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「'''勇次'''」(ゆうじ)は、日本の[[シンガーソングライター]]である長渕剛の14枚目のシングル曲である。[[1985年]][[7月22日]]に[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]のエキスプレスレーベルよりリリースされた。
}}
「'''勇次'''」(ゆうじ)は、日本の[[シンガーソングライター]]である長渕剛の14枚目のシングル曲。


[[1985年]][[7月22日]]に[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]のエキスプレスレーベルからリリースされた。作詞・作曲およびプロデュースは長渕、編曲は[[瀬尾一三]]および長渕剛&The Band of Spiritsが担当している。
== 解説 ==
アルバム『[[HUNGRY]]』(1985年)の先行シングルとしてリリースされた。当時の長渕はロックバンドを意識した活動を行っていたが、この曲では自身の原点であるフォークソングのニュアンスが強く出ている。そのためか、後のほとんどのライヴで欠かさずに演奏されている。


長渕の曲としては「[[順子/涙のセレナーデ|順子]]」([[1980年]])以来の人名をタイトルにした作品であり、青春時代の友人を想起したミディアムテンポの[[フォークロック]]ナンバーとなっている。[[オリコンチャート]]では最高位29位となった。後年に至るまでほぼ全てのライブで演奏されている定番曲である。
「勇次」という架空の友人との思い出を語った曲。ライブでは歌詞中の「撃鉄が落とされ」の後に、聴衆が[[クラッカー (パーティーグッズ)|クラッカー]]等で音を鳴らすのが定番となっている<ref>ただし、会場によってはゴミ等の問題から禁止されている場合もある</ref>。

[[スタジオ・アルバム|オリジナル・アルバム]]『[[HUNGRY]]』(1985年)からの先行シングル。それ以降では、[[ベスト・アルバム]]『[[いつかの少年]]』([[1994年]])、『[[SINGLES Vol.2 (1983〜1988)]]』([[1997年]])、『[[Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。]]』([[2014年]])に収録されている。

== 音楽性 ==
「勇次」という架空の友人との思い出を語った曲。当時の長渕は[[バンド (音楽)#ロックバンド|ロックバンド]]を意識した活動を行っていたが、この曲では自身の原点であるフォークソングのニュアンスが強く出ている。そのためか、後のほとんどのライヴで欠かさずに演奏されている。


「[[順子/涙のセレナーデ|順子]]」(1980年)に続く人名をタイトルに冠した曲である。これは、長渕自身が人名をタイトルにすることを好んでいるためである<ref>ライブ・アルバム『[[長渕剛LIVE]]』(1981年)収録の「ひざまくら」中のMCより。</ref>。
「[[順子/涙のセレナーデ|順子]]」(1980年)に続く人名をタイトルに冠した曲である。これは、長渕自身が人名をタイトルにすることを好んでいるためである<ref>ライブ・アルバム『[[長渕剛LIVE]]』(1981年)収録の「ひざまくら」中のMCより。</ref>。


(削除) 「勇次」の (削除ここまで)歌詞中に、「ガソリンスタンドの[[自動販売機]]で缶ビールを開け」とあるが、[[ガソリンスタンド]]ではアルコール飲料の自動販売機は設置されていない。このことを指摘された時、長渕は[[普通自動車免許]]を取得していなかった([[普通自動二輪車|普通自動二輪免許]]は所持していた)。
歌詞中に、「ガソリンスタンドの[[自動販売機]]で缶ビールを開け」とあるが、[[ガソリンスタンド]]ではアルコール飲料の自動販売機は設置されていない。このことを指摘された時、長渕は[[普通自動車免許]]を取得していなかった([[普通自動二輪車|普通自動二輪免許]]は所持していた)。


