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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和7年8月29日に、普及指導活動の実施状況について、外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、検討会を開催しました。今年度の活動について、各課題リーダーから中間報告を行いました。その他、岩沼市の寒風澤農園に移動してきゅうり栽培ほ場を視察し、先進的な取組と普及との関わり等を説明しました。

委員の方々からは、1若手生産者への技術・知識の指導の重要性と成果が現れていること、2ほ場整備地区における法人設立や地区外も含めた営農の仕組み作りに対する期待、3組織内の意識改革の取り組みや中期経営計画と人材育成が同時に目標設定されていること、が評価できるとのご意見をいただきました。また、今後の活動に対するご助言もいただきましたので、これからの普及活動に生かしてまいります。

<連絡先>

宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

令和7年8月19日に気仙沼市内にて、JA新みやぎ階上いちご部会通常総会が開催され、部会員7名の他、JA新みやぎ、地方卸売市場株式会社流通市場、気仙沼農業改良普及センターの職員各1名が出席しました。

部会長の挨拶の後に行われた議事検討で提案された議案は全て承認され、今後の取り組みとして、品質向上に向けた新規農薬や資材の活用について検討していくことにしました。また、令和7年度事業は、「多くの消費者の皆様に安心・安全な気仙沼いちごを届けられるよう、品質のさらなる向上を目指し、研修会、検討会を開催する」を方針として活動していくこととしました。

普及センターでは今後も生産技術向上、いちご産地としての銘柄と基盤確立に向けJA新みやぎ階上いちご部会の活動を継続的に支援して参ります。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

令和7年9月4日に、県の古川農業試験場(大崎市)で「水稲・麦・大豆の最新の研究成果を学ぶ」をテーマに農業後継者を対象とした研修会としてみやぎ農業未来塾を開催し、新規就農者4人が参加しました。

今回の研修は、古川農業試験場が取り組む試験研究について知見を深めてもらうことで、管内新規就農者の技術向上、知識習得を図ることを目的として開催しました。当日は古川農業試験場の職員による試験研究の紹介や水稲の乾田直播栽培の説明を通じて、最新の栽培技術について学ぶことができました。また、ほ場見学では、ドローンを用いて播種作業を行った研究に興味を示している方も多く、質問が相次ぎました。

当普及センターでは、今後も新規就農者を対象に研修会等の開催や個別巡回による支援を実施していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

普及センターでは、普及活動を計画的かつ効果的に推進するため、農業者や消費者、関係団体等の外部委員(普及活動検討委員)からご意見をいただく、普及活動検討会を年2回開催しています。
令和7年9月4日に開催した第1回検討会では、柴田町のほ場整備地区の法人を対象とした、ドローンによる湛水直は栽培の水田ほ場を視察しました。外部委員からは、移植栽培と遜色ない水稲の生育状況に、驚きとともに省力化技術への期待の声が聞かれました。
その後、みやぎ仙南農業協同組合に移動し、令和7年度普及指導計画及びプロジェクト課題の上半期の活動等について、各委員それぞれの視点からご意見や評価をいただきました。
普及センターでは、今回いただいたご意見を後半の活動に生かしながら、効果的な普及活動に努めていきたいと思います。






〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138
柴田町の農事組合法人「葉坂希望の郷」では、秋冬季の収益向上を図るため、ブロッコリーの生産に取り組んでいます。

今作のブロッコリーは、春作に加工用トマトを生産したほ場に作付けしています。8月27日には、作業の高精度化によって省力と増収を図る目的で、農業・園芸総合研究所とヤンマーアグリジャパン株式会社の協力のもと、RTKを活用した自動操舵による畝立てと定植の実証を行いました。

当日は、柴田町や大河原町役場の職員、近隣の生産者等が見学に訪れ、従来の作業機と比べて作業精度の高さや高速化された様子を確認していました。法人構成員からは、11月以降の収穫に向けた生産への意気込みが感想として出されました。

当管内では、ほ場整備の進行に合わせて、水田で生産する高収益作物としてブロッコリー等の露地野菜生産を振興しています。普及センターでは今後も関係機関と連携し、法人経営の安定に向け園芸品目の定着支援を行ってまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138



