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2024アビスパ福岡U-11,U-10韓国遠征
2024年08月08日 Thursday

2024アビスパ福岡U-11,U-10韓国遠征

7月18日(木) 1日目

博多港に10:30に集合した選手15名は、お見送りにきていた家族に出発の挨拶をして12:00に日本を発ちました。

18:30に韓国の釜山港に到着して、そこからバスを乗り継ぎ3時間30分移動となりました。道中では、高速道路のサービスエリアで夕食をとり、宿舎のある忠清北道南部の報恩郡に23:30に到着しました。

本日は、移動だけの活動となりましたが、初めての海外遠征でたくさんの初めてに触れる選手たちは、緊張や楽しみでいろいろな表情をしています。

長時間移動を終えて、難しいコンディションの中、明日からの試合でどれだけのパフォーマンスを出すことができるのか、初めてばかりの経験の中で、逞しく成長する姿をイメージして初日を終えました。


7月19日(金) 2日目

いよいよ大会が始まります!

「2024報恩STOVE LEAGUE FESTIVAL」

2024ポウンストーヴリーグフェスティバル

大会方式は、約12チームの中で交流戦を行います。

アビスパ福岡U-11は、UK FC、ハイドゥFC、IT’S Football、FC-Kと対戦することとなりました。

vs UK FC

1-7(0-2)(1-5) LOSE

韓国遠征の初戦。ここのレベルアップを目標に緊張した面持ちで臨みました。相手チームの体も大きくスピード感のある力強いプレーに圧倒され開始7分に先制を許してしまいます。その後も立て続けに失点し、0-3となった後半3分、意地を見せ得点を奪うことに成功します。しかし、その後、相手の個の力を前に対抗することができずに1-7で敗戦となりました。移動の疲れからか、体が重く良いパフォーマンスを発揮することができませんでした。

vs ハイドゥFC

4-1(2-0)(2-1)WIN

初戦を敗退で迎えた選手たちは、チームや個人の課題を抽出し、より良いパフォーマンスをするために自分たちで話し合いました。顔つきが変わった2試合目は、試合の入りから勢いよく自分たちらしさを発揮し攻守においてハードワークをしました。ペースを掴み始めた開始5分先制に成功します。その後も立て続けに得点し、終了間際には失点を許すも4-1で初勝利を飾ることができました。

朝食と昼食では、日本とは違う食事になかなか箸が進まず、その後のパフォーマンスに影響が出ることを感じた選手たちは、さらなる変化がみられるきっかけになりました。


7月20日(土) 3日目

3日目は、2試合を行い試合の合間には、2018年に世界遺産に指定された法住寺へと観光へ行きました。

vs IT’S Football(B)

3-0(3-0)

大会2日目。この日は朝から雨が降り続き、難しいコンディションの中での試合となりました。そんな中、選手たちは試合の入りから持ち味のハードワークを全面に発揮し、果敢にボールを奪いに行きます。前半12分には激しいボール奪取から先制に成功し、その後も立て続けに得点し、3-0で前半を折り返します。ハーフタイムに天候が悪化し、雷を伴う雨が降り続いたためそのまま試合中止となりました。

vs 清州FC-K(A)

8-6(2–5)(6-1)WIN

午前中の試合を不完全燃焼で終えた選手たちは、やる気に満ちた表情で試合に臨みました。しかし、相手のフィジカルとテクニックに翻弄され、開始2分、3分、10分と立て続けに失点を許します。その後、意地を見せ1点を返しますが、またもや数分で2失点を重ねますが、前半終了間際に得点し、2-5で前半を折り返します。このままでは終われないと意気込み選手全員で逆転を狙います。後半開始4分に得点することに成功した選手たちは流れに乗り、合計6点をとり逆転勝利を収めました。自然なガッツポーズやお互いを讃えあう様子が見られ、大きく成長した1試合となりました。

7月21日(日) 4日目

4日目は、韓国での生活や食事にも徐々に慣れ始め、1日を通して主体的に行動することができました。

vs IT’S Football(A)

5-2(3–2)(2-0) WIN

相手の組織的かつパワフルな攻撃に苦戦しながらも積極的にボールを奪いに行き前半をリードで折り返します。後半は、自分たちのボールを持つ時間を長くするために意図的なビルドアップをしようと臨みました。トライ&エラーを繰り返しながらも自分たちのペースで試合を進めることができ、合計5-2で試合を終えました。

vs 清州FC-K(B)

13-0(8-0)(5-0)WIN

自分たちのボールを保持する時間を長くすることとボール保持者に対するサポートの距離を意識して望んだこの試合は、ボールと相手を意図的に動かすチャレンジをたくさんしました。試合の中で試行錯誤し改善を重ねる選手たちは主体的で良い雰囲気でした。守備では今までやってきたハードワークを続け、無失点とし、13-0と点差をつけて勝利することができました。

7月22日(月) 5日目

5日目は、大会最終日で韓国遠征の悔いの残らぬよう気合いの入った表情で臨みました。

vs UK FC

今大会初戦1-7で敗れた強豪チームとのリベンジマッチで、この大会期間中に自分たちがどれだけ成長したかを計れる絶好の機会となりました。選手たちも自分たちの成長度合いを体感できるということもあり気持ちが全面に出ていました。前半開始早々、相手に一瞬の隙をつかれ先制を許します。このままでは終われない選手たちは、相手ゴールに果敢に攻め入り得点を奪い1-1とします。その後、相手の猛攻に遭い1-4と点差を離されてしまいます。しかし、1日目と違うのはここからでした。全員でお互いに声を掛け合い、ピッチ内やピッチ外からたくさん声が飛び交い勢いが増していきます。後半11分にPKを獲得し2-4とし、終了間際にも得点を重ね3-4とします。後一歩及ばず、3-4で試合が終了しました。

大会の全日程を終えた選手たちは、悔しい顔を見せながらも勇敢に戦った姿は逞しさがありました。

その後、釜山港へ向かい道中のLOTTE MALLや国際市場で観光し夕方に韓国を出発しました。

day6

7月23日(火) 6日目

前日移動を開始した選手たちは、たくさんの振り返りをし、当日朝7:00に博多港へ無事到着いたしました。

保護者の方々を見た選手たち、選手の姿を見た保護者たちはお互い安堵の表情を浮かべながら解散しました。

今回の韓国遠征を通して、選手たちは一段階レベルアップできました。普段とは違う環境の中、オフザピッチでは食事も徐々に慣れ、洗濯や移動もひとりひとりが積極的に行動し、一体感のある活動ができました。オンザピッチでは、体が大きくパワフルな相手に苦戦しながらも、ピッチ内でコミュニケーションを図りながら改善し、試合を重ねるごとに成長が見られました。この経験を今後の活動に活かし、選手、スタッフ一同さらなる成長ができるように励みたいと思います。

posted by: アビスパ福岡 | アカデミー | 14:00 | - | - | - | - |
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