音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「長渕剛の代表曲のひとつ。青春をともに過ごした友人のことを思い起こすミディアム・ナンバーで、特に男性ファンを中心に人気が高い<ref name="cdjournal">{{Cite web|和書|author= |date= |url=https://artist.cdjournal.com/d/shingles-vol2/1197120820 |title=長渕剛 / シングルスVol.2(1983〜1988) <nowiki>[2CD]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=音楽出版 |accessdate=2019年01月26日}}</ref>」、「大人を気取りながらも、その本音と建て前の世界になじめないまま人生へのゴールへ向かって駆け抜けようとした勇次との青春時代への回帰を歌う<ref name="cdjournal2">{{Cite web|和書|author= |date= |url=https://artist.cdjournal.com/d/-/4114041673 |title=長渕 剛 / Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。 <nowiki>[4CD]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=音楽出版 |accessdate=2019年01月14日}}</ref>」と表記されている。
「勇次」という名前は、後に長渕本人が主演したドラマ『[[親子ジグザグ]]』(1987年、[[Japan News Network|TBS系列]])の「下別府勇次」や映画『[[オルゴール (映画)|オルゴール]]』(1989年、[[東映]])の「神崎勇次」など主人公の名前として使用された。また、『オルゴール』の原型となったテレビドラマ『[[とんぼ (テレビドラマ)|とんぼ]]』(1988年、TBS系列)における主人公の役名「小川英二」からも、後に「英二」というタイトルで曲が作られている(1997年、『[[ふざけんじゃねぇ]]』収録)。


== リリース ==
[[1985年]][[7月22日]]に[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]のエキスプレスレーベルよりリリースされた。

アルバム『[[HUNGRY]]』(1985年)の先行シングルとなった。

B面曲の「LONG LONG TIME AGO」は、アルバム未収録曲となった。またライブで演奏されることはあまりなかったがJAPAN92の東京ドームライブや大阪城ホールライブにて演奏された。

== 批評 ==
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== チャート成績 ==
[[オリコンチャート]]では最高位29位、登場回数9回となり、売り上げ枚数は4.4万枚となった。

== 受容 ==
「勇次」という名前は、後に長渕本人が主演した[[Japan News Network|TBS系]]テレビドラマ『[[親子ジグザグ]]』([[1987年]])の「下別府勇次」や映画『[[オルゴール (映画)|オルゴール]]』([[1989年]])の「神崎勇次」など主人公の名前として使用された。また、『オルゴール』の原型となったTBS系テレビドラマ『[[とんぼ (テレビドラマ)|とんぼ]]』(1988年)における主人公の役名「小川英二」からも、後に「英二」というタイトルで曲が作られている(1997年、『[[ふざけんじゃねぇ]]』収録)。

元[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]・[[飯山裕志]][[内野手]]のホームゲームで打席に入る時にこの楽曲が使用されていた([[2009年]]まで、[[2012年]]から引退年の[[2017年]]まで)。曲に合わせてファンが熱く合唱するため打席に入るタイミングを考慮している。なお、サビの♪勇次あの時の空を忘れちゃいないかい、「勇次(=裕志)」でコールし、♪エネルギッシュなお前が欲しい〜と歌いきるのが定番となっていた。なお、プレーのために途中で場内に音楽が流れなくなっても最後まで歌いきる。応援団は歌い終わるのを待ってから音頭を取っている。飯山は引退セレモニーの当日にも同曲を登場曲として使用した<ref>{{Cite web|和書|author= |date=2017年10月03日 |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710030000764.html |title=日本ハム飯山"勇次"で別れ「野球は一生辞めない」 |website=[[日刊スポーツ|Nikkansports.com]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |accessdate=2019年02月17日}}</ref>。また、飯山と長渕は同じ[[鹿児島県]]出身という共通点もある。飯山以外では、元[[東北楽天ゴールデンイーグルス|楽天]]・[[鷹野史寿]][[外野手]]も2004年の[[大阪近鉄バファローズ|近鉄]]時代に使用していた。

== ミュージック・ビデオ ==
前作に続き、[[ミュージック・ビデオ|PV]]が制作されている。内容は、ビデオ『HUNGRY』の映像の抜粋によるもので、廃墟のようなライブハウスで歌う長渕と、砂漠に佇む長渕とで構成されている。
前作に続き、[[ミュージック・ビデオ|PV]]が制作されている。内容は、ビデオ『HUNGRY』の映像の抜粋によるもので、廃墟のようなライブハウスで歌う長渕と、砂漠に佇む長渕とで構成されている。


