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【仙ペン】「総裁選」まで待てない

スポーツ報知

だいやまーくJERA セ・リーグ 広島5―4巨人(21日・マツダスタジアム)

やっと2号、それも2軍戦での話だ。いや、これから復活を期す若い選手を腐してはいけない。我らが身長202センチ、秋広優人です。

「つまんない」という画期的な理由でファームへ降格。レギュラーシーズン中の1軍復帰は厳しくなったけど、まだポストシーズンの戦いも残っている。何とか戻って来てほしい。

阿部監督からは「しっかりと試合で(強く振ることが)できるようにやってこい」と言われたという。確かに妙に小器用なところも災いしてか、三振逃れのようなスイングが目立ったのは事実だ。

その点、浅野は末恐ろしい。今では死語寸前の「ブリブリ打線」を絶賛継続中だもの。眉毛と、そして同じ太さのアイブラックに挟まれた目をカッと見開きフルスイング。身長があまり高くないせいでバットが長く見えるのも、その豪快さに一役買っている。

1軍昇格後は申し分のない活躍。誰もがジャイアンツの近未来を見ている気分になるよね。えっ、ブレイクしたときの秋広や松原もそうだった? でも、浅野が先輩2人と違うのは、その環境だ。松原は連覇を果たした20年シーズン後半から台頭したが、本格ブレイクした21年はV逸。秋広が大活躍した昨年のチームはCS進出さえ逃している。

熾烈な優勝争い、つまり指揮官が言うところの「しびれる試合」の中でしか得られない経験がある。というか、しびれながら早くも数字以上の存在感を放っている背番号51ってすごい。

そんなわけで「目先の試合に集中」と自分に言い聞かせても、やはり気になるハマスタ決戦。二転三転の熱戦に「優勝とAクラスがかかっているだけに大変だな」...と謎の上から目線で余裕をかましていたら、これだもの。

巨人が手負いの広島にガブリとやられた。思い出すのは先週11日のゲーム。巨人は9回に大量9点を挙げ逆転勝ちしたけど、今度はリベンジを食らってしまった。あそこから広島は急失速...って縁起の悪いことを言うんじゃない。

最短胴上げは26日。自民党総裁選の前日にセ・リーグのケリをつけようじゃないか。さて、チャージが過ぎて打球とすれ違いの浅野さん、監督方針は向こう傷上等です。ドンマイだ。

巨人

×ばつ

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