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【競輪】同期・窓場千加頼のまくりに乗って古性優作が3年ぶりV〜平塚オールスター

スポーツ報知
3年ぶりにオールスター競輪で優勝した古性優作

平塚競輪の「第67回オールスター」決勝は最終日の18日、第11Rで争われた。最終バック5番手からまくった窓場千加頼を追走した古性優作(33)=大阪・100期=が、ゴール寸前で外を鋭く伸びて快勝。G1初優勝だった2021年(平)以来、2度目の大会制覇を果たし、優勝賞金6100万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2024」(12月30日・静岡競輪場)の出場権を獲得した。窓場が2着、抑え先行に持ち込んだ新山響平が3着に粘った。

初めてファン投票1位に選ばれた昨年のMVP・古性が期待にこたえた。ライン4車の新山響平の先行を、5番手から同期の窓場が強烈なブロックを受けながらもまくり切ると、その後ろから直線で一気に突き抜けた。「とにかく(窓場)千加頼が強かった。(佐藤)慎太郎さんのブロックで止まったと思って、自分はそこから外を踏んだ」。今年初、通算7度目のG1制覇に笑顔を見せた。

「オールスター」は、G1初Vとなった21年(平)以来、3年ぶり2度目の優勝で、これでグランプリの出場権を獲得するとともに賞金ランクでもトップに立った。21年にはグランプリでも初優勝した。くしくも、今年のグランプリも3年前と同じ静岡で、「KEIRINグランプリ」奪冠を目指して、年末まで突っ走る。

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