== ライブ・パフォーマンス ==
[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]所属選手、[[飯山裕志]]のホームゲームで打席に入る時にこの楽曲が使用されている([[2009年]]まで、[[2012年]]から)。曲に合わせてファンが熱く合唱するため打席に入るタイミングを考慮している。なお、サビの♪勇次あの時の空を忘れちゃいないかい、「勇次(=裕志)」でコールし、♪エネルギッシュなお前が欲しい〜と歌いきるのが定番となっている。なお、プレーのために途中で場内に音楽が流れなくなっても最後まで歌いきる。応援団は歌い終わるのを待ってから音頭を取っている。元[[東北楽天ゴールデンイーグルス|楽天]]の[[鷹野史寿]]が2004年の[[大阪近鉄バファローズ|近鉄]]時代にも使用していた。
本曲でのテレビ出演は、1985年[[7月31日]]に[[フジネットワーク|フジテレビ系]][[音楽番組]]『[[夜のヒットスタジオ|夜のヒットスタジオDELUXE]]』(1985年 - 1989年)に出演した他、[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系]]音楽番組『[[歌のトップテン]]』(1986年 - 1990年)に出演した。


ライブでは歌詞中の「撃鉄が落とされ」の後に、聴衆が[[クラッカー (パーティーグッズ)|クラッカー]]等で音を鳴らすのが定番となっている<ref>ただし、会場によってはゴミ等の問題から禁止されている場合もある</ref>。
B面曲の「LONG LONG TIME AGO」は、ライブで演奏されることはあまりなかったが、[[1992年]][[5月15日]]の東京ドームライブにおいて演奏された。


リリース以来、ほぼ全てのライブにて演奏されており、ライブでの演奏率は1位となっている<ref>{{Cite web|和書|author= |date= |url=http://www.livefans.jp/artist/songlist/1366?termType=0&type=0 |title=長渕剛のライブ定番ソング |website=LiveFans |publisher=SKIYAKI APPS |accessdate=2019年01月26日}}</ref>。
== 収録曲 ==
#'''勇次'''(5分16秒)
#*作詞・作曲:長渕剛/編曲:[[瀬尾一三]]、長渕剛
#'''LONG LONG TIME AGO'''(5分00秒)
#*作詞・作曲:長渕剛/編曲:[[笛吹利明]]


== (削除) ライブ版 (削除ここまで) ==
== (追記) シングル収録曲 (追記ここまで) ==
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*'''勇次'''
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***30th Anniversary BOX from TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM(2010年)
***LIVE at YOYOGI NATIONAL STADIUM ARENA TOUR 2010 - 2011 "TRY AGAIN"(2011年)
**テレビ出演
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*'''LONG LONG TIME AGO'''
**ライブ映像
***LIVE'92 "JAPAN" IN TOKYO DOME(1992年)
***30th Anniversary BOX from TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM(2010年)


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*'''LONG LONG TIME AGO'''

*[[LOVE SONGS (長渕剛のアルバム)|LOVE SONGS]](1986年)
;ライブ音源
**SINGLES Vol.2 (1983〜1988)(1997年)
*シングル「[[ろくなもんじゃねえ]]」B面(1987年) - 「勇次(1987 1.12日本武道館ライヴ・ヴァージョン)」のタイトルで、[[1987年]][[1月12日]]の[[日本武道館]]公演から収録。
*『[[長渕剛LIVE'89]]』(1990年) - [[1989年]][[7月13日]]、[[7月14日]]の[[横浜アリーナ]]公演から収録。
*『[[長渕剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21]]』(2004年) - [[2004年]][[8月21日]]の[[桜島]]特設会場公演から収録。
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;ライブ映像
*『HUNGRY TOUR 1986年1月22日 THE 4DAYS LIVE』(1986年)
*『明日へ向かって 1985-1986 長渕剛の記憶』(1986年)
*『LICENSE』(1988年)
*『LIVE'92 "JAPAN" IN TOKYO DOME』(1992年)
*『Keep On Fighting LIVE 2003 夏』(2003年)
*『SAKURAJIMA』(2004年)
*『2007 TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR "COME ON STAND UP!"』(2008年)
*『30th Anniversary BOX from TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM』(2010年)
*『LIVE at YOYOGI NATIONAL STADIUM ARENA TOUR 2010 - 2011 "TRY AGAIN"』(2011年)
*『富士山麓 ALL NIGHT LIVE 2015』(2016年)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*(削除) [ (削除ここまで)http://www.nagabuchi.or.jp/disco/singles/014.html 公式サイトディスコグラフィー「勇次」(削除) ] (削除ここまで)
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2023年11月14日 (火) 19:38時点における最新版

