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【ボートレース】メモリアル連覇!!馬場貴也がびわこ大賞PR来社「地元記念で優勝して年末に繋げる」

スポーツ報知
びわこ大賞のPRに訪れた馬場貴也(カメラ・朝田 秀司)

ボートレースびわこの「開設72周年記念G1びわこ大賞」は12日から17日まで行われる。その開催PRのため、地元・滋賀支部のエースで自らもV最有力候補として出場する馬場貴也(40)が6日、報知新聞大阪本社を訪れた。

馬場は1日にまるがめSGメモリアルを優勝し、メモリアル連覇の偉業を成し遂げたばかり。その喜びをファンに報告する「優勝報告会」はシリーズ初日(12日)の1R発売前に予定されており、今回の地元G1はまさにがい旋レースとなる。「優勝戦は(2コースの)片岡(雅裕)選手が差すと思っていたし、あとは(4コースの)石野(貴之)選手の伸びを止められるかどうかだった。決め打ちでしたけど思い描いた通りになった」と3コースからのまくり差しVを振り返った。

これが自身5度目のSG制覇で目下のリズムは最高潮のようにも見えるが、メモリアル準優勝戦は6号艇でギリギリの予選通過だった。「ペラの調整がずれている。夏場は正解が見つけられなかった。(6枠での準優1着など)流れに助けられていました」と謙虚さを見せる。「これから気温が下がってくるので、(ペラ調整の)キーとなる部分を見つけたい」と、走り慣れた地で自らの調整力に磨きをかけるつもりだ。

獲得賞金ランキング2位で出場した昨年のグランプリは、初戦で妨害失格。「反省しました。でも気持ちを切り替えて走り、連に絡むことでファンの人に恩返しをしようと思った。その経験があって、今年は不調の中でも勝てている」と自信に繫げた。

現在の獲得賞金は唯一の1億円オーバー。住之江で12月17日開幕のグランプリ出場はすでに濃厚だ。施行者によると、今節の売り上げ目標は65億円。「グランプリを勝った景色を見たいと思った。まずは地元記念で優勝して、年末に繫げていきたい」と活躍を誓った。(田窪 彩乃)

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