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小澤名人敗戦も相手称賛「第55期報知アユ釣り名人戦」

スポーツ報知
好試合を展開した小澤名人だが防衛はならなかった

惜しくも敗れたが、小澤名人は実力を見せつけた。「落ち着いてやれたと思う。自分に落ち度があったというより、相手がよく釣った」と4度目の防衛戦を冷静に振り返った。

いきなり金字塔を打ち立てた。昌山前で行われた第1試合だ。上流に入った前半は、中州から左右のチャラ瀬を釣り下って25尾。後半は主に右岸のヘチや瀬を狙って49尾まで数を伸ばし、第38期名人戦(07年、滋賀・安曇川朽木)で高橋祐次名人がつくった42尾の記録を塗り替えた。

6年前に島啓悟名人からタイトルを奪取。コロナ禍で試合がなかった2期を除いて4期、アユ釣り界のトップに君臨した。「5期続けるという目標を達成できなかったのは残念。今後は、所属メーカーの大会でもう一度勝ちたい。それに1対1の試合があまり得意ではないので練習したい」と新たな目標を見据えていた。

名人戦メモ これまで名人戦1試合での最高釣果は、2007年の第38期で島啓悟選手と対戦した高橋祐次名人が第2試合で挙げた42尾。また、両者合わせた最高釣果も同試合の77尾だった。今回、第1試合で小澤名人が49尾で個人記録を更新すると、第2試合では清原選手が54尾を釣り上げて、さらに記録を塗り替えた。合算での記録も92尾と更新した。そして、3試合の総尾数は小澤名人が126尾で、清原選手に至っては第3試合でも50尾以上を釣り上げ、合計で140尾に。互いに3ケタの釣果を挙げ、記録ずくめの名人戦となった。

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