曖昧さ回避 この項目では、長渕剛の楽曲について説明しています。テレビドラマ『必殺』シリーズの登場人物の勇次については「三味線屋の勇次」をご覧ください。
「勇次」
長渕剛 シングル
初出アルバム『HUNGRY
B面 「LONG LONG TIME AGO」
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル ロック
ポピュラー
フォークロック
時間
レーベル 東芝EMI/エキスプレス
作詞・作曲 長渕剛
プロデュース 長渕剛
チャート最高順位
長渕剛 シングル 年表
久しぶりに俺は泣いたんだ
(1985年) 「勇次
(1985年) 「SUPER STAR
(1986年)
HUNGRY 収録曲
A面
B面
  • 6.「勇次
  • 7.「逆転ブルース」
  • 8.「明日へ向かって」
  • 9.「太陽へ続くハイウェイ」
テンプレートを表示

勇次」(ゆうじ)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛の14枚目のシングル曲。

1985年 7月22日東芝EMIのエキスプレスレーベルからリリースされた。作詞・作曲およびプロデュースは長渕、編曲は瀬尾一三および長渕剛&The Band of Spiritsが担当している。

長渕の曲としては「順子」(1980年)以来の人名をタイトルにした作品であり、青春時代の友人を想起したミディアムテンポのフォークロックナンバーとなっている。オリコンチャートでは最高位29位となった。後年に至るまでほぼ全てのライブで演奏されている定番曲である。

オリジナル・アルバムHUNGRY』(1985年)からの先行シングル。それ以降では、ベスト・アルバムいつかの少年』(1994年)、『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』(1997年)、『Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。』(2014年)に収録されている。

音楽性

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「勇次」という架空の友人との思い出を語った曲。当時の長渕はロックバンドを意識した活動を行っていたが、この曲では自身の原点であるフォークソングのニュアンスが強く出ている。そのためか、後のほとんどのライヴで欠かさずに演奏されている。

順子」(1980年)に続く人名をタイトルに冠した曲である。これは、長渕自身が人名をタイトルにすることを好んでいるためである[1]

歌詞中に、「ガソリンスタンドの自動販売機で缶ビールを開け」とあるが、ガソリンスタンドではアルコール飲料の自動販売機は設置されていない。このことを指摘された時、長渕は普通自動車免許を取得していなかった(普通自動二輪免許は所持していた)。

音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「長渕剛の代表曲のひとつ。青春をともに過ごした友人のことを思い起こすミディアム・ナンバーで、特に男性ファンを中心に人気が高い[2] 」、「大人を気取りながらも、その本音と建て前の世界になじめないまま人生へのゴールへ向かって駆け抜けようとした勇次との青春時代への回帰を歌う[3] 」と表記されている。

リリース

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1985年 7月22日東芝EMIのエキスプレスレーベルよりリリースされた。

アルバム『HUNGRY』(1985年)の先行シングルとなった。

B面曲の「LONG LONG TIME AGO」は、アルバム未収録曲となった。またライブで演奏されることはあまりなかったがJAPAN92の東京ドームライブや大阪城ホールライブにて演奏された。

批評

[編集 ]
専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的[2] [3]

音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「デビュー当初とは明らかに異なるアクの強い個性的な歌いまわしを堪能できる[2] 」、「ギラギラとした野心がみなぎるも、どこか安らぎを感じるフォーキーなバンド曲[3] 」と評されている。

チャート成績

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オリコンチャートでは最高位29位、登場回数9回となり、売り上げ枚数は4.4万枚となった。

