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【ボートレース】沖縄出身の上原崚「この職業を知ってもらいたい。スカウトしたいくらい」〜下関ルーキーシリーズ

スポーツ報知
故郷にボートレースを広めるべく奮闘する上原崚

だいやまーくルーキーシリーズ第13戦(9日・ボートレース下関・初日)

上原 崚(29)=東京(2日目2、11Rに出走)

ボートレーサーは1601人。その中で沖縄出身のレーサーは11人。依然として少数だが、若手が増えつつある。

上原は那覇市出身で、名門・興南高校の野球部では部員数が多くて競争が厳しく、ベンチ入りができなかったが、高校時代の経験で肉体的、精神的に成長ができた。

ただ、ボートレーサー養成所125期の中では勝率3・00で最下位。初勝利も254走かかった。将来はさぞかし苦戦するだろうとの心配もあったが、23年2月の多摩川(ルーキーシリーズ)でデビュー初Vを飾ると、コンスタントに優出する実力が付いてきた。「デビュー当時は余裕がなかったし、勝てるかどうか不安もあった。初優勝は自信になりましたね。もう大丈夫。最近は落ち着いてレースができています」。今ではしっかりと足が地に着いている。

大きな目標がある。沖縄でボートレースを広めることだ。「この職業も知ってもらいたいし、運動能力の高い高校生らも多いですから。スカウトしたいくらいですよ」と笑顔。

今年で6回目となったG2「ボートレース甲子園」には、沖縄県代表として前川守嗣(福岡支部)が6年連続で出場しているが、上原も「大きな大会に出たいですね。そのためには勝率を上げないと。もっと調整力を身に付けたい」と意欲は十分だ。今大会の初戦はインからコンマ02のスタートを決めて白星を挙げた。2回目の優勝と自らの目標達成に向かって奮闘中だ。

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