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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和7年9月5日、6日に宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されます。それに向け、仙南地域では、7月11日に仙南地域和牛共進会が開催され、代表牛10頭が選抜されました。
今回は、8月4日に続き出品牛10頭を集め、発育や暑熱期の飼養状況について確認するとともに、本番まで1週間で調整する内容などを共有しました。また、ベテラン生産者による毛刈りが行われ、牛体の魅せ方が向上しました。前回調教指導員から指摘された、体の引き締まりはこれまでの飼養管理により改善傾向にあります。出品牛10頭のうち、管内で生産された基幹種雄牛「昭光茂」産子が6頭で、仙南地域の特色を示すことができる共進会となりそうです。
審査では、出品牛個々のレベルが高いことが要求され、かつ群出品では斉一性或いは相似性が重要となります。上位入賞を狙うのはもちろんですが、出品牛を通し仙南地域の特長や課題もしくは改善点をみんなで共有し、今後の牛群構築や集団育種推進事業に取り組んでまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

登米管内では、小麦の種子が生産されています。普及センターでは、生産された種子について、発芽率などを調査する生産物審査を行います。その後、みやぎ登米農業協同組合により農産物検査を行い、種子の基準を満たしているかどうかチェックします。
令和8年産播種用の小麦種子「あおばの恋」「夏黄金」について、8月6日と26日に農産物検査が行われました。未熟粒や細麦がやや見られましたが、心配されていた赤かびの被害もほとんどなく、いずれの品種についても、計画していた数量を確保することができました。
普及センターでは、今後も優良な種子の生産に向け支援を行ってまいります。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

令和7年8月7日に、やもと転作組合連絡協議会・転作部会鳴瀬支部の大豆現地検討会が開催されました。

検討会では、矢本・鳴瀬地区の5つのほ場を巡回し、今年の生育経過や今後の栽培管理について確認しました。記録的な高温と降雨がない期間が続いているため、暗渠管を閉めるなどの水管理の工夫や、ハダニ・カメムシ等主要病害虫の防除について指導を行いました。また、宮城県で今年から本格的に栽培を開始している新品種「すずみのり」の特性や、農薬メーカーの除草剤展示ほ場の状態を確認しました。

当普及センターでは、令和7年産大豆の高品質・安定生産に向けて引き続き支援を行っていきます。

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

気仙沼市廿一(にじゅういち)地区では、清流「蔵の華」廿一会(会員12名)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社に全量販売しています。

7月23日に同地区において、「蔵の華」栽培の現地巡回を行い、全会員に対して生育状況の確認と今後の栽培管理についての助言を行いました。

併せて、県病害虫防除所から斑点米カメムシ類の注意報が7月18日発表されていたため、水田内のすくい取り調査も行いました。近年、発生量が増えているクモヘリカメムシも確認できたため、改めて斑点米カメムシ類の防除について指導し、注意喚起を行いました。

また、「蔵の華」は、7月下旬頃から出穂が始まるため、適切な水管理について指導するとともに、熱中症対策も注意喚起しました。

普及センターでは今後も酒米「蔵の華」の安定生産に向けて生育状況の調査等、支援を行います。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

登米管内の大豆栽培面積は約1400haとなっており、県全体の約15%を占めています。

7月25日、米山地区で現地検討会が開催され、生産者、関係機関約15名が参加しました。

最高気温37°Cの猛暑の中、8ほ場を巡回し生育を確認しました。6月上旬まで播種したほ場の生育は比較的良好でしたが、それ以降播種したほ場では、極端な少雨による出芽不良や生育の停滞が見られ、蒔き直しを行ったほ場もありました。

室内での研修では、病害虫防除と、水分不足の対策として「畝間潅水」について普及センターから説明しました。また、メーカーの担当者からは除草剤の体系処理や肥料の施用方法について説明がありました。生産者からは「厳しい気象条件だが、今生育している大豆はできるだけ生かしていきたい」との声がありました。

作物にとっては厳しい気象の年となっていますが、普及センターでは、継続して大豆生産への支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

令和7年7月24日に気仙沼市本吉町内で気仙沼金のいぶき協議会による現地検討会が開催され、生産者や関係機関等9名が参加しました。

「金のいぶき」生産ほ場を2か所視察し、今年の高温・少雨の状況の中でも順調に生育している状況を確認しましたが、今後の水不足による影響を心配する声がありました。

普及センターから、幼穂形成期以降の肥培管理について説明し、併せて出穂期以降の積算平均気温を目安とする刈り取り適期を把握するため、各生産者に出穂期の記録を依頼しました。