受容

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「勇次」という名前は、後に長渕本人が主演したTBS系テレビドラマ『親子ジグザグ』(1987年)の「下別府勇次」や映画『オルゴール』(1989年)の「神崎勇次」など主人公の名前として使用された。また、『オルゴール』の原型となったTBS系テレビドラマ『とんぼ』(1988年)における主人公の役名「小川英二」からも、後に「英二」というタイトルで曲が作られている(1997年、『ふざけんじゃねぇ』収録)。

日本ハム飯山裕志 内野手のホームゲームで打席に入る時にこの楽曲が使用されていた(2009年まで、2012年から引退年の2017年まで)。曲に合わせてファンが熱く合唱するため打席に入るタイミングを考慮している。なお、サビの♪勇次あの時の空を忘れちゃいないかい、「勇次(=裕志)」でコールし、♪エネルギッシュなお前が欲しい〜と歌いきるのが定番となっていた。なお、プレーのために途中で場内に音楽が流れなくなっても最後まで歌いきる。応援団は歌い終わるのを待ってから音頭を取っている。飯山は引退セレモニーの当日にも同曲を登場曲として使用した[4] 。また、飯山と長渕は同じ鹿児島県出身という共通点もある。飯山以外では、元楽天鷹野史寿 外野手も2004年の近鉄時代に使用していた。

ミュージック・ビデオ

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前作に続き、PVが制作されている。内容は、ビデオ『HUNGRY』の映像の抜粋によるもので、廃墟のようなライブハウスで歌う長渕と、砂漠に佇む長渕とで構成されている。

ライブ・パフォーマンス

[編集 ]

本曲でのテレビ出演は、1985年7月31日フジテレビ系 音楽番組夜のヒットスタジオDELUXE』(1985年 - 1989年)に出演した他、日本テレビ系音楽番組『歌のトップテン』(1986年 - 1990年)に出演した。

ライブでは歌詞中の「撃鉄が落とされ」の後に、聴衆がクラッカー等で音を鳴らすのが定番となっている[5]

リリース以来、ほぼ全てのライブにて演奏されており、ライブでの演奏率は1位となっている[6]

シングル収録曲

[編集 ]
全作詞・作曲: 長渕剛。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.勇次長渕剛長渕剛瀬尾一三、長渕剛&The Band of Spirits
2.LONG LONG TIME AGO長渕剛長渕剛笛吹利明/コーラス・アレンジ: 浜田良美
合計時間:

収録作品

[編集 ]
スタジオ音源
ライブ音源
ライブ映像
  • 『HUNGRY TOUR 1986年1月22日 THE 4DAYS LIVE』(1986年)
  • 『明日へ向かって 1985-1986 長渕剛の記憶』(1986年)
  • 『LICENSE』(1988年)
  • 『LIVE'92 "JAPAN" IN TOKYO DOME』(1992年)
  • 『Keep On Fighting LIVE 2003 夏』(2003年)
  • 『SAKURAJIMA』(2004年)
  • 『2007 TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR "COME ON STAND UP!"』(2008年)
  • 『30th Anniversary BOX from TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM』(2010年)
  • 『LIVE at YOYOGI NATIONAL STADIUM ARENA TOUR 2010 - 2011 "TRY AGAIN"』(2011年)
  • 『富士山麓 ALL NIGHT LIVE 2015』(2016年)

脚注

[編集 ]
  1. ^ ライブ・アルバム『長渕剛LIVE』(1981年)収録の「ひざまくら」中のMCより。
  2. ^ a b c "長渕剛 / シングルスVol.2(1983〜1988) [2CD]". CDジャーナル. 音楽出版. 2019年1月26日閲覧。
  3. ^ a b c "長渕 剛 / Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。 [4CD]". CDジャーナル. 音楽出版. 2019年1月14日閲覧。
  4. ^ "日本ハム飯山"勇次"で別れ「野球は一生辞めない」". Nikkansports.com . 日刊スポーツ新聞社 (2017年10月3日). 2019年2月17日閲覧。
  5. ^ ただし、会場によってはゴミ等の問題から禁止されている場合もある
  6. ^ "長渕剛のライブ定番ソング". LiveFans. SKIYAKI APPS. 2019年1月26日閲覧。

外部リンク

[編集 ]
シングル
長渕剛のシングル
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