(現・小田急電鉄)新宿駅 - 当駅間が開通。
- 1934年(昭和9年)12月1日 - 国鉄駅を東海道本線所属に変更。
- 1935年(昭和10年)6月16日 - 大雄山鉄道線(現・伊豆箱根鉄道大雄山線)が当駅に乗り入れ。
- 1935年(昭和10年)10月1日 - 箱根登山鉄道が当駅に乗り入れ。
- 1948年(昭和23年)10月 - 小田急ロマンスカー運行開始。
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線の停車駅となる。
- 1973年(昭和48年)5月20日 - 新設の西湘貨物駅に貨物取扱業務を集約、当駅での取扱を廃止。
- 1979年(昭和54年)10月1日 - 小田原駅 - 大船駅間複々線化(東海道貨物線)完成。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - 東海道新幹線「ひかり」が停車開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 国鉄駅での荷物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 国鉄駅での貨物取扱を再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海道本線は東日本旅客鉄道、東海道新幹線は東海旅客鉄道、貨物取扱業務は日本貨物鉄道が継承。
- 2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 湘南新宿ライン運行開始。
- 2003年(平成15年)3月30日 - 新駅舎へ切り替え・東西自由通路暫定開通。エレベーター・エスカレータ・多目的トイレが事業者ごとに設置される。
- 2003年(平成15年)12月20日 - 東西自由通路完全開通。開通に伴い、新幹線高架下も再整備され飲食店など出店。
- 2005年(平成17年)6月25日 - 東口に駅ビル(小田原ラスカ)オープン。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 60000形(MSE)によるロマンスカーの千代田線への直通運転を開始。急行の箱根登山鉄道への乗り入れを廃止。準急の新松田以西乗り入れ中止に伴い準急停車駅から外れる。新11番ホーム使用開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■しかく東海道線・■しかく湘南新宿ライン
- 小田急電鉄・箱根登山鉄道
- ■しかく小田急小田原線・■しかく箱根登山鉄道鉄道線
- 伊豆箱根鉄道
- ■しかく大雄山線
- 小田原駅 - 緑町駅
脚注
- ^ 2009年9月6日、小田原駅自動券売機横の時刻表にて確認
関連項目
外部リンク
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