今後も、「金のいぶき」の高品質生産に向けた適切な栽培管理のための巡回指導を行っていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

令和7年9月5日、6日に宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されます。

それに向け、仙南地域では、令和7年7月11日に仙南地域和牛共進会が開催され、代表牛10頭を選定しました。

令和7年8月4日には、その代表牛を集め、宮城県総合畜産共進会でトップをとるための指導会が開催され、仙南地域共進会からこれまでの牛の管理でどの程度大きくなっているか、太りすぎていないかなどを確認し、今後の牛の管理を確認しました。

また、牛の調教指導員の守屋慶市氏から、本番当日に牛を良く見せるための牛の手入れ・扱い方、群出品の整列の仕方などを学びました。

今回の指導で学んだことを生かして牛の管理に注意を払い、宮城県総合畜産共進会でトップを目指したいと思います。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

表山田振興会館を会場に第一回表山田・三段田地区圃場整備事業推進会議が開催され、推進委員及び関係機関16人が参加しました。本会議は、「圃場整備事業」を円滑に進めるために設置されるもので、地権者や耕作者の要望を取りまとめ、事業計画を作成する自治体や土地改良区へ伝える役割を担い、工事、換地、営農の各専門委員会を設けて事業の計画立案や実施を進めていきます。

今回は気仙沼地方振興事務所農業農村整備部や気仙沼市市農林課から圃場整備事業の今までの話し合いの結果の再確認、県の事業採択決定の報告と今後の国審査の流れやスケジュール確認、各種委員会設置時期等について説明がありました。

参加された方々は「いよいよ、事業が動きだすぞ」と実感を持ったようでした。

普及センターでは、関係機関と連携しながら地域農業の発展を引き続き支援してまいります。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

令和7年8月1日に全国農業協同組合連合会東北営農資材事務所主催の「大豆難防除雑草対策実証ほ見学会」が開催され、生産者・関係機関等25人が参加しました。

実証試験は、アサガオ類の難防除雑草が繁茂し、減収や手取り除草が強いられている大豆ほ場において、「ラウンドアップマックスロード(除草剤)」及び「トレファノサイド乳剤(除草剤)+土壌混和」の組み合わせによる体系的な防除効果を検証しています。

県内5JAで10人の生産者が実証試験に取り組んでおり、今回、株式会社やまもとファームみらい野が会場になりました。

始めに、日産化学株式会社から昨年の実証試験の結果説明があり、続いて、亘理農業改良普及センターから大豆の生育状況を説明しました。最後に、株式会社やまもとファームみらい野から実証ほの耕種概要や玉ねぎ・大豆・秋冬ねぎの輪作体系を実現させるために大豆の難防除雑草対策に取り組んでいることが説明されました。

その後、実証ほに移動し、参加者全員で除草効果を確認しました。総括として、農研機構 浅井 雑草グループ長から「雑草が無く、体系防除の効果が出ている」とコメントがありました。

普及センターでは、今後も収益性の高い水田農業の展開を支援してまいります。

<連絡先>

宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

令和7年7月11日に、仙南地域畜産振興協議会主催の仙南地域和牛共進会が開催されました。4つの出品区に対し、管内から黒毛和種雌牛22頭が出品され、最優秀賞獲得を目指し競い合いました。

体尺測定による発育を調査し、月齢に応じた発育をしているかを評価するとともに、触診による栄養度判定を行い、太り過ぎていないかを確認しました。その後、全国農業協同組合連合会宮城県本部の審査委員3名が黒毛和種牛審査標準に基づき、体の幅や張り、体躯の移行やバランス、体と骨の緊り及び雌牛らしさ等について審査を行いました。

審査序列の結果により、第1区(若雌の1)及び第2区(若雌の2)から2頭、第3区(経産)から3頭、第4区(高等登録群)から2頭が9月に開催される県の総合畜産共進会(以下、県共)への出品が決定しました。

今後、集合指導会を行い、栄養度の管理、体躯の鮮明さや均称を注視し、県共での上位入賞を目指します。また、暑熱の厳しい時期ですので、出品牛も人も体調を壊さないことを意識しながら、県共で仙南和牛を披露できるよう関係者が連携し出品対策に取り組みます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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宮城の農業振興に向けて普及組織一丸となって取り組んでまいります。宮城の底力により,さらに農業が発展することを願っています。

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