校長あいさつ

ごあいさつ

埼玉県立特別支援学校羽生ふじ高等学園のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

2007年(平成19年)、埼玉県初の特別支援学校高等部として羽生市に開校し、今年で19年目を迎え、いよいよ来年は20周年の節目の年を迎えます。

「協力・自立・明朗」を掲げ、「共に学び、考え、行動」「心豊かに、明るく、たくましく生きる生徒」「卒業後の就労と定着に向けて、職業教育を中心に学校行事や部活動、生徒会活動、地域に根ざした活動を積極的に行い、社会生活に必要な知識・技能・態度を育成する」教育を推進しています。

目指す生徒像・・・「ふじのはな」(求める生徒像)

「ふ」・・・不屈の心で(何事にもあきらめずに取り組む生徒)

「じ」・・・自立を目指し(自分の得意なことや苦手なことを知り、自立に向け努力する生徒)

「の」・・・伸びやかに(決まりを守り、他人を思いやることができる生徒)

「は」・・・はつらつと(明るく元気に、毎日登校できる生徒)

「な」・・・何事も最後までやり遂げる生徒(自分の役割を理解し、責任をもって取り組む生徒)

職業学科として

農業技術科(農業コース・園芸コース)、生活技術科(フードデザインコース・メンテナンスコース)2学科4コースを設置し、専門的な実習を重視し特色のある取り組みを実施しています。校外学習の一環として、地域の商業施設、公共施設等で野菜や草花・パンや菓子の販売実習、清掃作業などのサービスを行う実習を日頃の学習成果として実施しており、生徒たちは充実した毎日を過ごしています。こうした取り組みは、多くの体験や地域との交流、連携の機会も更に増え、生徒の成長に欠かす事の出来ない貴重な時間と考えています。

多くの卒業生が就職し、社会で活躍しているのも、多様な学校行事への地域の皆様をはじめ、企業様の温かいご理解とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。引き続き、羽生ふじ高等学園では「生徒一人一人の学びを大切にし、働く力」を育てていきます。

今後も、地域の皆様をはじめ、広く埼玉県民のご理解とご協力をいただきながら、ご期待に添える特別支援学校として、更なる地域貢献も果たしてまいります。どうぞよろしくお願い致します。

令和7年4月1日 校長 折原 裕朋