| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
最近の記事
- ◆だいやまーく11月26日「東京2025デフリンピック閉会式」
- 「手話通訳者の労働環境等の実態に関する調査研究」について
- ◆だいやまーく11月24日「東京2025デフリンピック」陸上
- ◆だいやまーく11月21日「東京2025デフリンピック」水泳
- ◆だいやまーく11月21日「東京2025デフリンピック」テニス
- ◆だいやまーく11月19日「東京2025デフリンピック」卓球
- ◆だいやまーく11月19日「東京2025デフリンピック」デフリンピックスクエア
- ◆だいやまーく11月16日「東京2025デフリンピック」 柔道
- ◆だいやまーく11月15日「東京2025デフリンピック開会式」
- ◆だいやまーく11月14日「東京2025大会PRカー到着セレモニー!」
最近のコメント
- Robertlag on 「新しい手話通訳現場」に携わる人の交流会
- aki on 「優生保護法問題の政治的早期・全面解決を求める3.21院内集会」
- on JD(日本障害者協議会)障害者権利条約プロジェクト学習会
- on リーダー養成講座 in Zoom 【第2弾】
- on リーダー養成講座 in Zoom 【第2弾】
- tiktok on 愛知支部記念講演
- http://zanderglttr.pages10.com/Indicatoren-op-vlucht-geannuleerd-geld-terug-u-moet-weten-36068377 on 愛知支部記念講演
- 米田早苗 on 健康普及員オンライン研修
携帯URL
携帯にURLを送る
2013年2月12日 (火)
被災地における手話通訳者の養成講座 in 福島
1月26日、27日に福島県郡山市で「被災地における手話通訳者の養成講座」が行われ
事務局として参加しました。
昨年9月に宮城県、福島県、岩手県の3県で開講した本講座は、
オリエンテーション、4本のDVD講義とレポート作成を経て今回の2日間の講義と演習ですべて終了となりました。
岩手での講座の様子は、このブログで理事の米野さんが詳しく様子を紹介しておられますが、
私が参加した福島での講座の様子をお届けしたいと思います。
郡山では前夜から雪が降り続いていたようで、地元の方にも「こんな雪、1年に1回あるかないか」と言われ、
不安になりながら理事の森川さんと合流し講座スタートです。
郡山市は、福島県のちょうど真ん中にあります。
南はいわき市から、北は福島市からと遠い方は2時間かけてきてくださいました。
1日目は、東北福祉大学阿部先生による社会福祉援助技術の講義と演習です。
雪の様子を気にしつつ、でも、みなさん集中して取り組まれていました。
21_2
帰りに道路が凍結するかもしれないと、予定より少し早く講座は終了。
全通研から参加した理事の森川さんと私も、タクシーを呼んで帰ろうとしたのですが、、、
タクシーが来ない!! タクシー会社に電話もつながらない!!
強風で雪が舞い上がり、このまま会場で一夜を過ごすのかと不安になりましたが、
2時間後無事タクシーが来てくれました。
2日目、天候は回復しましたが、朝は道路の状況が悪いかなと心配していたのですが、
みなさんほとんど遅れることなく、講座がスタートしました。
少し見にくい写真ですが、アメリカでは、「支援」という手話をこうするのだそうです。
22
「この手話、いいですよね。支援をする側が優位にたつのではないんです」と森川さん。
2日目も講義、ロールプレイ、グループワークと大忙しの1日でした。
最後に理事の宮澤さんから、約5カ月にわたる今回の講座のまとめがあり、
受講者一人ひとりに修了証書が手渡され本講座は終了となりました。
「レポート作成は本当に大変だったけれど、修了できてよかった」とある参加者の方がおっしゃっていました。
受講者のみなさん、本当にお疲れさまでした。
23
2日目の会場近くの雪景色です。このときには雪もやみ、暖かな日差しがさしてきました。
会場に移動するタクシーの中で、降り積もった雪の様子を見ながら、
「東北の子どもは雪だるまとかつくらないのかな」「雪もそんなに珍しくないしね」
「京都だったら積もったら絶対手形とかつけますけどね」なんて話をしていたとき。
タクシーの運転手さんが「いや、子どもをね、なかなか外で遊ばせられないんですよ、
このあたりは放射線量が高くて」。
市外に避難をしている方がまだ2,000人もいること、公園で子どもが遊ばなくなり、
草が高くはえていることなどを話してくださいました。
これまでテレビや報道で見ていたはず、知っていたはずの事実なのに、
それと実際の生活とが結び付かなかった自分の想像力のなさになんだか腹立たしくなりました。
講座の休憩時間に、福島支部の事務局長間舩さんに「ぜひ福島の地方紙を買って帰ってください」と言われました。
帰りに駅で買って見ると、半ページ以上を使って福島県内の各地での放射線量の計測値が細かく掲載されていました。
「そうか、こういうことなんだなあ」と、改めて気付かされました。
今回の講座では、会場の準備や片づけ、いろいろなお心遣いなど地元のみなさんのおかげで無事終えることができました。
私もたくさんたくさん勉強させていただき、いろんな気付きをいただきました。
本当にありがとうございました。
(文・写真:井谷千英事務局員)
2013年2月12日 (火) 全通研理事・事務局員の講師活動 | 固定リンク
Tweet
「全通研理事・事務局員の講師活動」カテゴリの記事
- 兵庫支部研修会(2018年11月29日)
- 島根支部の創立30周年記念式典・祝賀会(2018年11月28日)
- 東北ブロック組織担当者会議2018(2018年09月03日)
- 2018年度ブロック別組織担当者会議 北信越ブロック(2018年07月24日)
- 東海ブロック組織担当者会議2018(2018年07月10日)