令和7年8月26日にJA仙台主催の越冬春菊栽培講習会が開催され、生産者や営農指導員等50人ほどの参加がありました。
当普及センターから「播種」「潅水」「温度管理」などの栽培技術のほか、近年の温暖化による「平均気温の上昇傾向」や「土壌診断の活用」について情報提供しました。
講習会を通じて春菊の栽培方法はもとより、平年よりも高い傾向にある気温や施肥管理に関わる土壌分析への意識付けができたと感じました。
夏の高温による影響で春菊が発芽しにくいなどの影響がある中、当普及センターでは、定期的な巡回やJA仙台との連携により、亘理町逢隈地区を中心とする県内一の春菊産地の維持・拡大を支援していきます。


<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

8月27日に、東北・北海道地域農業士研究会宮城県大会の、現地視察研修が行われ、東北6県・北海道・新潟県の農業士約130人が参加しました。視察では経営品目ごとに5コースに分かれ、県内の指導農業士を訪問しました。

大河原管内では、指導農業士の山家一彦氏(不忘果樹園、蔵王町、果樹コース)、鈴木学氏(はるはなファーム(株)、丸森町、花卉コース)が視察先となり、それぞれ品種や販売方法等の経営内容について説明がありました。参加者からは、気候変動への対応方法や消費者の需要に応じた品種選定の方法、雇用状況等について質問が出され、活発な意見交換が行われました。

普及センターでは、今後も農業士の資質向上に向け支援を行ってまいります。

山家一彦氏ほ場での視察の様子 鈴木学氏ハウス前での視察の様子

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

令和7年8月7日、亘理町農産加工推進協議会が主催する視察研修会が丸森町で実施されました。この研修会は、亘理町の農産加工をさらに推進することを目的としています。

【直売所の視察】

はじめに訪れた「いなか道の駅やしまや」と「あがらいん伊達屋」では、地域の特色ある加工品を視察しました。参加メンバーは、きゅうりや梅の漬物を試食しながら、地域独自の調理方法について熱心に質問していました。

【柿渋染め体験】

次に、ゆり工房による柿渋染めを体験しました。参加者は柿渋を使い、思い思いの模様のランチョンマットを作成し、加工技術への理解を深めました。

今回の視察研修で得たヒントを活かし、亘理町の農産加工の取り組みがさらに発展することが期待されます。

普及センターでは、今後も地域の農産加工や直売に取り組む生産者を支援していきます。

<記事担当>

宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

加美郡内のりんご生産者14名で組織する加美郡りんご協議会は、毎年研修会や先進地視察などの調査・研究活動を精力的に行っています。これら活動の一環として、令和7年8月20日に先進地視察研修会を開催しました。

最初の視察先の秋田県果樹試験場では、秋田県育成品種や現在の試験研究の内容について、2か所目の駒形地区の生産者ほ場では、降雪地帯特有の仕立て方やぶどうとの複合経営などのお話をいただきました。

今回の研修会には夫婦での参加もあり、会員15名の参加がありましたが、今後の栽培管理を行う上で大変参考となる情報をいただくことができました。

普及センターでは、今後もりんごの生産振興に向け、協議会活動の支援を行っていきます。

<連絡先>

宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

角田市高田萱場地区の担い手である農事組合法人さくらファームでは、来年度より、面工事完了後の大区画ほ場で水稲直播栽培に取り組むこととしています。そこで、水稲直播種栽培と栽培支援システム(ザルビオ)の活用について「スマート農業研修会」を7月24日に開催しました。

法人理事7名が出席し普及センター職員が講師となり、直播栽培のメリット・デメリット、管理のポイントについて説明しました。また、栽培支援システム(ザルビオ)の効果的な活用方法について、画面をみながら解説しました。

法人からは、直播栽培に適した土壌条件についてなど質問が熱心に出され、次作に向けた意気込みを感じました。

普及センターでは、今後も先進的技術に取り組む経営体を支援してまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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宮城の農業振興に向けて普及組織一丸となって取り組んでまいります。宮城の底力により,さらに農業が発展することを願っています。

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